何度でも

2005年3月16日
小学館、一次面接で敗退。

本当はCancamを作りたくて、ってかCancamでなくても女性誌ならなんでもよかったんだけど、あからさまに「第一志望は編集です!ファッション誌がやりたいです!」って言うと、本気でそう思っててもそこらへんにいるバカ女子共と一緒にされる気がした。ってかそうだろう。(本当は自分もバカ女子なんだけど。)

だから私は営業希望で面接に臨んだ。小学館の一次は面接が15分×2回あるのだが、2回目の面接官は私の経歴(私は元チアリーダーである。)と、女なのに営業志望ってとこ見て不審そうだった。
「君は珍しいタイプだね。」だって。うむうむ、作戦通り。ってかチアリーダーだからミーハーだとでも思ってたのか。ばかめ。

どうせ小学館は希望部署書かせるけど、実際希望とは逆の部署に配属されることもザラらしい。だったら正直に書いてその他大勢と同じになるよりは、営業って書いた方が面白いし珍しいだろうと思った。

しかーーーーし!!やはり見抜かれたのだろうか…。
「なぜ営業なの?」と聞かれて、「正直最初は編集志望でした。」とか言っちゃったし、その後「編集に未練無いの?」って聞かれて「そこまで営業にも固執してませんので、もし編集に配属されても頑張ります。」みたいな事言っちゃったからなあ。よく考えると、ってかよく考えなくてもバレバレだったかもしれん。

マスコミってどこもそうだと思うんだけど、花形職種(出版ならファッション誌、テレビならドラマ制作、広告ならクリエイティブか?)を第一志望に挙げると、絶対に損な気がする。
自分のそれへの思いが本気か薄いかとかはあんま関係無くて、記念受験タイプのアホがそういう職種を挙げがちだから、向こうから見れば「ああ、またその他大勢の一人ね。」なんて思われて、早々に×を付けられそうではないか。

かといって、本当はやりたくもないのに、嘘の希望を言うのはどうなのかとも思い始めてきた。花形を希望するならいっそスッパリ割り切って、その他大勢とは違う動機を頭こねくり回して考えるべきだったのではないか。それがしたくないから、安易に営業に逃げていたのではないか。
最近思うのは、動機先に有りだということ。

小学館に入りたいために、相手に合わせてどうする。
それで実際入って本当に営業に回されたら悲劇だぞ、という事に気付いた。
自分がやりたい事があるからその会社を選んだのではないのか。
今更こんな簡単な事に気付くなんて…

夕べ「救命病棟24時」を見て、ドリカムの新曲に癒された。
「何度でも、何度でも、何度でも〜」のフレーズに。
そうだよなあ、何回落ちたってその度にこうして得られるものがあるんだよなあと思った。きっとまた何度も落ちるんだろうけど、諦めちゃだめだと諭された気分。

がんばろう、また明日から…

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