りん的ベンチャー論

2005年3月18日
久し振りのぽっかぽか陽気で、それだけでなんだか元気が出てくる一日だった。コート無しで歩き回れるって素晴らしい事だと思う。

昼からプラン・ドゥ・シーの一次面接。というよりグループディスカッションだった。
出かける時、母に「今日は何をやってる会社なの?」と聞かれて即答できずに困った会社である。ブライダルで検索したら出てきたんだけど、なんというか昔は名のある料亭だったような伝統あるハコ(今はもう使い物にならない)を買い取って、今風にアレンジ、「これぞ伝統とモダンのコラボレーション!って感じですよね」的レストラン経営をしてる会社?である。

っていうかこの会社、できたてで元気があるってのもあるけど、社員がやたらハイテンションで困る。私も仲間内ではかなりハイテンションで通ってるはずだけど、それでもかなり疲れるくらいだから半端ないハイテンション会社だ。

私は出版、化粧品、宝飾、ブライダルを中心に回ってるわけだが、ブライダル関係は所謂老舗が少ない。ホテルが片手間で結婚式やってた時代が終わりつつあるのが最近のことだから、提案型ハウスウェディングをメインにしてる会社は、どうしてもベンチャーに偏っているのが現状である。

ここで究極の選択、老舗かベンチャーかである。
私が回ったベンチャーの特徴として、全ての七面倒くさい問題は気合いでごまかしてる傾向がある。OG訪問で会ったベンチャー系ウェディングドレスショップのスタッフが、あまりに自社のいいことしか話さないから、「あの、できれば会社の厳しい面や辛い面もお聞きしておきたいのですが。」と言ってみたところ、「そんなもんはない。」と即答されたことがある。
無いのかよ!!
と思わずさまぁ〜ずの三村に変身してツッコミをかましたくなったが、まあそんな感じである。

はっきり言えるのは、ベンチャーは嫌いではないということだ。

年俸制を導入してる会社が多いけど、そういう実力主義はウェルカムであるし(競争大好き)、給料が少ないなんてよっぽどでなければ我慢する。(そりゃ食べていけない程じゃやだけど…)
それよりも「これからこの会社をよくしなきゃいけないんだー!」みたいな勢いを全ての社員が共有してる雰囲気が好きだ。
福利厚生は初めから期待してないし。

旦那がベンチャーだったら多少の不安は覚えるかもしれないけど、(つぶれるかもしれないし…)せっかく家族と恋人という後ろ盾があるんだから、ベンチャーで力一杯働くのも悪くなさそうな気がする。
というわけでプラン・ドゥ・シー、受かっててくれ…。

そうそう、今日は麻布十番の「THE TOKYO RESTAURANT」でランチを頂いた。もちろんプラン・ドゥ・シー様経営の再生型レストランである。面接会場はこのレストランの三階だったので、帰り際に勧誘されてランチ客にされる学生がうようよいた。もちろん会計は会社が…
なわけない。
これは作戦?だとしたら少し腹立たしい。でもとっても美味しかったからOKだ。久々に創作料理を堪能。サービスも嫌味が無くて最高だ。

彼氏と行こう、今度。(最近二人で美味しい物を食べに行ってないことに気付く。)

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