りん的自己分析其の二
2005年4月22日実は、某企業から内定を頂いた。
でも自己分析なるものをやめようと思わない。というか、ますます必要性が増した気がする。
久々に今まで書いた履歴を読み直してみた。…我ながら稚拙過ぎる。よくぞ今までこんなものを自信満々に世の中に公開していたものだ。自分でもちょっとびっくりしているが、内定を一社もらっただけでも、つまりは社会人予備軍になったわけで。そして社会人予備軍として自分の過去(つまりはこのBROGね。)を見直してみると、とてもアラが目立つ。
就職活動は、学生の古株として世の中を見るのではなく、社会人の新参者としてやるべきなのだ。いや、なんとなく知ってはいたけど、ここらへんがやはり自分は甘かった気がする。特に何日か前の「自己分析其の一」はあまりにも馬鹿で、今すぐ消してしまいたいが、これはこれでこういうアホな自分がいたことの証明なので、とっておくべきかもしれない。
まず会社そのものが、そもそも何のためにあるのか。
会社に就職しようとしてる人間なのに即答できなかった。これはまずい。今日母のために買ってきた「婦人公論」に衝撃的(まあ私にとってはって事ですが。良識ある大人はまあ知っている事でしょうね。)なコラムが載っていたので、忘れないうちに書き留めておこうと思う。
会社とはそもそも、「金は無いけどアイディアがある人」と「金があるけどアイディアが無い人」のためにあるものである。
会社の起源は古く大航海時代まで遡る。インドを経由して香辛料を得ていたヨーロッパに生まれたコロンブスは、「本当に地球が丸いならば、インドとは逆の方向から回って直接香辛料を取りに行けば、マージンが発生しないではないか!」という事に気付き、海を越える事を決意。しかしそんな金、一個人に集められるわけがない。そこでコロンブスは女王に相談!強力なパトロンを得て、海を越え、大成功を収めましたとさ。これがあの有名な東インド会社の始まり、会社の始まりである。
ううー。こんな事を理解しきってなくて、本当に歴史を勉強したといえるのか。ただ単純にコロンブスは新大陸を発見したんだ、という認識では、あってもなくても関係ない知識である。歴史は様々な切り口から考えなくてはいかんという事を再認識。
そして西洋の会社思想を日本は輸入した。江戸後期、この思想は大いに斬新とされたそうだが、時代が進むにつれて日本独特の「いじり」がなされ、会社は出資者と起業家の物だけではなくなった。幕藩体制を引きずる者たちの掃き溜めとなり、終身雇用制が誕生する。目的のために作られた会社がその目的を見失い、そこに所属し続けたいと願う者たちの受け皿に変わってしまうのだ。
天才(賛否両論あるだろうけど)と呼ばれるホリエモンは、誰から習わずともこのあたりを最初から完全に理解しているように思える。異端と呼ばれる彼の思想は、実はとてもシンプルかつ合理性のあるものなのではないかと思えてきた。急に。ちょっと読んでみようかな、著作を。
そんなわけで。
会社に就職するとはつまり、一起業家(コロンブスみたいなアイディアマン)に共感し同調し、目的を達成するためのお手伝いをする事である。夢のために就職とか、好きを仕事にしたいとかの理由がとっても馬鹿らしくなってきたぞ。
じゃあ私は内定先に同調できるのか。
それをこれから調べる。考える。「資本論」の概要だけでも読んでみるかな。今なら興味深く理解できそうな気がする。
でも自己分析なるものをやめようと思わない。というか、ますます必要性が増した気がする。
久々に今まで書いた履歴を読み直してみた。…我ながら稚拙過ぎる。よくぞ今までこんなものを自信満々に世の中に公開していたものだ。自分でもちょっとびっくりしているが、内定を一社もらっただけでも、つまりは社会人予備軍になったわけで。そして社会人予備軍として自分の過去(つまりはこのBROGね。)を見直してみると、とてもアラが目立つ。
就職活動は、学生の古株として世の中を見るのではなく、社会人の新参者としてやるべきなのだ。いや、なんとなく知ってはいたけど、ここらへんがやはり自分は甘かった気がする。特に何日か前の「自己分析其の一」はあまりにも馬鹿で、今すぐ消してしまいたいが、これはこれでこういうアホな自分がいたことの証明なので、とっておくべきかもしれない。
まず会社そのものが、そもそも何のためにあるのか。
会社に就職しようとしてる人間なのに即答できなかった。これはまずい。今日母のために買ってきた「婦人公論」に衝撃的(まあ私にとってはって事ですが。良識ある大人はまあ知っている事でしょうね。)なコラムが載っていたので、忘れないうちに書き留めておこうと思う。
会社とはそもそも、「金は無いけどアイディアがある人」と「金があるけどアイディアが無い人」のためにあるものである。
会社の起源は古く大航海時代まで遡る。インドを経由して香辛料を得ていたヨーロッパに生まれたコロンブスは、「本当に地球が丸いならば、インドとは逆の方向から回って直接香辛料を取りに行けば、マージンが発生しないではないか!」という事に気付き、海を越える事を決意。しかしそんな金、一個人に集められるわけがない。そこでコロンブスは女王に相談!強力なパトロンを得て、海を越え、大成功を収めましたとさ。これがあの有名な東インド会社の始まり、会社の始まりである。
ううー。こんな事を理解しきってなくて、本当に歴史を勉強したといえるのか。ただ単純にコロンブスは新大陸を発見したんだ、という認識では、あってもなくても関係ない知識である。歴史は様々な切り口から考えなくてはいかんという事を再認識。
そして西洋の会社思想を日本は輸入した。江戸後期、この思想は大いに斬新とされたそうだが、時代が進むにつれて日本独特の「いじり」がなされ、会社は出資者と起業家の物だけではなくなった。幕藩体制を引きずる者たちの掃き溜めとなり、終身雇用制が誕生する。目的のために作られた会社がその目的を見失い、そこに所属し続けたいと願う者たちの受け皿に変わってしまうのだ。
天才(賛否両論あるだろうけど)と呼ばれるホリエモンは、誰から習わずともこのあたりを最初から完全に理解しているように思える。異端と呼ばれる彼の思想は、実はとてもシンプルかつ合理性のあるものなのではないかと思えてきた。急に。ちょっと読んでみようかな、著作を。
そんなわけで。
会社に就職するとはつまり、一起業家(コロンブスみたいなアイディアマン)に共感し同調し、目的を達成するためのお手伝いをする事である。夢のために就職とか、好きを仕事にしたいとかの理由がとっても馬鹿らしくなってきたぞ。
じゃあ私は内定先に同調できるのか。
それをこれから調べる。考える。「資本論」の概要だけでも読んでみるかな。今なら興味深く理解できそうな気がする。
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