私はどうして会社に入りたいのか。
前回の続きから始めようと思う。

小さい頃から、大人になったら働くものだと思っていた。それはなぜか。周りの大人がみんな働いていたからだ。つまり働くという事は、大人と認められる上での必要条件であるという事だ。

しかし残念ながら、働いていない大人というものもやはり存在する。彼らは社会的拘束も無く、自由だ。だが同時に社会的権威と呼ばれるものも得られず、多くの還元(国からのね。)も得られない。

では私は社会的権威が欲しいから、会社に入りたいのか。確かにそれもあるようだ。でも多分それだけではない。

大人になるためには、義務教育を受けなければならない。これを受けずに大人になった人はいない。まあ不登校とか病気とかで学校に通えなかった人もいるだろうけど、一応名目上は小中学校を卒業している。

義務教育は基本的にお金がかからない。なぜか。国が私たちの未来に期待して、投資しているからだ。(私は富国強兵を唱える右派ではないです。念のため。)投資されたからには、それに報いる必要がある。つまり何らかの形で国に貢献しなくてはいけない。貢献できる位の知識と肉体の双方が備わった、それが大人になったという事だ。

現在、日本はびっくりする位不況の模様。それはなぜか。デフレーション状態だからだ。もっと言うと、デフレスパイラルという現象が未だに収まっていないからだ。

年金問題などで皆が日本の未来を明るく考えられない、だから将来のために貯蓄しようとする、そうすると消費は抑えられ、物が売れなくなる。物が売れないから企業はまた値段を下げる、そうすると企業の利益が減るから給料が減る、給料が減るとますます消費は抑えられる…。悪循環(デフレスパイラル)だ。

私たちは財布の紐をゆるめ、お金を使わなくてはいけないという事だ。私たちの財布からお金が流れ出て、市場に通貨が増えれば、お金の価値が下がって逆に物の価値が上がるはず。(インフレーション)

お金を使いたい。じゃあお金を稼がなきゃ。

私は自分と家族のためにお金を稼いでいいはずだし(権利)、日本のために消費活動を活発化させてお金を回転させねばなるまい(義務)。同時に会社に属して厚生年金を払う事で、更なる貢献をする事にもなる。

うむうむ。段々肉薄してきたぞ、私の中の真理に。

じゃあどこの会社でもいいではないか。でもどこでもいいわけではない。じゃあ、企業を選ぶポイントって?

これも次回。

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