最近全然更新してなかったけど、今日から復活。

一体なぜかというと、非常にありふれた理由ではあるが、書くことが無かったから。つまりここに書くようなことを考える思索の時間があまり取れなかったから。そしてさらにそれはなぜかというと、ここ一週間ずーーーーっとプレステをやっていたから。

一人っ子だったので、元々ゲーマーだった私。特に一人でもできるRPGがお気に入りで、さらに絵だの文章だのを書くのも好きだったので、小学校高学年〜中学時代は若干道を踏み外してたけど、まあ今となってはそれも美し…くはない思い出だ。

最近はハード機(余談だが、うちのファミリーコンピュータ本体はまだ稼働します)に埃がかぶる程ゲーム自体に触れていなかったけど、大人になった今になってストーリー性のあるRPGをやると、下手な小説より色々考える(プレイした後になって思うことだけど)こともあり。

ちなみにソフトはナムコの『テイルズ・オブ・エターニア』。スクウェアエニックスもいいけど、私はファミコン時代からナムコが好きだ。地味だけど良作が多い気がする。いわゆる王道RPGだが、「これ、ちょっと深いよなぁ」と思う台詞が多くあった。

小説や映画など、どんなエンターテインメントにも言えることだと思うけど、あまりにも見る目が肥えていてさらに年齢も重ねていたりすると、「批評家」の目で作品を見てしまうようだ。例えば小学生が見て「スカッとした!感動した!」と思える冒険アドベンチャーでも、小利口な大人が見ると、「CGが安っぽい。主人公の心境の変化の描写が甘い」などと感じたりするでしょう?

でもそれって確かにすごい(甘さを指摘できることは)ことだけど、実際にどちらが幸せなのかと考えたら、間違いなく小学生の方だ。

映画なども、ヤフーのレビューを見ると五つ星を付けている人もいるのに、「あんな作品は見る価値が無い」と言い切っちゃう人もいる。全ての人に受け入れられる作品というのはあるはずが無いけれど、辛口な視点を持っている上に「俺はちょっと映画にはうるさいよ」などと自慢に思っているのであれば、それはまてよと言いたくもなる。

結論を言うならば、私は今回のソフト(TOE)がとても楽しかったのである。

下らないと言えば下らない部類に入るゲームというジャンルだけど、そしてその下らなさを楽しめる素質を人より多く持っていると「オタクだ」と揶揄されたりもするけれど、でもそれって実は結構幸せなこと。成熟しきった大人は素敵だけど、"おもちゃ"でまだまだ楽しめる自分も結構好きだ。

でも今年23になるというのに、RPGのエンディングで涙流して馬鹿じゃない、という気も若干…した。

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