私は、「良い人ぶる」という癖が脳天からつま先まで染みついているので、何かにつけ中庸を好む。

「言わなくてもいいことを言うよね」と人に言われながらも、「でも極端な意見を言うことはないよね」と思われるよう調整しているのだ。極端に甲がいいと言うと、乙を好む人からの攻撃を受けるからだ。

幸い「どうしても甲(または乙)がいい!!」と思うことはあまり無いし。でも場合によっては甲が好きな人の前で「甲が好き」と言ってみたりする。しかしすぐその後に「え、私乙が好きなのに…」という人が出現したりして、焦るのだ。いつもいつも他人に迎合しているわけではないのだが、それ以前に物事の好き嫌いがイマイチはっきりしていないあたりに原因があるのかな。

こういうのは直したいところだと思うのだが。

つい最近も「おしゃれ頑張ってない人は嫌い」とうっかり書いてしまったため、よくわからない焦りを感じる羽目になった。

実際はどうなんだろう。好き嫌いを書く時はきちんと自己分析ができる機会でもあるので、この際真剣に考えてみよう。

……(考え中)。

うん、「好きではない」というあたりが一番正しいか。

(余談だけど、「嫌い」と「好きではない」を取り違えて後で厄介なことになるケースは私の人生で多い。このへんの微妙な判断ができるようになれば、今後大人に近づけるのかな。)

そしてもう一つ重要なこと。「甲が好きだ」と認識する場合、必ずしも「だから乙が嫌い」とはならないってこと。その逆も然り。人間がコンピューターと違ってすごく複雑な所以は、多分こういうところにあるんだろうなと思う。甲と入力してすなわち「乙はナシ」って出てきちゃえば、アンドロイドも簡単に作れるだろうに。

おっと。話がずれたけど、結局おしゃれを頑張るか頑張らないかなんてその人の問題だし、尊敬する友人いわくの「自分に決定権が無いことは気にしない」ってやつを適用するのがふさわしいかと。だからこそ「嫌い」ではなく、「好きではない」なのだ。

でもみんな第一印象で誰かを見るときはやっぱおしゃれしてる人の方が評価高くなるし、それはどうしてなのかと考えると、多分「自分に決定権が無いことではない」からだ。だってその人がおしゃれしてるかしてないかは、自分がその人を好きになるかならないかに関わってくる(それがどれくらい判断に食い込むかは個人差だけど)でしょう?

でもきっと忘れちゃいけないのは、おしゃれしてたからって後で評価がグンと下がることもあるし、逆におしゃれしてなかったけど後で挽回できるときもあるってこと。ぶっちゃけ今の彼氏は、二回目に会ったときも私の名前だけ覚えてなかったし。(あとで聞いたら格好が好きじゃなかったそうな。ひどいですねぇ。)

でもそれさえわかっておけば、おしゃれしてた方が何かと便利な気がする。多分。(名前も覚えてもらえるし…)

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