夏 孵化の季節
2005年7月29日久々に美容院へ。
衝動的に切りたくなって、速攻予約。肩より短くするのは高校卒業以来である。なんとなくスカスカして落ち着かないが、身軽になった気がして爽快。
そう言えば、今までの私は「なりたい髪型」というものが切る前にイメージされていて、それを再現するというのが常であった。そのイメージは雑誌のモデルのスタイルだったり、芸能人のものであったり、友達のものであったり。自分が似合うかどうかはとりあえず二の次で、まずそれを「真似したい」という気持ちが先立っていた。
私の髪は「多い・固い・太い」という三重苦を抱えており、必然的に長く伸ばすことが人より困難である。朝のスタイリングが私の貴重な時間をどれだけ浸食していたことだろう。でもどうにかして「なりたい髪型」にするために、私は手間暇を惜しまなかった。何年もね。
そもそも私のキャラは「守ってあげたくなる系」では決してないし、その割りにはいつもキュートな雰囲気をオーダーしていた気がする。ここ一・二年は華奢で愛らしい服装を好んでいたから、髪型もそれに合わせて巻いてみたりなんだかんだしていたけど、でもそれって私のキャラだったのかな。
などと思ったので、今日はいつもの美容師さんに短くしたい旨だけ伝えて、私のクセや頭の形を考慮してもらうということで全てお任せした。ちなみに私は彼(A氏・30歳)を全面的に信用している。いつも無理難題を申しつけていたけど、彼に頼んで失敗したことが無かったから。
そして完成したのが、ちょっと前下がりのストレートボブ。前髪はセンターパートにも横流しにもアレンジ可能で、短いけど応用が利く。そして何より最初に鏡を見て出たのが、「うわあ、私っぽい。」という率直な感想。
どのようなファッションが好きかと問われて「その人に似合ったスタイル」と答えるのは簡単だけど、実はこれが一番難しいと思う。似合っているということは、その人の顔や体型云々も重要だけど、いわゆる「キャラ」という要素が多く含まれるのだろう。ふわふわしてて優しい雰囲気のコならゆるゆるパーマが似合うかもだし、意志が強くてハッキリ意見を言うコならストレートの辛口ヘアがいいのかもしれない。
自分が着たい服とかなりたい髪型を追求するのが悪いと言いたいのではなく、本来の自分をないがしろにしてはいけないということ。自分がどうすれば一番気持ちよく生きていけるのかを考えるのは重要だし、見た目(服装とか髪型とかメイクとか)だってそれに準じていいはずだ。
あるべき理想に自分をすり寄せるのは私の必殺技だ。でもそろそろ現実に目を向けなくてはいけないのだろうと思い始めた22歳の夏である。
まずは簡単にできる見た目からね。
衝動的に切りたくなって、速攻予約。肩より短くするのは高校卒業以来である。なんとなくスカスカして落ち着かないが、身軽になった気がして爽快。
そう言えば、今までの私は「なりたい髪型」というものが切る前にイメージされていて、それを再現するというのが常であった。そのイメージは雑誌のモデルのスタイルだったり、芸能人のものであったり、友達のものであったり。自分が似合うかどうかはとりあえず二の次で、まずそれを「真似したい」という気持ちが先立っていた。
私の髪は「多い・固い・太い」という三重苦を抱えており、必然的に長く伸ばすことが人より困難である。朝のスタイリングが私の貴重な時間をどれだけ浸食していたことだろう。でもどうにかして「なりたい髪型」にするために、私は手間暇を惜しまなかった。何年もね。
そもそも私のキャラは「守ってあげたくなる系」では決してないし、その割りにはいつもキュートな雰囲気をオーダーしていた気がする。ここ一・二年は華奢で愛らしい服装を好んでいたから、髪型もそれに合わせて巻いてみたりなんだかんだしていたけど、でもそれって私のキャラだったのかな。
などと思ったので、今日はいつもの美容師さんに短くしたい旨だけ伝えて、私のクセや頭の形を考慮してもらうということで全てお任せした。ちなみに私は彼(A氏・30歳)を全面的に信用している。いつも無理難題を申しつけていたけど、彼に頼んで失敗したことが無かったから。
そして完成したのが、ちょっと前下がりのストレートボブ。前髪はセンターパートにも横流しにもアレンジ可能で、短いけど応用が利く。そして何より最初に鏡を見て出たのが、「うわあ、私っぽい。」という率直な感想。
どのようなファッションが好きかと問われて「その人に似合ったスタイル」と答えるのは簡単だけど、実はこれが一番難しいと思う。似合っているということは、その人の顔や体型云々も重要だけど、いわゆる「キャラ」という要素が多く含まれるのだろう。ふわふわしてて優しい雰囲気のコならゆるゆるパーマが似合うかもだし、意志が強くてハッキリ意見を言うコならストレートの辛口ヘアがいいのかもしれない。
自分が着たい服とかなりたい髪型を追求するのが悪いと言いたいのではなく、本来の自分をないがしろにしてはいけないということ。自分がどうすれば一番気持ちよく生きていけるのかを考えるのは重要だし、見た目(服装とか髪型とかメイクとか)だってそれに準じていいはずだ。
あるべき理想に自分をすり寄せるのは私の必殺技だ。でもそろそろ現実に目を向けなくてはいけないのだろうと思い始めた22歳の夏である。
まずは簡単にできる見た目からね。
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