華麗に盛大に

2005年9月13日
元カレと別れてから、普段聴かないような音楽ばかり聴いている。オレンジレンジもその一つ。

意外に知られていない(別に知らなくてもいいけど)が、私はバイトの休憩中もヘッドフォンを装着するほどの音楽中毒者。常に音が鳴っていると安心するタイプである。

そんな私だから、聴く曲と生活が妙にリンクしてしまい、昔よく聴いていた曲を別の場所で聴いたりすると、同時期に身の回りで起こっていた色々なこともセットで思い出してしまう。いいことも悪いこともね。

で、きっと何年か後に(その頃は幸せになっているかな。)、今聴いている曲をどこかで耳にしたら、やっぱり「大学四年の夏」に帰ってしまうのだろうな、という確信がある。

突然フラれて呆然自失になり、ふらふらとTSUTAYAに行って、適当に選んだのがオレンジレンジ(今更。私は人より三歩くらい遅れてるのだ、いつも。)の『musiQ』。

その中に「祭男爵」という曲があるのだけど、こんな歌詞である。

恋も遊びも華麗に盛大に
後悔だけはしたくない タテル限り
笑ってなきゃ申し訳ナイ
一度キリの自分の人生に

おかしいな。こうして書くと、案外普通の歌詞に見える。

音楽を聴いて「そうだよなあ。」と歌詞に共感することはいつもだけど、オレンジレンジみたいな若造(大して歳は変わらないが)たちにシンプルに大胆に訴えられると、

「ああ、だよね。」

という気になるから、不思議である。これは正直、不覚とも思えるのだが。といったらファンに失礼だろうか。

今秋、23になる。今まで元カレがいなくなったら死ぬのではないかとさえ思っていたけど、この若さで死んでどうする。最近は不思議と前向きになれる瞬間が多く、その度に思うのは、「ようやく人生面白くなってきたな。」ということ。

一度キリの自分の人生、恋も遊びも華麗に盛大にぶっぱなしてやる。とりあえず今後華麗に舞うための助走期間は終わったような気がするから、あとはなんとか上昇気流をつかまえるのみかもしれない。

どん底に突き落とされる失恋?上等だ。

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