How wonderful loving is!

2005年11月2日
夕飯(オムレツ)を食べながら所さんの番組を観た。

どこだかの夫婦というのが日本テレビにインタビューされていて。奥さんが旦那さんのどこを好きかと聞かれて、「昔はみーんな好きだったけど、今はみーんな嫌い!」と答えており。旦那さん本人の前であっけらかんと毒づけるあたり、むしろ愛があるなあと言えなくもないが、「そうか…。いつかはそうなるのだな…。」と、私は切ないようななんともいえない気持ちになって、オムレツに箸を刺したりしていた(行儀悪し)。

我が家の嫁姑問題というのもわりかし深刻で、母は「楽しいのはせいぜいあんたの歳くらいまで。女の運勢なんてね、今後下降していく一方よ。」などと、若さではちきれそうな私に水を差すかの如くイヤ〜なことを言うのだが、多分、母の予言は当たるだろう。

唐突に話は変わるが、今、『ピューリタンの末裔たち-アメリカ文化と性-』(研究者出版)という本を読んでいる。その冒頭に心打たれる文があったので、引用しよう。



「この問題は、水の流れがせき止められた時のようなものかもしれない。
ダムに水路がひらかれると、水は、本来の川の道を静かに流れるにまかされて
いた時よりも、もっと激しく流れ、もっと音をたて、そうぞうしく騒ぐ。
同様にして、悪はこの地でもっと厳しい法によってさし止められ、
本来流れたい通俗的な自由の道を流れることができないほどしっかり
見張られているので、あらゆるところに出口を求め、
ついに抜け口があるとあふれ出るのだ。」




私はとても真面目だと思うし(当社比)、敷かれたレールから道を踏み外さずに生きてきた。それが良かったか悪かったかどうかを、今は問題にしない。多分、私はダムの如く、自分の中に流れる水をせきとめて生きてきたのだ。

一体何が原因かは知らないけど(嘘。本当は知ってる。)、私の中の水はついにあふれ出てしまった。抽象的過ぎる?私は母の言うように「ピーク」を迎えているのだと思う。今が一番楽しい時期だろうと思う。「好きな人ができたばっかり」とか、そういう単純なことを言いたいのではない。そんな時期は今まで何度もあった。

登山に例えようか。私の人生が仮に80年だとして、死ぬ頃に山を下りるのだとすれば、今、ようやく頂上付近ではないかな。そして、山頂付近から頂ける壮大かつ美しい風景を初めて目にして、感激して、それが私の心のダムに穴を開けてしまったのだ。これから下山するからといって絶望しているわけではないのだが。上るときは必死で見えなかったものが見えてくるはずだからね。

とにかく、私は、山頂まであと一歩の場所にいる。だから、恥ずかしがらずに、山頂でしか見ることのできない景色を味わいたい。全力で味わいたい。「今」しかできないことをしたい。「今」しか人を無邪気に愛せないのなら、全力でぶつかって、全力で「愛してる」と叫びたい。そのうち夢みたいに消えちゃうなら、なおさら。

こんな文章を書けるのも、多分「今」だけだと思う。だからこそ、思った瞬間に書き留めておきたいな、と。すみません、書きます。すみません。

(しかし、何年か後に読み返したら、これは相当恥ずかしいんだろうね。それを承知で、もう下手な修辞をせずに「どん!」と書くけどさ↓)。

人を愛するって、素晴らしい。

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備忘。

●化粧水購入

基礎化粧品はイプサで揃えている。
それにしても化粧水(メタボライザー)5000円は、高い。
プチ財政難。

デパートの化粧品カウンターは本当に恐ろしい。
今日も「お客様のように目が大きい方は、まばたきの際に目にかかる負担が大きいから、早くからシワ対策をした方がいいですよ。」なんてウマイこと言いやがって、危うく「目元専用美容液」を買わされそうになった。こっちも「目が大きい」なんて言われたら悪い気しないではないか。

ただ、仕上げに付けてもらった新商品のリップはいい感じ。
「スキンビューティ・リップ N1」。3000円。チェケ。

OLになったら買おう(先だなあ!!)。



●世界の音楽シリーズ『コンドルは飛んでいく アンデスを聴く VOL.1』

100円ショップでゲット。
100円じゃなきゃCDなんて買わんて。いや、買えんて。

読書にはインストゥルメンタルが良い。これは効果(何の?)テキメン。
ケーナ、最高。飛べます。ビバ、ケーナ。
ビバ、100均。

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