THE SPECIAL NIGHT
2005年11月17日食材の上等な部分だけをちょっぴりつまむように、数多の中から「本当に話したい。」と心から思う人とだけたまに美味しいお酒を飲む、という交友関係が理想だなと思っている昨今(実際そんなわけにはいかないけど)。
本日は、最近親しくして頂いているおねえさんと飲み。
繁華街からちょっと離れた場所にある、落ち着いたワインバーにて。ナイフとフォークがあるだけで緊張してしまう私。粗相が無かったことを願う。初めて食べるレバーペーストに感動。とても美味しい。とにかく色々な話をした。以前から「二人きりで女同士の話をしたい。」と思っていただけに、念願叶って実現する"女飲み"にピッタリの話題を提供しようと、向かう途中の電車で色々考えていたのに、おねえさんの顔を見たら全部忘れてしまった。
「私、今まで何やってたんだろう!?」と思う出会いが恋愛にはある、という話が印象的だった。おねえさんも私と同じ位の歳の頃に、そういう人に出会ったそうだ。過去に付き合ったその方のことをさらりと「素敵な人だった。」と語る表情や物腰に、未来の理想型を見た気がした。
遅れて、マイ・ラヴァー登場。三人揃ってからは、社会人二名のお仕事の話を中心に。普段はあまり聞けない話だけに、興味深い。
おねえさんの仕事も、マイ彼の仕事も、具体的な業務内容は異なる。会社ももちろん違う。私は就職活動中に色々な「業界」を見て、どの「業界」が自分に合うのかをそれこそがぶり寄りで考えていたけれど、「ああ、社会は繋がっているんだ。」と、陳腐ながら知った。おねえさんもマイ彼も、なんちゅうのか、社会を動かす大きな歯車の"歯"として単体で働いているけど、同じスピードでゆっくり世の中を動かしているのだ。二人とも、それぞれ別の場所で。
私はいざ社会人になったら、自分の業務に手一杯になるのはわかりきっている。けれど、目の前の「お金」を動かすことのみに注目するのではなく、目の前の「お金」の奥でカラカラと回る社会の歯車を、ちゃんと見られるようになりたいなと、冷えた白ワインを飲みながら思った。自分で歯車を動かしたいという欲求は、残念ながらびっくりするほど無いけど、問題は歯車があることを意識しているか否かだと思う。意識できるようにしたい。二人のように。
私たちは、事実は小説より奇なり的出会い方をした三人だが、本来ならこの場にもう一人座っていてほしい方から、唐突に電話が(テレパシー!?)。
いつか、私が一人前の歯車の"歯"になる頃、四人で美味しいお酒を飲みながらもっと色々な話をしたいと思った夜だった。
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美貌ではなく、備忘。
●『女性の美しいマナー』(成美堂出版)購入。
目上の方と食事する機会が増えたのだが、自分が情けなくて、食卓に頭をガンガン打ち付けたくなることばかりである。このままでは、お里が知れる一方だ(実際、大したお里でないあたりが問題だが)。遺伝子の本を読んでいる場合ではない。
それにしても、正式な場であればあるほど男性は大変なのだなあ。「男性がいる場合は、男性にお任せしましょう。」という記述があまりにも多いぞ。
テーブルマナーを中心に、一通りのおさらいを。どうやら私は本当に「なってない人」だということが本を読んでますます判明し、今度は自室のデスクに頭をガンガン打ち付けたくなった。
目指せ、イイ女(泣きながら)。
●ボジョレー・ヌーヴォー解禁。
「ボジョレー・ヌーヴォーって結局、何?」と聞いてしまい、またしてもマイ・ラヴァーを困らせたのだが。
フランスのボジョレ地区で毎年採れるフレッシュなブドウ(ガメイ種)で作った、出来たてのワイン。それがボジョレー・ヌーヴォーだそうで。軽快で渋みがほとんど無くやさしい口当たりで、初めてでも飲みやすい。全世界一斉に、11月の第3木曜日の解禁日に飲めるようになるとのこと。ふむふむ。
本日いただいたものは「ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォーなんちゃらかんちゃら」らしい(後ろの方は聞き取れなかった…)。
本日は、最近親しくして頂いているおねえさんと飲み。
繁華街からちょっと離れた場所にある、落ち着いたワインバーにて。ナイフとフォークがあるだけで緊張してしまう私。粗相が無かったことを願う。初めて食べるレバーペーストに感動。とても美味しい。とにかく色々な話をした。以前から「二人きりで女同士の話をしたい。」と思っていただけに、念願叶って実現する"女飲み"にピッタリの話題を提供しようと、向かう途中の電車で色々考えていたのに、おねえさんの顔を見たら全部忘れてしまった。
「私、今まで何やってたんだろう!?」と思う出会いが恋愛にはある、という話が印象的だった。おねえさんも私と同じ位の歳の頃に、そういう人に出会ったそうだ。過去に付き合ったその方のことをさらりと「素敵な人だった。」と語る表情や物腰に、未来の理想型を見た気がした。
遅れて、マイ・ラヴァー登場。三人揃ってからは、社会人二名のお仕事の話を中心に。普段はあまり聞けない話だけに、興味深い。
おねえさんの仕事も、マイ彼の仕事も、具体的な業務内容は異なる。会社ももちろん違う。私は就職活動中に色々な「業界」を見て、どの「業界」が自分に合うのかをそれこそがぶり寄りで考えていたけれど、「ああ、社会は繋がっているんだ。」と、陳腐ながら知った。おねえさんもマイ彼も、なんちゅうのか、社会を動かす大きな歯車の"歯"として単体で働いているけど、同じスピードでゆっくり世の中を動かしているのだ。二人とも、それぞれ別の場所で。
私はいざ社会人になったら、自分の業務に手一杯になるのはわかりきっている。けれど、目の前の「お金」を動かすことのみに注目するのではなく、目の前の「お金」の奥でカラカラと回る社会の歯車を、ちゃんと見られるようになりたいなと、冷えた白ワインを飲みながら思った。自分で歯車を動かしたいという欲求は、残念ながらびっくりするほど無いけど、問題は歯車があることを意識しているか否かだと思う。意識できるようにしたい。二人のように。
私たちは、事実は小説より奇なり的出会い方をした三人だが、本来ならこの場にもう一人座っていてほしい方から、唐突に電話が(テレパシー!?)。
いつか、私が一人前の歯車の"歯"になる頃、四人で美味しいお酒を飲みながらもっと色々な話をしたいと思った夜だった。
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美貌ではなく、備忘。
●『女性の美しいマナー』(成美堂出版)購入。
目上の方と食事する機会が増えたのだが、自分が情けなくて、食卓に頭をガンガン打ち付けたくなることばかりである。このままでは、お里が知れる一方だ(実際、大したお里でないあたりが問題だが)。遺伝子の本を読んでいる場合ではない。
それにしても、正式な場であればあるほど男性は大変なのだなあ。「男性がいる場合は、男性にお任せしましょう。」という記述があまりにも多いぞ。
テーブルマナーを中心に、一通りのおさらいを。どうやら私は本当に「なってない人」だということが本を読んでますます判明し、今度は自室のデスクに頭をガンガン打ち付けたくなった。
目指せ、イイ女(泣きながら)。
●ボジョレー・ヌーヴォー解禁。
「ボジョレー・ヌーヴォーって結局、何?」と聞いてしまい、またしてもマイ・ラヴァーを困らせたのだが。
フランスのボジョレ地区で毎年採れるフレッシュなブドウ(ガメイ種)で作った、出来たてのワイン。それがボジョレー・ヌーヴォーだそうで。軽快で渋みがほとんど無くやさしい口当たりで、初めてでも飲みやすい。全世界一斉に、11月の第3木曜日の解禁日に飲めるようになるとのこと。ふむふむ。
本日いただいたものは「ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォーなんちゃらかんちゃら」らしい(後ろの方は聞き取れなかった…)。
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