ザ・ピ〜ス!

2005年12月12日
昨日の日記。

旧友宅にお呼ばれ。

10年来の友だち(近所在住。)のお宅で、晩ご飯をご馳走になる。これぞニッポンのおかあさんです!的ママンの手料理は、毎回ウマイ。死ぬほど唐揚げを食べる。「どんどん食べてね。」と言われるままに食べる。

彼女は中学・高校と一緒なのだが、気付いたことがある。10年間イヤっちゅうほど遊んだのに、二人でどこかに食事に行ったことがまるで無い。いつもどちらかの家に集合して(必ず13時に)、日が暮れるまで喋って、それだけ。それでも帰る頃にはまだ喋り残したことがあるような気がして、いつも別れ難い。

10年間誕生日プレゼントをあげ続けているので、今年の分(2ヶ月遅れだが)を頂戴する。彼女とは多分一生付き合うのだろう、そうありたい、と柄にも無く真剣に思った。

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今日の日記。

昨夜は電話で「俺が如何にカレーを愛すか」について30分以上聞かされてから就寝したため、脳みそまでカレー色になってしまった。タマネギとニンニクのみじん切りの幻を見ながら、ふらふらと起床。

今朝は3週間振りのアルバイトなわけで(卒論のために休みを頂いていた)。私が四季の移り変わりを意識するのは、必ず早朝四時半だ。目覚めて外がうっすら明るければ、「夏が近いな。」と思う。今朝は真っ暗。「師走だな。」と納得した瞬間、寒くて死にそうな事実に気付き凍える。感傷に耽る暇もありゃしない。

宵っ張りで寝坊助の私が、なぜこんな過酷なバイトを2年近く続けているかというと、"早朝"という世の中から取り残されたような時間を、ちょっといいな、と思ってしまったからかもしれぬ。始発間もない電車には私以外誰も乗っていないこともしょっちゅうで、そういうときは「25時」の存在を教えてくれた友人のことを思い出す。人間の体内時計はもともと25時間で、それを私たちはムリヤリ24時間に調節しているという話。

彼女は高校の文集にこの話を寄稿していて、私はその数年後に、同じ「25時」の話を山田詠美の短編集で発見する。だから余計に印象に残っている。

誰もいない電車の4両目(私はいつもこの車両に乗る。)の座席と座席の間に立って進行方向を見ると、なぜか毎朝開け放されたままの車両間の繋ぎ目の向こうに運転席が見えて、不思議な気持ちになる。振り向いても誰もいない。ずんずんと突き進む電車の中で一人きりという奇妙な感覚は、私に、体のどこかに削られて残った「1時間」を思い出させる。それがどんな意味を持つ「1時間」かと聞かれると困るのだけど。

外国のお客が多い我が店では、バイリンガル(大阪弁・千葉弁の2カ国語を操る)の私が大活躍する。今日もうっかり「めい・あい・へるぷ・ゆ〜?」と聞いたら、「ワッチュハヴァなんちゃらかんちゃらでばぁ〜?」とか言われちゃってまったくわけがわからなくて、冷や汗をかいた。が、意外と通じるものである。

昨夜のカレー・トークのせいでカレーが食べたくなったので、就業後にラーメン屋に寄り、とんこつラーメンを食す。このラーメン屋、大好きなのにほぼ1年振り。「アブラ多め、中盛り」にするか、「アブラ普通、大盛り」にするかで一人悶々と悩む。

そうそう、私は何でも大量に食べることで有名ではあるが、「好物」って何なんだろう?とちょっと気になってしまった。マイ・ラヴァーには「鳥の唐揚げだよ。」などと言ってしまったけど、今思うとあまりイケてなかった。でも事実だから仕方ないし。よく考えると、こってりとんこつラーメンも相当好きだ。あとは生モノ(とろサーモン、ユッケなど)も好きだな。内臓(砂肝、ハツなど)にも弱い。嗜好を再確認。

卒論のせいで体がオーバーヒート気味なので、お馴染みの"中国から渡来した仙人"に会うために、地元の気功整体院へ。母の回数券を拝借。痛いような、くすぐったいような、とにかく40分間フルに苦しい。コリをほぐされていると頭がクリアになって、どうでもいいことを思い出す。今日もなぜか『らんま1/2』の面白かったシーンを思い出して一人でおかしくなっちゃって、笑いを堪えるのに苦労した。くすぐったくておかしいのか、想像がおかしいのか、わけがわからなくなる。

今日は平和ナリ。

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