2月2日の雑感

2006年2月2日
久々の一日オフ。

職業欄に記入する機会があったら、「学生」と書くより、絶滅職種の「家事手伝い」と書いた方が正しいような気がする昨今。社会人なら「月〜金:仕事、土日:オフ」という区切りがしっかりなされるところだが、私のような身分だと、バイトやら、料理教室やら、なんやかや、と毎日のようにちょこちょこと出かけるので、「丸々オフ!」という日が実は少ない。

今日は、ひねもす、お家でまったり。


●掃除と運勢。
こんな日じゃない限りあまりできない場所を綺麗に。洗面所や、トイレ、玄関の三和土など。

私は、星占いと細木数子はあまり信じないけど、おばあちゃんの知恵袋的な風水に関しては、それなりに意識している。たとえば、トイレを綺麗にしていればお金が貯まる、とか、清潔な水回りには神が宿る、など。「やった!昨日トイレ掃除したから、臨時収入!」などという体験は残念ながら一度も無いけど、汚いよりは綺麗にしておいた方がいいことありそうな気がする。

美輪明宏も「美しい部屋から美が生まれるのです。」と言っているらしい。これは気のせいではなく、本当の話だと思う。美、というとあまりに抽象的だけど、落ち込んでるときに部屋が散らかってたらますます凹むし、要は、ちょっとした気の持ちように住環境は多大な影響を及ぼしているはずだ、ということ。最近仕事がイマイチだなと思う人は、気休め程度ではあるが、部屋を掃除すると良いだろう(←母の受け売り)。

とはいっても、水アカを取り除く作業はイマイチ好きになれない。


●不言実行のピンポイント。
「私、こんなことをわざわざやってるのよ!」と言いながら女っぷりを上げている人は、正直、あまり魅力的じゃない(気がする)。

たとえば、アイシャドウのチップやファンデーションのパフなどは、こまめに洗う人とそうでない人が別れるところだろう。それを頻繁に清潔にしているからといって、「私、ちゃんとこういうの綺麗にして、大切に使ってるんだー。」と人に言うのもね。何も言わず、何も語らず、こういう生活の枝葉の部分まで意識を行き届かせ、きちっとこなし続ける女性に憧れる。

でも、たまには、褒めてほしい。(←駄目じゃん。)


●りん流ピラフ。
ニンジン、ピーマン、タマネギ、(マッシュルーム)、(ツナ)
ビーフコンソメ、白米、バター

米は最初にといでおく。ニンジンはサイコロ状に、ピーマンは色紙切り、タマネギはみじん切り。炊飯釜にお湯(米と同程度)を入れ、コンソメを溶かす。その上から粗塩少々。切った野菜をバターで炒めて軽く塩・こしょう→コンソメ味の湯の中に。野菜を炒めたフライパンに再びバターを落として、バターライスを作ったら、同じように釜に入れて、炊飯。

当たり前だが、炊飯の時間を考慮するので、普段より早めに作り始める必要がある。

悲しいのは、それなりに手間がかかる割に、献立の上ではただの「飯」に過ぎない、ということ。ステーキ(ただ焼くだけ!)などと組み合わせれば大したことはないが、メインが手の込んだものの日は、「飯」にまで時間をかけると、疲れていけない。ぐったり。


●ヨースタイン・ゴルデルの『ソフィーの世界』(NHK出版)を読む。
こんな重い本(700ページ近くある)を、先日の浅草デート中に買ってしまった。本体価格¥2500が、なんと¥750! ビバ、古本屋!

高校時代、リーディングの授業中にテキストで扱って以来、ずっと読んでみたかった本。というのも、私は倫理が大好きで、高校に入って初めて倫理の授業を受けたとき、「私が学校で教えて欲しかったのは、こういうことだよ!」と、いたく感動したからだ。比較的すぐに役立つ勉強(算数とか英語とか)はまったく不得手で早々と諦めた私だが、倫理だけはテスト勉強も苦じゃなかった。

14歳のソフィーの元に、ある日、「あなたは誰?」と書かれた不思議な手紙が届くところから、物語は始まる。

翻訳本なので若干の違和感はあるが、ただでさえ理解しにくい「哲学」を扱っているのに、原本を読んだらますますわけがわからないだろう。ま、「哲学」関係に限らず、外国語文献は読まないけど。(読めない、ともいう)。

私はソフィーだ。

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