りんの日本脱出記 〜時差ボケボンジョルノ編〜
2006年2月12日コメント (2)
羽田空港・第二ターミナルにて友人たちと合流。
旅行の手配をしてくれたリーダー格のミキティが一番乗り。続いて、私。少々遅れて、のんびり屋さんのまゆげ。最後に、Qooが彼氏を引き連れて登場。そうか、女の子のスーツケースは彼氏に運んでもらうものだったのか…と知る。
今回のフライトは、まず羽田から国内線で関西空港へ。関空からルフトハンザ・ドイツ航空でフランクフルトを経由し、ローマへ。到着予定は現地時刻の深夜。未だに時差と日付変更線の関係がよくわかっていないのだが、要は、本来の一日がものすごく長くなってしまうということらしい。時差ボケすら楽しみだと言ったら不謹慎だろうか。
税が免除されるという素晴らしいお店に、「ゲート一つしか隔ててないのになぜ?」という疑問を吹っ飛ばす勢いで連行される。カピカピになったマスカラにスポイトで水を入れて使っていると言ったら皆に叱られたので、まだ日本だというのにいきなり戦利品をゲット。ヘレナ・ルビンスタインのウォータープルーフマスカラ。初ヘレナ。免税店で化粧品を買ったという「それっぽい」行為が嬉し恥ずかしで、ついオロオロしてしまった。
生まれて初めての国際線にて。
海外慣れしている友人たちの粋な計らいで窓際に座らせてもらう。リアス式海岸が地図で見るみたいにハッキリそれとわかるよ、と感動。雲の間を通り抜けるときに期待していたのは、『風の谷のナウシカ』みたいにぼふっと音がするのかな、ということ。実際は、一瞬煙って終わり、というなんともつまらないもの。そういえば、私が物心ついてから初めて飛行機に乗ったのは、大学二年の夏に沖縄に行ったときだったなあと思い出すも、どうして私が窓際に座れなかったかは、あまり思い出したくないエピソードによる。なんにせよ、飛行機が揺れるのも楽しいし、水滴が窓につくのも楽しいし、スチュワーデスさんが外国人というのも楽しい。機内食が二回も出ると聞き、「こんな乗せていただいて、さらにゴハンまで出していただいて、申し訳ないねえ。」という気持ちを語ったら「りん、田舎者っぽいよ。」というキビシー指摘をQooから受けてしまう。
経由地のフランクフルトにて。
全部が全部ドイツ人じゃないとは思うけど、やたらお腹の出た人が目立つ。まだ若いのに、という人もお腹だけは出ている。いわんや、オジサンをや。その原因についてまゆげと議論。これはもしかして、ってか、もしかしなくてもビールのせいではないか?という結論に。こんなところでいきなり日本を思い出すことになった。
ドイツを発って、いよいよイタリア・ローマへ飛ぶ。窓から見るドイツの街の灯はなんともいえない橙色だ。上空何千メートルか知らないけど、上から見ればどこの国も同じように見えるかと思いきや、日本とはどこか違う。灯の分布具合?いやいや。わからない。わからないけど、綺麗だ。
機内食が出るのはありがたいことだが、食べたいときに食べたい量が出てこないことが辛い。ただでさえ大食漢の私なのに、ゴハンが配られているときに限ってうっかり寝てしまうことが多く、後からスッチャんに「ゴハン、ゴハン、クレ。」と言うハメに。そして、一人分では足らず。ひもじいよう、と騒いでいたら、「おにぎりとか用意してあるはずだから、聞いてみなよ。」という指示を受けたので、挑戦。「コーヒーと紅茶どっちがイイ?」と聞かれたので、「飲み物はいいから飯が食べたい。」と言ってみたものの、私の英語じゃ埒があかない。「そうだ!I want a riceball!」と言ったら、オ〜ウ、というリアクションと共になにやら早口で言われる。「なんて言ったの?」と隣のQooに尋ねたら、「たぶん…、好きにしなよ、っていう意味だと思う…。」と告げられ、撃沈。
その後、トイレに並んでいたら、控え室(?)にブロンドのスチュワーデスさんがいたので、もう一度「Do you have something eat?」と言ってみる。今度は通じたらしい。案の定おにぎりが用意してあったので、昆布味をいただく。そのうちこの昆布味すら懐かしくなるのだろうか。それにしても、今日だけで三回も「ゴハン、クレ。」と言ってしまった。この先が思いやられる。
深夜、ローマに到着。初めて降り立つ外国の地は、わりとフツウ。明日以降どんな感動が待ち受けているのか。ワクワクしながら、ホテルにて就寝。
旅行の手配をしてくれたリーダー格のミキティが一番乗り。続いて、私。少々遅れて、のんびり屋さんのまゆげ。最後に、Qooが彼氏を引き連れて登場。そうか、女の子のスーツケースは彼氏に運んでもらうものだったのか…と知る。
今回のフライトは、まず羽田から国内線で関西空港へ。関空からルフトハンザ・ドイツ航空でフランクフルトを経由し、ローマへ。到着予定は現地時刻の深夜。未だに時差と日付変更線の関係がよくわかっていないのだが、要は、本来の一日がものすごく長くなってしまうということらしい。時差ボケすら楽しみだと言ったら不謹慎だろうか。
税が免除されるという素晴らしいお店に、「ゲート一つしか隔ててないのになぜ?」という疑問を吹っ飛ばす勢いで連行される。カピカピになったマスカラにスポイトで水を入れて使っていると言ったら皆に叱られたので、まだ日本だというのにいきなり戦利品をゲット。ヘレナ・ルビンスタインのウォータープルーフマスカラ。初ヘレナ。免税店で化粧品を買ったという「それっぽい」行為が嬉し恥ずかしで、ついオロオロしてしまった。
生まれて初めての国際線にて。
海外慣れしている友人たちの粋な計らいで窓際に座らせてもらう。リアス式海岸が地図で見るみたいにハッキリそれとわかるよ、と感動。雲の間を通り抜けるときに期待していたのは、『風の谷のナウシカ』みたいにぼふっと音がするのかな、ということ。実際は、一瞬煙って終わり、というなんともつまらないもの。そういえば、私が物心ついてから初めて飛行機に乗ったのは、大学二年の夏に沖縄に行ったときだったなあと思い出すも、どうして私が窓際に座れなかったかは、あまり思い出したくないエピソードによる。なんにせよ、飛行機が揺れるのも楽しいし、水滴が窓につくのも楽しいし、スチュワーデスさんが外国人というのも楽しい。機内食が二回も出ると聞き、「こんな乗せていただいて、さらにゴハンまで出していただいて、申し訳ないねえ。」という気持ちを語ったら「りん、田舎者っぽいよ。」というキビシー指摘をQooから受けてしまう。
経由地のフランクフルトにて。
全部が全部ドイツ人じゃないとは思うけど、やたらお腹の出た人が目立つ。まだ若いのに、という人もお腹だけは出ている。いわんや、オジサンをや。その原因についてまゆげと議論。これはもしかして、ってか、もしかしなくてもビールのせいではないか?という結論に。こんなところでいきなり日本を思い出すことになった。
ドイツを発って、いよいよイタリア・ローマへ飛ぶ。窓から見るドイツの街の灯はなんともいえない橙色だ。上空何千メートルか知らないけど、上から見ればどこの国も同じように見えるかと思いきや、日本とはどこか違う。灯の分布具合?いやいや。わからない。わからないけど、綺麗だ。
機内食が出るのはありがたいことだが、食べたいときに食べたい量が出てこないことが辛い。ただでさえ大食漢の私なのに、ゴハンが配られているときに限ってうっかり寝てしまうことが多く、後からスッチャんに「ゴハン、ゴハン、クレ。」と言うハメに。そして、一人分では足らず。ひもじいよう、と騒いでいたら、「おにぎりとか用意してあるはずだから、聞いてみなよ。」という指示を受けたので、挑戦。「コーヒーと紅茶どっちがイイ?」と聞かれたので、「飲み物はいいから飯が食べたい。」と言ってみたものの、私の英語じゃ埒があかない。「そうだ!I want a riceball!」と言ったら、オ〜ウ、というリアクションと共になにやら早口で言われる。「なんて言ったの?」と隣のQooに尋ねたら、「たぶん…、好きにしなよ、っていう意味だと思う…。」と告げられ、撃沈。
その後、トイレに並んでいたら、控え室(?)にブロンドのスチュワーデスさんがいたので、もう一度「Do you have something eat?」と言ってみる。今度は通じたらしい。案の定おにぎりが用意してあったので、昆布味をいただく。そのうちこの昆布味すら懐かしくなるのだろうか。それにしても、今日だけで三回も「ゴハン、クレ。」と言ってしまった。この先が思いやられる。
深夜、ローマに到着。初めて降り立つ外国の地は、わりとフツウ。明日以降どんな感動が待ち受けているのか。ワクワクしながら、ホテルにて就寝。
コメント
今度みやげ話をお聞かせください。
ありがとうございます!実を言うと、最終日に「無事」とは言えない危機に瀕したのですが、とりあえず帰ってこれたので、ホッ、という感じです。
ええ、今度、ぜひ色々聞いてくださいませ。