りんの日本脱出記 〜エピローグ〜
2006年2月21日コメント (2)ついにフランスを発つ日が来た。夕べの「パリ事件」(と命名。)で心身共にぐったりなので、早くオウチに帰りたいところだ。
本日はゆっくりホテルで朝食を、と思っていたが、四人ともそんな元気は無く。私以外の三名は集合ギリギリまで睡眠を優先。私は、買い置きしておいたチョコレートのムースとオレンジをむしゃむしゃ。オレンジ、苦い。
私のスーツケースは父の妹(私にとっては叔母)から借りたもので、かなりの年代物。そのせいか、重い。荷物の重さが20?を超えると約7000円の料金がかかるとのことで、なんとか20?以内におさめなければ、と試行錯誤。そもそもが重いので全然ダメ。しかも私の買ったお土産は液体ばかりで、わーこれを全部入れたらどうなるんだーと、重いものはすべて手荷物にする羽目になる。しかも備え付けのキャスターが壊れかけているので取り外し可能なキャスターを新たに取り付けたはいいが、積み込みの際に取れて無くなるかもしれないからいちいち外せ、という伝令。ショルダーバッグを含め、手荷物が四つになってしまった…。あひー。
成田の数倍の広さというパリの空港へ。
「彼氏の分ばっかり買いすぎじゃ!」と罵られるほどに人のお土産ばかり買ってしまった私(だって自分のを選ぶより楽しいんだもん。)と対照的に、ミキティは彼氏に小さいクッキー×1(しかも「これでいいや。」と言っていた…。)。Qooはちっちゃい『サモトラケのニケ』があれば買ってやると言っていたけど、結局見つからなかった上に所持金も尽きていたのでどうしたことやら。まゆげは「ヤバイ…。○○くんの分、買ってない…。」と言い出し、余った小銭とカードを駆使し空港で購入することに。ううっ、涙が出ちゃう。
とはいってもお土産はやはり少ないに超したことはない。ふひー、はひー、と、パリでも、経由地フランクフルトでも、成田に着いてからも大騒ぎ。何しろ初・海外旅行という事実が嬉し過ぎて各方面に吹聴しまくったのがそもそもの原因だ。ま、この苦労も、渡す瞬間の笑顔の代償だと思えば安いものだろう。
母にはイタリア製皮の手袋、父にはヴェネツィアの食前酒、祖父には老舗『ペック』のチョコレート、祖母にはスカーフとジャム、父方の祖母にはやはりジャムとヴェネツィアンレースのハンカチ、スーツケースを借りた叔母さんにはヴェローナ産ハート型パスタとパスタソース三種セット、バイト先にはイタリアのお菓子詰め合わせ、そのほかにも各所に色々あるが、あとは内緒。うっふふふ。
今回の旅行の総括をば。当初の目標だった「ホームシックにならない。」というものはあっさり挫折。私が一番日本を恋しく思っていたことは間違いない。もう一つの「おなかを壊さない。」は若干便秘気味になったことを除けば、まあまあ達成か。しかも人の分まで食べていたのだから敢闘賞だ。次回(あるのか?)の海外旅行の目標は、土地の物を食べても変わらず強靱な肉体を維持し続けることだ。
久々に日本に帰ったら何をしようか、と、飛行機の中で考える。まずは湯船にたっぷりとお湯をためてゆっくり入浴しよう。あつーいお味噌汁と一緒にほくほくのゴハンを食べよう。
ただいま、みなさま。
本日はゆっくりホテルで朝食を、と思っていたが、四人ともそんな元気は無く。私以外の三名は集合ギリギリまで睡眠を優先。私は、買い置きしておいたチョコレートのムースとオレンジをむしゃむしゃ。オレンジ、苦い。
私のスーツケースは父の妹(私にとっては叔母)から借りたもので、かなりの年代物。そのせいか、重い。荷物の重さが20?を超えると約7000円の料金がかかるとのことで、なんとか20?以内におさめなければ、と試行錯誤。そもそもが重いので全然ダメ。しかも私の買ったお土産は液体ばかりで、わーこれを全部入れたらどうなるんだーと、重いものはすべて手荷物にする羽目になる。しかも備え付けのキャスターが壊れかけているので取り外し可能なキャスターを新たに取り付けたはいいが、積み込みの際に取れて無くなるかもしれないからいちいち外せ、という伝令。ショルダーバッグを含め、手荷物が四つになってしまった…。あひー。
成田の数倍の広さというパリの空港へ。
「彼氏の分ばっかり買いすぎじゃ!」と罵られるほどに人のお土産ばかり買ってしまった私(だって自分のを選ぶより楽しいんだもん。)と対照的に、ミキティは彼氏に小さいクッキー×1(しかも「これでいいや。」と言っていた…。)。Qooはちっちゃい『サモトラケのニケ』があれば買ってやると言っていたけど、結局見つからなかった上に所持金も尽きていたのでどうしたことやら。まゆげは「ヤバイ…。○○くんの分、買ってない…。」と言い出し、余った小銭とカードを駆使し空港で購入することに。ううっ、涙が出ちゃう。
とはいってもお土産はやはり少ないに超したことはない。ふひー、はひー、と、パリでも、経由地フランクフルトでも、成田に着いてからも大騒ぎ。何しろ初・海外旅行という事実が嬉し過ぎて各方面に吹聴しまくったのがそもそもの原因だ。ま、この苦労も、渡す瞬間の笑顔の代償だと思えば安いものだろう。
母にはイタリア製皮の手袋、父にはヴェネツィアの食前酒、祖父には老舗『ペック』のチョコレート、祖母にはスカーフとジャム、父方の祖母にはやはりジャムとヴェネツィアンレースのハンカチ、スーツケースを借りた叔母さんにはヴェローナ産ハート型パスタとパスタソース三種セット、バイト先にはイタリアのお菓子詰め合わせ、そのほかにも各所に色々あるが、あとは内緒。うっふふふ。
今回の旅行の総括をば。当初の目標だった「ホームシックにならない。」というものはあっさり挫折。私が一番日本を恋しく思っていたことは間違いない。もう一つの「おなかを壊さない。」は若干便秘気味になったことを除けば、まあまあ達成か。しかも人の分まで食べていたのだから敢闘賞だ。次回(あるのか?)の海外旅行の目標は、土地の物を食べても変わらず強靱な肉体を維持し続けることだ。
久々に日本に帰ったら何をしようか、と、飛行機の中で考える。まずは湯船にたっぷりとお湯をためてゆっくり入浴しよう。あつーいお味噌汁と一緒にほくほくのゴハンを食べよう。
ただいま、みなさま。
コメント
欧米には行ったことがないですが、アジアは面白いでぞ。色々と難しい問題はありますが、中国は面白かったです。何たってバカみたいに料理が出てくる(笑) それと万里の長城はどこまで行っても続いています。「当たり前じゃんか」と思うかも知れないですが、行ってみると「続いている」と実感できますよ。飛行機で2時間半くらいだし、オススメ(笑)
中国はオススメって方、多いですねー。なるほど。参照します。