六本木のヴァージンTOHOシネマズにて映画鑑賞 with マイ・ラヴァー。

待ちに待った週末なので飛び起きる。「今日はデイトなの♪」と母に告げたら、「お母さんもデイトなの♪」と言い返される。たかがデートでこの浮かれよう。間違いなく親子だと確信。前日までハードワークをこなしていたマイ・ラヴァーから「待ち合わせ場所と時間は起きてから連絡します!」と言われたきり、連絡来ず。マイ・マザー’sダーリンは姿が見えない。お互い大変ね、と慰め合う母子。

待ち合わせは六本木駅。映画観る前に麻布〜六本木近辺を散歩しようね、と言っていたのに、マイ・ラヴァー寝坊のため、キャンセル。プンプン!(←さとう珠緒風に。) たまには強く言ってやるっぺ、はぁ、おりゃ黙ってられねえだけんが! と思わず方言まで(心の中で)飛び出しつつ待ちかまえていたのに、「スマン、スマン!」と走ってきたマイ・ラヴァーのさわやかスマイル(春の青空のようだ。)に誤魔化され、うやむやに!

さらに。

楽しみにしていた『ミュンヘン』は、なんと、前日で打ち切られており、急遽作戦変更。『THE有頂天ホテル』を観ることに。

次の回まで時間があるので、キャンセルになったはずの散歩が決行できることとなった(←怪我の功名?)。春陽気。青空。六本木ヒルズ。毛利庭園。ハチミツ入りのアイススターバックスラテ。こうしてるとフツウのカップルみたいだね、と、当たり前のことが妙にくすぐったい。「仕事以外で六ヒルに来たの初めてかも…。」と語る彼の"初めて"に同席できたこともくすぐったい。

テレビ朝日を迂回して、レジデンス×4を右手に、麻布十番方面へ。

港区は面白い。阿川佐●子が住んでいるという高級マンションの敷地では外国人の子どもが走り回っている(まるでマンションCMのような光景!)のに、そのすぐ裏手に戦前の木造家屋がぽつんと建ってたり。高級マンション、木造家屋、森タワー、灯籠、外国人大使館、寺。神にまつわる重要な施設は高台の岬に作られるらしい(byマイ・ラヴァー)。その隙間を縫うようにエイエイと開発されたこのエリアは、東京という街が意図せずに「東京」になった背景をそのままに残している、と思った。

その後、つつがなく映画鑑賞。

せっかくだから夕飯は麻布or六本木で、とプランニング。「このあたり(オサレなエリア)は詳しいの?」「そんなはずないだろ。」という話に心から納得し、じゃあどうしようかいな、と。六本木通りを延々歩いて、「このあたりなんだけどなー…たしか…」というカレー屋(またカレーかい!笑)を探しながら、「ねえ、六本木はどうして六本木って名前なの?」「えっ!?」「知ってそうじゃん。」「たしかに知ってそうだが…それは知らん。」「じゃあ秋葉原は?」「おお、あそこは昔、秋葉神社という神社があってだな、そこから秋葉原になったんだよ。」「ほら、知ってるじゃん!」などと話しつつ、結局タクシーで表参道方面へ。

表参道から少し外れた通りにあるうどん・そば屋にて。ネギぬた、胡麻ダレ豆腐、蟹餃子などをツマミにビールをぐいぐい→〆にうどん・そば、というスタイル。

私は気付いたことがある。蕎麦屋が好きだ。蕎麦も好きだが、蕎麦屋に共通する雰囲気が好きだと。居酒屋と違い、蕎麦屋は奥行きもあり空間を十分に使っている。が、一般的な洋風レストランとも違い、無駄に広い、という例が少ない。狭過ぎず、広過ぎず。そのバランスが絶妙なんだ。正方形(これは不思議と落ち着く)に近い店内で、「日本人で良かったねい!」と叫びたくなるような食べ物に囲まれて、私はとってもシアワセ。

帰宅後、F1・バーレーンGP観戦。

初めて観るF1。"ウィング"の角度で直線が得意かカーブが得意かが決まる、という話や、新チーム、スーパーアグリ・ホンダが参戦できたのは奇跡だ、という話を、ほほーん、と聞く。観戦後は、六本木ヒルズを題材にした写真集を眺めながらごろん。「写真って面白いよな。色々な情報が本当にたくさん詰まってる。」「たとえば?」「これは影が長いから夕方だ、とかね。」「こっちは?」「冬じゃないな。緑が多いから。」「これはどこかな?」「青山墓地が写ってる。これが246で、この灯りが渋谷だ。西方面だよ。」と話しつつ、スゴイなあ、色々知ってるなあ… うー… ウトウト…

パタッと就寝。

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備忘。

●三谷幸喜監督の『THE有頂天ホテル』(2006年)

(好きな映画のジャンルは、コメディとラブロマンスで御座います。)

今回のコメディ、若干の詰め込み感があった。というのも、各キャラが立っているのはいいのだが、最初のキャスト紹介の時点で「うーむ…豪華すぎる…。」と感じてしまうくらいの粒ぞろいなので、あっちにもこっちにも注目してしまう。ごった煮感をウリにしているはずなので、そこにケチをつけるな、と言われればそれまでだが。

実は笑いに厳しい私(←出身地のせい?)。観客が笑うと条件反射のようにつられてしまうので、自分の本当のツボをハッキリと見定めるためにも、静かな場所で一人観た方がいいのかな、と思ったり。それでも、いやー、笑った笑った。

コメディは、もう難しいことを考えずに隣の人と一緒に腹を抱えて笑って、「お決まりの展開」にドキドキしたりホッとしたりしながら、ジャーン!とわかりやすい結末の後に「面白かったねー!」と言えればそれで良いと思う。



●2006年F1世界選手権第1戦バーレーンGP・決勝。

新予選システムというのがあって、予選の結果でスタート位置が決まるらしい。最前列に陣取るのは、王座復権を懸けて今シーズンに挑むフェラーリ勢だそうで、ミハエル・シューマッハ(←なんだかスゴイ人らしい!)の走りが見物らしい。

今季から新規参戦したというスーパーアグリ・ホンダ勢の鈴木亜久里代表の顔を覚えてみる。



●本日のコーディネート。

清純派を意識してプリーツスカートをチョイス。それだけだと子どもっぽいので、母のパール・ネックレスを合わせて脱・コンサバ。春らしさも忘れずに。真っ赤なバッグ(これも母の)を差し色に。

コメント

Dr.ユー
Dr.ユー
2006年3月13日22:37

いいっすねなんか♪
適度なノロケ具合がツボですw
って別にノロケてはないかw
読んでて癒されますわー♪
いや過度のノロケ文章は読んでて正直イラっとくるんですけど、りんさんのは読んでてほんわかしますww
本音と建前を重んじるAB型のオレはもちろんそんな文章も笑顔で読みますが、りんさんのは腹黒いオレでも菩薩のような笑みで読むことが出来ます。
これからもがんばって!!<意味不明w

りん
りん
2006年3月14日2:23

>Dr.ユーくん
あ、あ、ありがとうございます!!
なんか、すごく、嬉しいです。いやー、以前カップルのあまりの多さにイライラなさってるような日記をユーくんが書いてたものでね…。すんません、と思ってました。
これからもがんばります!!(何を、って感じだけど笑。)

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