3月22日の読書メモ・その他
2006年3月22日コメント (2)所用を済ませるため、朝から銀座某所へ。
ここに来るといつもどんよりしてしまうので、気分を紛らわすため、置いてあった『MAQUIA』・3月号を読む。そういえば、自分でこの雑誌を買ったことはなかったな、と気づく。化粧は決して嫌いじゃないのに(むしろ、そこそこ好き)、化粧品は最低限でいい、と思っている節がある。単に学生で金が無かったからか、元々物欲が薄いのか、そこらへんは謎だ。
ま、私が「最低限」と思って揃えているものたちを「不必要」と捉えさらに質素な暮らしをしている女性もいるだろうから、安易に自分を定義づけるのも危険だけど、もっと化粧品に金をかけている人はいるしなあ、と。そして、「最大限」の美しさを手に入れようと奮闘する彼女らをターゲットにしたのが、この雑誌なんだなあ、と。
気になったのは、冬の乾燥でダメージを受けた肌に対するレスキュー特集。
元伊●丹コスメバイヤーと、美容ライター歴○年、という二人の「美のスペシャリスト」が、我らの間違ったスキンケアを指摘する、というもの?(←内容うろ覚え。)
私は洗顔後、化粧水しか使わない。美容液は買ったことが無いし、化粧水を浸透させる際もコットンは使わない。イプサクルーの友人によると、この手法は「邪道」と罵られてもおかしくないようで、「そうか、この手入れは間違っているのね。」と認識し始めて早ウン年経つが、まったく改善される気配がない。特集によれば、なんやかや色々と塗りたくるとお肌はメキメキ復活する、といった内容だけど。
さらに。
帰りの電車で、竹内薫の『99.9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方』(光文社新書)を読む。
「ロボトミー手術」という前頭葉を切除する治療が、1930年代に考案された。精神病患者に手術を施すと攻撃性が無くなるという。考案者のエガス・モニスはノーベル生理学医学賞まで受賞したが、戦後、この手術がとんでもない副作用を引き起こすとして、「有用だ。」という仮説が180度ひっくり返った。誰もがロボトミー手術を「有用だ。」と信じていた。どれだけ正しいと思われることも「仮説」に過ぎない、と著者は語る。仮説だからいつでもひっくり返る。皆が当然のように信じていた天動説が、ある日ひっくり返ったように。
美しくなると信じて使用した高級クリームが、肌荒れを引き起こす有害物質を含まないと誰が保証できる?いくら「治験済みだから大丈夫です。」と言われても、その「仮説」がひっくり返らないとどうして言える? …と思っちゃうの、私。「こうするのが一番良いスキンケアです!」と言われても、10年後にはひっくり返るような気がして不安になっちゃうの、私。
「肌はいじりすぎても良くない」というマイ仮説(←これもひっくり返るかもね。)を裏付けるのは、半年くらい前から注目しているある男性の存在だ。彼は、どうやら水でバシャバシャと洗顔するだけで、たまにしか洗顔料を使わず、当たり前だが泡立てネットも使わず、化粧水も、美容液も所持しない。それでも肌はモチモチ・ツルツル(しかも白い…)だし、つまり、そういうことなんじゃないの? って。
ま、今日書いたすべても、私(と竹内薫氏)の「仮説」に過ぎない。
帰宅後。
胡蝶蘭、カトレア、シンビジウムなどなど、数年かけてコツコツと集めた蘭コレクションに水をやりながら、母とトーク。
5年前に買った白いファレノプシスが、今年もまた花芽をつけた。蘭は、手入れさえちゃんとしてやれば、何年も、何十年も、同じように花を咲かせる。よく考えると、これってスゴイ。人は「花盛り」を過ぎると老いていくけど、蘭はそうじゃない。生物学的には、植物は動物より優れているそうな。他の動物を殺さなくても、元々あるもの(空気、光、水)を養分にして生きることができる。何年も、何十年も、何百年も、何千年も。母いわく「動物なんてね、地球にはびこっちゃいけないのよ。何もかもね、自然が一番なのよ。」と。そんな母は石けんで顔を洗い、具合が悪くても市販の薬を飲まず、サプリメントさえ撮らない。
私は、「まっとうな何か」を自身の内に築いて、(あくまで自分では)まっとうな見方・考え方をしてると信じたいけど、「こういう母」に育てられた、という影響を鑑みずに世の中を切り取ってはいけないな、と、ちいとばかし思った。
-----------------------------------------------------------------
TSUTAYA雑感、諸々。
●倖田來未の『BEST 〜first things〜』を借りる。
倖田來未が好きだ、と言ったら、「すごく納得…。」と言われてしまう。ついでに言うなら、椎名林檎も好き。島谷ひとみとBOAも好き。古いけど、相川七瀬も好き。ちょっと格好良くて、アクティブで、でも女らしさとセクシーさは忘れない、というバランスが私の理想か。
やっぱり「Trust Tour Love」がお気に入り。
今すぐ抱きしめて My babe
言葉だけじゃ足りないの
素敵!
●「似てる。」と言われたジャズシンガーを検索。改めて見ても、似てない…と思うけど。あっ、笑うと三日月型になる目…?
誰か検証してください。
●知人の薦めに従い、ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ first season』を借りる。どうやら私が好きそうな内容だ(わくわく)。
ここに来るといつもどんよりしてしまうので、気分を紛らわすため、置いてあった『MAQUIA』・3月号を読む。そういえば、自分でこの雑誌を買ったことはなかったな、と気づく。化粧は決して嫌いじゃないのに(むしろ、そこそこ好き)、化粧品は最低限でいい、と思っている節がある。単に学生で金が無かったからか、元々物欲が薄いのか、そこらへんは謎だ。
ま、私が「最低限」と思って揃えているものたちを「不必要」と捉えさらに質素な暮らしをしている女性もいるだろうから、安易に自分を定義づけるのも危険だけど、もっと化粧品に金をかけている人はいるしなあ、と。そして、「最大限」の美しさを手に入れようと奮闘する彼女らをターゲットにしたのが、この雑誌なんだなあ、と。
気になったのは、冬の乾燥でダメージを受けた肌に対するレスキュー特集。
元伊●丹コスメバイヤーと、美容ライター歴○年、という二人の「美のスペシャリスト」が、我らの間違ったスキンケアを指摘する、というもの?(←内容うろ覚え。)
私は洗顔後、化粧水しか使わない。美容液は買ったことが無いし、化粧水を浸透させる際もコットンは使わない。イプサクルーの友人によると、この手法は「邪道」と罵られてもおかしくないようで、「そうか、この手入れは間違っているのね。」と認識し始めて早ウン年経つが、まったく改善される気配がない。特集によれば、なんやかや色々と塗りたくるとお肌はメキメキ復活する、といった内容だけど。
さらに。
帰りの電車で、竹内薫の『99.9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方』(光文社新書)を読む。
「ロボトミー手術」という前頭葉を切除する治療が、1930年代に考案された。精神病患者に手術を施すと攻撃性が無くなるという。考案者のエガス・モニスはノーベル生理学医学賞まで受賞したが、戦後、この手術がとんでもない副作用を引き起こすとして、「有用だ。」という仮説が180度ひっくり返った。誰もがロボトミー手術を「有用だ。」と信じていた。どれだけ正しいと思われることも「仮説」に過ぎない、と著者は語る。仮説だからいつでもひっくり返る。皆が当然のように信じていた天動説が、ある日ひっくり返ったように。
美しくなると信じて使用した高級クリームが、肌荒れを引き起こす有害物質を含まないと誰が保証できる?いくら「治験済みだから大丈夫です。」と言われても、その「仮説」がひっくり返らないとどうして言える? …と思っちゃうの、私。「こうするのが一番良いスキンケアです!」と言われても、10年後にはひっくり返るような気がして不安になっちゃうの、私。
「肌はいじりすぎても良くない」というマイ仮説(←これもひっくり返るかもね。)を裏付けるのは、半年くらい前から注目しているある男性の存在だ。彼は、どうやら水でバシャバシャと洗顔するだけで、たまにしか洗顔料を使わず、当たり前だが泡立てネットも使わず、化粧水も、美容液も所持しない。それでも肌はモチモチ・ツルツル(しかも白い…)だし、つまり、そういうことなんじゃないの? って。
ま、今日書いたすべても、私(と竹内薫氏)の「仮説」に過ぎない。
帰宅後。
胡蝶蘭、カトレア、シンビジウムなどなど、数年かけてコツコツと集めた蘭コレクションに水をやりながら、母とトーク。
5年前に買った白いファレノプシスが、今年もまた花芽をつけた。蘭は、手入れさえちゃんとしてやれば、何年も、何十年も、同じように花を咲かせる。よく考えると、これってスゴイ。人は「花盛り」を過ぎると老いていくけど、蘭はそうじゃない。生物学的には、植物は動物より優れているそうな。他の動物を殺さなくても、元々あるもの(空気、光、水)を養分にして生きることができる。何年も、何十年も、何百年も、何千年も。母いわく「動物なんてね、地球にはびこっちゃいけないのよ。何もかもね、自然が一番なのよ。」と。そんな母は石けんで顔を洗い、具合が悪くても市販の薬を飲まず、サプリメントさえ撮らない。
私は、「まっとうな何か」を自身の内に築いて、(あくまで自分では)まっとうな見方・考え方をしてると信じたいけど、「こういう母」に育てられた、という影響を鑑みずに世の中を切り取ってはいけないな、と、ちいとばかし思った。
-----------------------------------------------------------------
TSUTAYA雑感、諸々。
●倖田來未の『BEST 〜first things〜』を借りる。
倖田來未が好きだ、と言ったら、「すごく納得…。」と言われてしまう。ついでに言うなら、椎名林檎も好き。島谷ひとみとBOAも好き。古いけど、相川七瀬も好き。ちょっと格好良くて、アクティブで、でも女らしさとセクシーさは忘れない、というバランスが私の理想か。
やっぱり「Trust Tour Love」がお気に入り。
今すぐ抱きしめて My babe
言葉だけじゃ足りないの
素敵!
●「似てる。」と言われたジャズシンガーを検索。改めて見ても、似てない…と思うけど。あっ、笑うと三日月型になる目…?
誰か検証してください。
●知人の薦めに従い、ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ first season』を借りる。どうやら私が好きそうな内容だ(わくわく)。
コメント
てか、まだ観てなかったのにちょっと驚きです。
私が四人の中で好きなのはミランダだけど(次点サマンサ)、りんさんは誰かしらね(^^)。
やっぱ好きそうですかね(笑)。
第一話からちょこっとずつ観てます。今のところ、サマンサがお気に入りだけど、タイプ的にはシャーロットでしょうね、私。
砂姫さんがミランダ好きってのは、すごく納得です。