Mama used to say
2006年3月29日Sねーさんたちとお花見(花は見なかったけど)。
幹事のSねーさん宅に、正午、参上。ベビーシッターをしているねーさんが預かったベビー(4歳・男の子)に「でへぇ〜」と迎えられて、りん姉さん、えびす顔。ベビーくんを連れて買い出しへ。「走ると転んじゃうよ!」→ 案の上、転ぶ。
"花冷え"の本日。晴れてはいるもののあまりに寒いので、「部屋花見」に変更。続々とゲスト到着。フライパンで炒めただけのビーフピラフに、オーブンで5分のピザ・マルガリータ、さっと茹でただけのウィンナー、などなど、ほとんど冷凍食品だが、かわゆいお皿とかわゆいコップがあれば問題ナッシング。
…と思ったら、ベビーの投げたクッションがコップに命中し、ヒビが!! さらに、「本読んで。」と言うからあぐらの上に乗せて読んであげたものの、ほとんど聞いていない。さらに、着ていたカーディガンのボタンは外されるし、さらにさらに、油断していたら突然耳元で囁かれて「ひいぃッ!!」となる。そういうことは大人になってからカノジョにしてあげなさいね、と。
改めて思ったのは、結婚と育児はおままごとじゃないぞ、と。
できちゃった結婚をする知り合いがここ数ヶ月で二名も発生したが、「それはちょっとねえ…。」とSねーさんは語る。そんなSねーさんも、30歳になる今年、ついに結婚する。もう何年も付き合っている彼氏がいながら、預かったベビーを乳児の頃から見ていたねーさんは、色々と思うところがあったのだろう。「もはやこの年になると欲しいものは、ときめきよりもいつまでも変わらない、空気のような家族のような安心感。血の繋がってない人と家族になるってことは、そりゃもう大冒険よ。」と、ねーさんは語る。できちゃった結婚が悪いとまでは言わないけど、血の繋がらない人の妻になる覚悟、ちっとも言うことをきかない我が子を抱える母になる覚悟、そういう覚悟を決めるためには少々時間が必要だろう、と。
なるほどと思って帰宅した私は、母とチゲ鍋をつつきながらトーク。
母いわく「それはたしかにそうなんだけど。」と。
生む前にどれだけ覚悟を決めても、その覚悟を易々とぶち壊すようないろーーーーんなことがある、と。結婚も同じ。散々熟考して、よし、この人なら、と思って結婚しても、結婚以前に考えたことなんてほとんど役に立たない、と。そして、「覚悟を決めないまま母になる人と、覚悟を決めてから母になる人の間にそこまで差は無いの。」とマイ・マザーは語る。なぜなら、覚悟を決めて「一人前の母」になるのではなく、生まれた瞬間からすべての女が「母親見習い」としてスタートするからだ、と。子どもが幼ければ母も「母」として幼い。試行錯誤しながら隙のないように育てても、「ああ。」と後悔することはいくらだってあるんだ、と。
さらに。
慎重になることはたしかに素晴らしい。でも、「石橋を叩いて渡る人」は、見方を変えれば「臆病者」ともとれる、と。これなら大丈夫と決めて結婚できるまで、どれだけかかる?これなら大丈夫と決めて子どもを生めるまで、どれくらいかかる?これだけ大変なことに立派な覚悟が必要なら、誰も踏み出せないわよ、と。
二浪の末に大学に滑り込んで、四年間、麻雀と酒と女の日々に溺れたマイ・ファザー。そして半人前どころか四分の一人前にもなっていなかった社会人一年目の彼について、ひとりっ子のお嬢様だったマイ・マザーは故郷を離れ、結婚した。若いゆえに浅はかだった考えとともに。ただ「好き!」という情熱だけを持って。親も友達もいない場所で、帰宅が遅い夫を待ちながら、新入社員で悩み多き夫の愚痴を聞きながら、言うことを聞かない子どもを大きくした。その後脱サラして未だ脳天気な父の嫌がる家計の計算をし、嫁姑問題に悩みながら、子どもを大学まで出した。
虚弱で、繊細で、傷つきやすく、甘ったれで、子離れができていない(ように見える)我が母だけど、彼女にも譲れない思いはたしかにあって、ふと、その片鱗が見えるときがある。そして、私のなりたい「凛とした女性」とは、あからさまな強さこそ持っていないけど奥にぶっとい一本の芯がある彼女のような女性では、と思ったりする。
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備忘とつぶやき。
●本日のBGM。
オムニバスコーナーにてゲットした『LOVE PARA2(ラブパラパラ)』。
謳い文句は、「好きでしょっ!!愛のパラ騒ぎ!!」。全国のイベサー、ギャルサー完全対応教則DVD付き! まさに、ギャル/ギャル男による、ギャル/ギャル男のための超凄ヒット盛り!…というCD。
申し訳ないけど(←誰に謝ってるんだろ、私)、こういう曲が大好きです。パラパラとか、やってみたら案外ハマッて、毎晩繰り出して、ギャルに混ざって踊りまくっていたかもしれない。ヤマンバにはさすがに抵抗があったが、もう少し早く生まれてジュリアナ全盛期だったら本当に危険だったと思う。あと、盆踊りとか好きなんですよ、私。
これで明日から、朝も、昼も、夜もノリノリ、チェケラッチョ!
●RPGでいこう!
「HP高そうだよね。」と言われた。ただし、MPは低そう、とも。どーゆーこっちゃ。
ひとりでは回復できないので、パーティ編成が重要らしい。魔法使いキャラ、募集中。
幹事のSねーさん宅に、正午、参上。ベビーシッターをしているねーさんが預かったベビー(4歳・男の子)に「でへぇ〜」と迎えられて、りん姉さん、えびす顔。ベビーくんを連れて買い出しへ。「走ると転んじゃうよ!」→ 案の上、転ぶ。
"花冷え"の本日。晴れてはいるもののあまりに寒いので、「部屋花見」に変更。続々とゲスト到着。フライパンで炒めただけのビーフピラフに、オーブンで5分のピザ・マルガリータ、さっと茹でただけのウィンナー、などなど、ほとんど冷凍食品だが、かわゆいお皿とかわゆいコップがあれば問題ナッシング。
…と思ったら、ベビーの投げたクッションがコップに命中し、ヒビが!! さらに、「本読んで。」と言うからあぐらの上に乗せて読んであげたものの、ほとんど聞いていない。さらに、着ていたカーディガンのボタンは外されるし、さらにさらに、油断していたら突然耳元で囁かれて「ひいぃッ!!」となる。そういうことは大人になってからカノジョにしてあげなさいね、と。
改めて思ったのは、結婚と育児はおままごとじゃないぞ、と。
できちゃった結婚をする知り合いがここ数ヶ月で二名も発生したが、「それはちょっとねえ…。」とSねーさんは語る。そんなSねーさんも、30歳になる今年、ついに結婚する。もう何年も付き合っている彼氏がいながら、預かったベビーを乳児の頃から見ていたねーさんは、色々と思うところがあったのだろう。「もはやこの年になると欲しいものは、ときめきよりもいつまでも変わらない、空気のような家族のような安心感。血の繋がってない人と家族になるってことは、そりゃもう大冒険よ。」と、ねーさんは語る。できちゃった結婚が悪いとまでは言わないけど、血の繋がらない人の妻になる覚悟、ちっとも言うことをきかない我が子を抱える母になる覚悟、そういう覚悟を決めるためには少々時間が必要だろう、と。
なるほどと思って帰宅した私は、母とチゲ鍋をつつきながらトーク。
母いわく「それはたしかにそうなんだけど。」と。
生む前にどれだけ覚悟を決めても、その覚悟を易々とぶち壊すようないろーーーーんなことがある、と。結婚も同じ。散々熟考して、よし、この人なら、と思って結婚しても、結婚以前に考えたことなんてほとんど役に立たない、と。そして、「覚悟を決めないまま母になる人と、覚悟を決めてから母になる人の間にそこまで差は無いの。」とマイ・マザーは語る。なぜなら、覚悟を決めて「一人前の母」になるのではなく、生まれた瞬間からすべての女が「母親見習い」としてスタートするからだ、と。子どもが幼ければ母も「母」として幼い。試行錯誤しながら隙のないように育てても、「ああ。」と後悔することはいくらだってあるんだ、と。
さらに。
慎重になることはたしかに素晴らしい。でも、「石橋を叩いて渡る人」は、見方を変えれば「臆病者」ともとれる、と。これなら大丈夫と決めて結婚できるまで、どれだけかかる?これなら大丈夫と決めて子どもを生めるまで、どれくらいかかる?これだけ大変なことに立派な覚悟が必要なら、誰も踏み出せないわよ、と。
二浪の末に大学に滑り込んで、四年間、麻雀と酒と女の日々に溺れたマイ・ファザー。そして半人前どころか四分の一人前にもなっていなかった社会人一年目の彼について、ひとりっ子のお嬢様だったマイ・マザーは故郷を離れ、結婚した。若いゆえに浅はかだった考えとともに。ただ「好き!」という情熱だけを持って。親も友達もいない場所で、帰宅が遅い夫を待ちながら、新入社員で悩み多き夫の愚痴を聞きながら、言うことを聞かない子どもを大きくした。その後脱サラして未だ脳天気な父の嫌がる家計の計算をし、嫁姑問題に悩みながら、子どもを大学まで出した。
虚弱で、繊細で、傷つきやすく、甘ったれで、子離れができていない(ように見える)我が母だけど、彼女にも譲れない思いはたしかにあって、ふと、その片鱗が見えるときがある。そして、私のなりたい「凛とした女性」とは、あからさまな強さこそ持っていないけど奥にぶっとい一本の芯がある彼女のような女性では、と思ったりする。
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備忘とつぶやき。
●本日のBGM。
オムニバスコーナーにてゲットした『LOVE PARA2(ラブパラパラ)』。
謳い文句は、「好きでしょっ!!愛のパラ騒ぎ!!」。全国のイベサー、ギャルサー完全対応教則DVD付き! まさに、ギャル/ギャル男による、ギャル/ギャル男のための超凄ヒット盛り!…というCD。
申し訳ないけど(←誰に謝ってるんだろ、私)、こういう曲が大好きです。パラパラとか、やってみたら案外ハマッて、毎晩繰り出して、ギャルに混ざって踊りまくっていたかもしれない。ヤマンバにはさすがに抵抗があったが、もう少し早く生まれてジュリアナ全盛期だったら本当に危険だったと思う。あと、盆踊りとか好きなんですよ、私。
これで明日から、朝も、昼も、夜もノリノリ、チェケラッチョ!
●RPGでいこう!
「HP高そうだよね。」と言われた。ただし、MPは低そう、とも。どーゆーこっちゃ。
ひとりでは回復できないので、パーティ編成が重要らしい。魔法使いキャラ、募集中。
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