切り替えMONDAY

2006年4月10日
合同研修合宿を終え、自宅から初・出勤。

始業が遅いので、余裕しゃくしゃくで起床。…のはずが、うっかり二度寝。そうよ、今日は会社なのよ。残り物の白飯にしそひじきを混ぜて、卵焼きを焼いて、冷凍の唐揚げをチンしたものの、お弁当箱に詰める時間が無い!母さん、頼む!半生のトーストにハムを乗せてうぐうぐと飲み込みながら、着替えて、メイクして(念入りにしないといかんのだこれが)、印鑑やら年金手帳やらをバッグに詰めて、あわわわわと出勤。そういえば、入社式の日も走ったな。

研修は、本日も滞り無く。

最初は(おそらく)末端に配属される私たち新卒だが、末端の業務を教わる合間に聞く話も興味深い。

アルバイトをしていた私は「会社の利益からお給料を貰っている」と聞かされても、いまいちピンとこなかった。会社の財布はすなわち自分の財布、という意識を、今後、骨の髄まで浸透させないと、常に費用対効果を考え続けることは不可能だ。そして、私は営業職ではないしPR部門でもない(た、たぶんな)。それにしても押さえておかなきゃいけないことはたくさんあって、たとえば、純粋広告を見開き2ページで雑誌に載せるといくらになる? 何百万だ。だからどーしたと言われるとそれまでだけど、もし費用対効果を常に考えようとすれば経済に精通している必要があるし、末端だからといって自社がどんな広告をどこに打っているのか知らないとは言えない。

私が就職活動をしていた頃、「どの業界の、どの職種か」ということは、最重要項目だった。自分がどこに向いてるのかさっぱりわからなかったし、それを見極めなければ、と思っていた。

んが。

今日、幹部の話を聞いているうちに思ったのは、それは大して重要でもなかったな、ということか。

私がどんな職種に就こうが(極端に特殊なものは除く)、求められる能力はほとんど同じ。たとえば、私は、男女問わずお店を出るときに一言「どうも。」と言える人が好きだが、様々なケースを聞くと「そんな感じの悪い人がいるっぺか!?」とひっくり返りそうになる取引先やお客がいる。"感じの悪い人にはなるな"と直接教わった記憶は失われているが、たぶん、両親のどちらか(もしくは両方)が教えてくれたからできることがある。そして、両親を中心に周りの大人が20ウン年かけて教えてくれた基礎的なコミュニケーション能力(という言葉はあまり好きじゃないけど)がもっとも必要らしい。耳にタコができるほど聞かされていたことだが、ひしひしと感じる。

さらに。

少々話はズレるが、最近の私は都内の地図を買って暇があれば眺めたり、また、実際に歩いたりしている。都内には、靖国通り、明治通り、山手通り、外苑東通りなど、たくさんの通りがあるが、私がそれらの通りの名を意識するのは、同じエリア内(たとえば新宿)で建物を探すときのみだった。池袋近辺(豊島区)でタクシーを拾い、山手通りに沿って走っているうちに、いつの間にか渋谷区に突入する。当たり前のことだが、街は点在しておらず、必ずどこかで繋がっている。私にとって池袋と渋谷は完全に分断された空間で、それらが点在している認識だった。

同じように、世の中には、営業職、事務職、販売職、などたくさんの専門職があるが、それら垣根を越えて社会で何かを果たしたいと思えば、学ぶべきことの大元はきっと変わらない。アナタとはやってることが違うから、と線を引くのもいいが、これからは、自分と違う職種の誰かともっとたくさんの話をしたい。そして、その人たちと自分の間に、太い公道ができればいいと思う。その通りに沿って色々なものが行き交えばいいと思う。

と、まあ、色々書いたけど。

本日最大のトピックは、BOSCHの美脚パンツ(New)が座ると股に食い込んで辛かった、ということか。

(あら、ちょっとはしたない。)

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

この日記について

日記内を検索