大阪からSさん来訪。
12月に知り合ったばかりのSさん。奇縁とはまさにこのことだ。春になってますます人が増えた新宿駅南口改札で、「まあ!」「ああ!」「お久しぶり!」「いやぁ!」と再会を喜び合う合間にも、話したいことがどんどん溢れ出す。ようこそ、東京へ。
早速お気に入りのカフェにご案内。天井が高く、ケーキが美味しいお店。まさかとも思っていなかったおみやげ(オリジンズのマッサージジェル。仕事で疲れたときにどうぞ、とのこと。)をいただき、感激。
その後、徹夜明けのマイ・ラヴァーが会社を一瞬抜け出し、合流。私、マイ・ラヴァー、Sさん、Oさん(本日欠席)で遊んだのはもう四ヶ月も前のこと。私とマイ・ラヴァーの心の友(と勝手に思わせていただいている)Oさんのよもやま話を、Sさんから詳細に聞く。「俺たち、直接会ってないのに、お互いの彼女からお互いの話をいつも聞いている…。」と語るマイ・ラヴァー。ああ、まさに21世紀。
あまりゆっくりできないらしいSさんを連れ、少しでも東京案内を。新宿→代々木方面に抜け、原宿の真横に広がる明治神宮へ。
神宮外苑、新宿御苑、明治神宮が二等辺三角形を形作るこのあたりは、都内でも有数の商業地区のはず。喧噪で溢れる若者の街と閑静かつ神聖な空間のコントラストが不思議。「マイナスイオンやわぁ!」と楽しそうに歩くSさんを、年下の私が「可愛い」と思うのはナマイキか。せっかくだし、と、神楽殿でお参りを。二礼、二拍手、一拝。「いつも曖昧なお願いごとをしてしまうんです…。」「曖昧じゃ駄目なんですか?」「曖昧だと後回しにされます!」「な、なるほど…。」と、ただのお参りさえ楽しい。
明治神宮→代々木公園を通り過ぎ、代々木体育館方面へ。
浮き足だったような街の空気と四月の日差しの中、露天でたこ焼きを買う。あーん、パクッ。はにかみながら笑うSさん。スーツ姿のマイ・ラヴァー。緑の匂い。楽しそうに行き交う人々。そして、たこ焼き。
唐突だが、私は、とても幸福だ。字画を考慮して付けられたらしいSさんの名前の話を聞いて思ったのは、同じように名付けられた私が幸せなのも、自分の努力のおかげじゃないような。神聖な土地に神聖な(目に見えない)理由があるように、感知できない何かがあちこちを流れているこの世界で、そういった(目に見えない)何かに形式上でも「お伺い」を立てること、それはとても大事なことかもしれない。たとえば私という人間が23年前に生まれて(目に見える)世界に僅かでも波紋を広げるなら、生誕後、死ぬまで音波として世界に発される私の名前が及ぼす影響もきっとある。少しでも良い結果をもたらすようにとの願いが込められた私の名前が、今の私のこの幸せに結びついているのかも、と考えるのは大袈裟か? 思わず大袈裟になるほどに、昨日も、今日も、たぶん明日も私は幸福だ。
渋谷まで歩いて山手線に乗り、再び新宿に向かうSさんと別れを惜しみながら別離。
これからもう一度会社に向かうマイ・ラヴァーとバイバイかと思いきや、予想外の夕飯をご一緒に(「別れるの、嫌!」と顔に書いてあったのか…?)。信濃町のカレー屋にて、タイ風ココナッツカレー(大根入り)を初めて食す。
辛いもの(主にカレー)を食べる度に顔から滝のように汗を流すマイ・ラヴァーを見ていると、「食べるって、シ・ア・ワ・セ♪」と私は思う。辛くてもパッと見は平静を保つ私を前に彼が同じように思っているかどうか不安だが、汗の代わりに別の何かが顔に出ているはずの私のことは私だけ(?)が知っている。
Sさん、また遊びましょう。
12月に知り合ったばかりのSさん。奇縁とはまさにこのことだ。春になってますます人が増えた新宿駅南口改札で、「まあ!」「ああ!」「お久しぶり!」「いやぁ!」と再会を喜び合う合間にも、話したいことがどんどん溢れ出す。ようこそ、東京へ。
早速お気に入りのカフェにご案内。天井が高く、ケーキが美味しいお店。まさかとも思っていなかったおみやげ(オリジンズのマッサージジェル。仕事で疲れたときにどうぞ、とのこと。)をいただき、感激。
その後、徹夜明けのマイ・ラヴァーが会社を一瞬抜け出し、合流。私、マイ・ラヴァー、Sさん、Oさん(本日欠席)で遊んだのはもう四ヶ月も前のこと。私とマイ・ラヴァーの心の友(と勝手に思わせていただいている)Oさんのよもやま話を、Sさんから詳細に聞く。「俺たち、直接会ってないのに、お互いの彼女からお互いの話をいつも聞いている…。」と語るマイ・ラヴァー。ああ、まさに21世紀。
あまりゆっくりできないらしいSさんを連れ、少しでも東京案内を。新宿→代々木方面に抜け、原宿の真横に広がる明治神宮へ。
神宮外苑、新宿御苑、明治神宮が二等辺三角形を形作るこのあたりは、都内でも有数の商業地区のはず。喧噪で溢れる若者の街と閑静かつ神聖な空間のコントラストが不思議。「マイナスイオンやわぁ!」と楽しそうに歩くSさんを、年下の私が「可愛い」と思うのはナマイキか。せっかくだし、と、神楽殿でお参りを。二礼、二拍手、一拝。「いつも曖昧なお願いごとをしてしまうんです…。」「曖昧じゃ駄目なんですか?」「曖昧だと後回しにされます!」「な、なるほど…。」と、ただのお参りさえ楽しい。
明治神宮→代々木公園を通り過ぎ、代々木体育館方面へ。
浮き足だったような街の空気と四月の日差しの中、露天でたこ焼きを買う。あーん、パクッ。はにかみながら笑うSさん。スーツ姿のマイ・ラヴァー。緑の匂い。楽しそうに行き交う人々。そして、たこ焼き。
唐突だが、私は、とても幸福だ。字画を考慮して付けられたらしいSさんの名前の話を聞いて思ったのは、同じように名付けられた私が幸せなのも、自分の努力のおかげじゃないような。神聖な土地に神聖な(目に見えない)理由があるように、感知できない何かがあちこちを流れているこの世界で、そういった(目に見えない)何かに形式上でも「お伺い」を立てること、それはとても大事なことかもしれない。たとえば私という人間が23年前に生まれて(目に見える)世界に僅かでも波紋を広げるなら、生誕後、死ぬまで音波として世界に発される私の名前が及ぼす影響もきっとある。少しでも良い結果をもたらすようにとの願いが込められた私の名前が、今の私のこの幸せに結びついているのかも、と考えるのは大袈裟か? 思わず大袈裟になるほどに、昨日も、今日も、たぶん明日も私は幸福だ。
渋谷まで歩いて山手線に乗り、再び新宿に向かうSさんと別れを惜しみながら別離。
これからもう一度会社に向かうマイ・ラヴァーとバイバイかと思いきや、予想外の夕飯をご一緒に(「別れるの、嫌!」と顔に書いてあったのか…?)。信濃町のカレー屋にて、タイ風ココナッツカレー(大根入り)を初めて食す。
辛いもの(主にカレー)を食べる度に顔から滝のように汗を流すマイ・ラヴァーを見ていると、「食べるって、シ・ア・ワ・セ♪」と私は思う。辛くてもパッと見は平静を保つ私を前に彼が同じように思っているかどうか不安だが、汗の代わりに別の何かが顔に出ているはずの私のことは私だけ(?)が知っている。
Sさん、また遊びましょう。
コメント
すごい人でしたね。
どっからこんなに湧くんだろう・・・って一気に疲れました。
ほんとに!?ニアミスだね。ってか、もしかしたら、会ってたのかもしれないね(笑)。
新宿も凄かったけど、渋谷はさらに凄かったです。なんなんでしょう、東京。。。