エンジン全開の月曜日(でもすぐにガス欠)。
学生気分はもはや完全に消え去ったが、社会人という気もしない。私は何? それでも上司の厳しい指導のおかげか、たとえば、バスが普通に到着しても「あら、バスがいらっしゃったわ。」と言っちゃったり、母に電話しても「ご機嫌いかが?」と言っちゃったり、これが職業病になったら嫌だなあ…という予感を抱きつつ、本日もゴリゴリと働く。
休憩中。
「りんちゃんの彼氏、どんな人?」「えっ!?」「教えてよ。何してる人?」「うーん…働く人…かな。」「当たり前じゃん!」「あと、カレーを食べる人。」「全然わからん。」「じゃあ、○○ちゃんの彼氏はどんな人?」「うーん…走る人。」「そっちの方がわからんわ!!」と、同期との会話はとても楽しい。
就業後、帰宅ルートを変更し、最寄り以外の駅で下車。
なぜか歩いてみたくなった。春と言えど、夜は冷える。が、起きて会社に行って帰宅して就寝、という味気ない繰り返しの隙間に、何かひとつ、こういう時間を挟まないと健やかでいられない気がして。人がほとんど通らない我が町の一角で、バッグを提げたまま、くるくると回りたくなった。くるくるくるくるくるくるる。
途中、「親父、酒。」と渋〜い声で注文したくなりそうな居酒屋を発見!
こっそり中を盗み見たところ(←大分怪しかったかと)、カウンター席ざっと8。4人用のお座敷×2。奥は見えないけど、やや広めの宴会スペース×1か。広すぎず狭すぎず、丁度良い。客層チェック。女が一人でも十分イケる。メイクはバッチリ、スーツは皺無し、そんな姿を男に見せつけるわけでもなく、ただ背筋を伸ばして冷や(「冷やを一杯頂戴します。」とか言ってみたい。)をやる…カコイイ!! 起きて会社に行って帰宅して就寝、という味気ない繰り返しの隙間に差し挟むべきは、こういう店での晩酌じゃないか?
というのも、最近、お弁当と家での夕食が美味しくてたまらないから。
食以外に楽しみが無いから? それだけじゃない。一日中働いて、それが週に5日間、年間で365ー108日間続く。ゲッソリ。が、この感覚を私は知ってる。学校に行く以外に選択肢が無かった小学生時代、闇雲に遊んでちょこっと勉強して、おうちに帰ると温かいゴハンがあった。給食が嬉しかった(給食を食べに行っていた、といっても過言じゃない)。あの頃、私は健やかだった。
一日中働いて家族の待つ家に帰る。美味しいゴハンと、ぽかぽかお風呂(←「まんが日本昔話」のED調で)。作業中はちょっぴり辛いけど、一所懸命に何かをするから、その後の楽しみも倍になる。ダラダラと無駄に(していたのは私だけど)与えられた時間を過ごすより、ほんのちょびっと、たった数時間の自由時間に何かできることが嬉しくて、充実してて、たまに少し切なくて、でもその切なさこそがスパイスのような。
実は、昔、牛乳が得意じゃなかった。が、中学生になって顔色ひとつ変えず飲めるようになった。同じように、友達や彼氏と一緒じゃないと行けなかった居酒屋で、牛乳じゃない液体を、ひとり、じっくり味わいながら飲むようになる日が来るのかなあ。
心地よい疲労とともに帰宅。
学生気分はもはや完全に消え去ったが、社会人という気もしない。私は何? それでも上司の厳しい指導のおかげか、たとえば、バスが普通に到着しても「あら、バスがいらっしゃったわ。」と言っちゃったり、母に電話しても「ご機嫌いかが?」と言っちゃったり、これが職業病になったら嫌だなあ…という予感を抱きつつ、本日もゴリゴリと働く。
休憩中。
「りんちゃんの彼氏、どんな人?」「えっ!?」「教えてよ。何してる人?」「うーん…働く人…かな。」「当たり前じゃん!」「あと、カレーを食べる人。」「全然わからん。」「じゃあ、○○ちゃんの彼氏はどんな人?」「うーん…走る人。」「そっちの方がわからんわ!!」と、同期との会話はとても楽しい。
就業後、帰宅ルートを変更し、最寄り以外の駅で下車。
なぜか歩いてみたくなった。春と言えど、夜は冷える。が、起きて会社に行って帰宅して就寝、という味気ない繰り返しの隙間に、何かひとつ、こういう時間を挟まないと健やかでいられない気がして。人がほとんど通らない我が町の一角で、バッグを提げたまま、くるくると回りたくなった。くるくるくるくるくるくるる。
途中、「親父、酒。」と渋〜い声で注文したくなりそうな居酒屋を発見!
こっそり中を盗み見たところ(←大分怪しかったかと)、カウンター席ざっと8。4人用のお座敷×2。奥は見えないけど、やや広めの宴会スペース×1か。広すぎず狭すぎず、丁度良い。客層チェック。女が一人でも十分イケる。メイクはバッチリ、スーツは皺無し、そんな姿を男に見せつけるわけでもなく、ただ背筋を伸ばして冷や(「冷やを一杯頂戴します。」とか言ってみたい。)をやる…カコイイ!! 起きて会社に行って帰宅して就寝、という味気ない繰り返しの隙間に差し挟むべきは、こういう店での晩酌じゃないか?
というのも、最近、お弁当と家での夕食が美味しくてたまらないから。
食以外に楽しみが無いから? それだけじゃない。一日中働いて、それが週に5日間、年間で365ー108日間続く。ゲッソリ。が、この感覚を私は知ってる。学校に行く以外に選択肢が無かった小学生時代、闇雲に遊んでちょこっと勉強して、おうちに帰ると温かいゴハンがあった。給食が嬉しかった(給食を食べに行っていた、といっても過言じゃない)。あの頃、私は健やかだった。
一日中働いて家族の待つ家に帰る。美味しいゴハンと、ぽかぽかお風呂(←「まんが日本昔話」のED調で)。作業中はちょっぴり辛いけど、一所懸命に何かをするから、その後の楽しみも倍になる。ダラダラと無駄に(していたのは私だけど)与えられた時間を過ごすより、ほんのちょびっと、たった数時間の自由時間に何かできることが嬉しくて、充実してて、たまに少し切なくて、でもその切なさこそがスパイスのような。
実は、昔、牛乳が得意じゃなかった。が、中学生になって顔色ひとつ変えず飲めるようになった。同じように、友達や彼氏と一緒じゃないと行けなかった居酒屋で、牛乳じゃない液体を、ひとり、じっくり味わいながら飲むようになる日が来るのかなあ。
心地よい疲労とともに帰宅。
コメント
あはははははは!!!
グレムリン兄さんのコメントにこそ笑いました。
グレムリンさんとうちの彼と、どっちが「働いてカレーを食べる度」が高いのか、気になります。たぶん、マイ・ラヴァーは、今日も働いてカレーを食べてることでしょう。