りんの素敵な外勤OLへの道
たまには(今どきの)OLっぽい日記を。

戦闘服(ジャケット)を羽織って、インナーはキャミソール。コンサバに落ち着きがちなジャケット&タイトスカートという組み合わせも、流行のテイスト(パイピング、金ボタン)を加えてこなれ感を演出。制服があるとばかり思っていた元姉ギャルの私。「きちんとした格好」と言われても、初任給未払いの現状では限界がある。…と思っていたら、「りんさんは普段もそんなに大人っぽい格好なんですか?」と尋ねられる。ふふふ、演出大成功。

外勤OL七つ道具(財布、名刺入れ、地図、フリスク、ハンカチ、手帳、筆記用具)を外回り用の小バッグに詰めて、いざ活動開始。

肝心の業務は本日も難航。「さあて、これを片づけるか!」と決めたところで、あるはずの物があるべき場所に無かったり、コピー機が故障したり、疑問点を尋ねたい人が電話してたり、なかなかスムーズにいくもんじゃない。私は気付いた。仕事というものは、必要なものがすべて揃っていて、必要十分な時間があって、それを片づけるに必要な知識がすべて頭に入っていて…という「万全」な状態であれば、できない人などいない。大抵は「万全」じゃないからこそ、処理能力に差が生じる。処理能力をアップさせるために、まずは「万全神話」をかなぐり捨てるところから始めるべきではないか?

やれやれと退社。

遅くまで営業してる「THE BODY SHOP」にてフレグランスをチェケ。好きなのはバニラなどのスウィート系だが、キャラと一致するものは爽やかなオシアヌスなどのさっぱり系らしい。嗜好と現状に差があるパーソナリティは厄介だ。保留。フットスクラブやボディバターを物色。「コレとコレはどう違うんですか?」「こっちはみずみずしいハリを保ちます。こっちはエネルギッシュで元気な肌になります。」「そうですか(どっちも同じやん)。」と説明を聞く。自慢じゃないが、お風呂で洗う以外にボディを磨いたことは一度もない(そんなやつがここに来るな、って感じか)。

帰宅後は恒例のエクササイズ&ストレッチ。

ブリトニーなんて聴きながら、二の腕を中心に。サークルで鍛えた上に毎日重い商品と格闘しているので、二の腕の表側は無問題。見落としがちな裏側のプルプルを防止するために、ダンベルを2〜3秒キープ×30。おおー痛い痛い。キュッと細いウェストを目指して、腰をひねって20セット。おおーねじれるー。心臓が強いのか血行がやけに良い私は脚のむくみ知らずだが、疲れはする。脚を高い位置に固定&足指を開いて毒素排出。おおー流れるー。最後の仕上げは逆立ち(←日課)。下半身に溜まりがちな血液を頭に流してリフレッシュ。んー快感。

本日はネイルの日。

日本の美しくなりたい女性のカリスマ・安野モヨコによると、ネイルの良いところは数多くあれど、顕著なのは、塗っている間の「女子の幸福感」だそうで。同感。とにかく夢中で自分のことしか考えてません、とのこと。まったくだ。長い爪だと細かい作業がしづらいのは百も承知だが、何が嬉しいって、飲食店のバイトを辞めてからは爪を伸ばせること。3〜4ミリほどはみ出した爪にデキル女系ブラウンのネイルカラーを重ね塗り→仕上げはトップコート。塗り終わってから乾くまで、という馬鹿馬鹿しい"女子の時間"を満喫(手を使う作業ができないので母を顎で使う)。

タンスをひっくり返して明日のコーディネートを考えた後は、女性誌のメイク特集をパラパラ。どのページを見ても、キーワードは「ナチュラル」。ナチュラルねえ。こうして日記を書いてみて気付いたが、女子っぽいところをあまりアピールせずにやや難解で(?)わけわからん文章ばかり書いている私も、なんだかんだで色々やらざるを得ない。ナチュラルに美しい女子が大好物の男性諸君のためとは必ずしも言わないが、ナチュラルに美しい女子は、ナチュラルに見せるための努力を不自然なほどに続けてるに決まってる(←ああ、この世の矛盾)。

お肌のために早めに就寝(←これもナチュラルに見せるための努力)。

コメント

redeye-yan
レッドアイ
2006年5月11日13:26

″ナチュラルに美しい女子は、ナチュラルに見せるための努力を不自然なほどに続けてるに決まってる(←ああ、この世の矛盾)″

って・・・・っってええとこツいてますなあ。
でも男性たちってヘンにフェチなところがあったりしそうなんで、ナチュラルに美しすぎても、ヒかれそうで、それなりにナチュラルにンツクシく、かつ、ちょいショボ感(あくまで″ちょい″)をかもし出せる女子が一番男性ウケすると思う、ここ数年であります。

りん
りん
2006年5月16日1:26

>レッドアイさま
せっかくコメントくださったのに、レスが遅くなって申し訳ありません!

ええとこツいてますか?ありがとうございます。いやー私もこれで色々した上で「普段の自分」が維持されてるわけですが、それが素だと思い込まれるのも(目的はそうあるべきなんですが)腹が立ちましてね。わはは(笑)。「ナチュラルな君が好き」と言ってほしいような、「綺麗にしてる君が好き」と努力を認めてもらいたいような。複雑です。

ちょいショボ感!!膝をばしばし打ちました。なるほど!
ただ、私の場合、ちょいショボのはずが、狙うとめっさショボくなりそうで狙えません!

りんご
りんご
2006年5月20日8:13

はじめまして、りんごといいます。
憧れてしまうようなOLさんの日常ですね。いいな。
自分と比較して、自分の日常に苦笑いしました。
戦闘服→クリーンルームのウェア
故障機械→DVDの張り合わせ機器

スタイルよく、タイトなスカートをはき、
コピー機が壊れて、男性社員に助けてもらい、そこで出会いがあることを夢見てたりしてます。

しかし、現状は接着剤でべとべとの機器を誰も直せず右往左往ですねー。

ネイルは有機溶剤を扱うから、もう大学入ってからつけてないなー。

専門職でなくきれいなOLさん憧れます。

長くなりました。ではでは

りん
りん
2006年5月21日16:32

>りんごさま
はじめまして、コメントありがとうございます!
いやいや、私の仕事もびみょーに専門職でして、やや普通のOLっぽい部分を抽出したらこうなりました。

>コピー機が壊れて、男性社員に助けてもらい、そこで出会いがあることを夢見てたりしてます。

やははは、わかります(笑)!バブルも弾けたし、こういう「いわゆるOL像」も今となっては所詮神話ですよ。張り切っていきましょう。

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