りん的自己分析其の一
2005年4月18日今日は書きたい事がいっぱい。
先日の「自己分析」の続き。やはりこういうものは頭で考えてみるだけじゃなくて、実際にアウトプットしないと永久にわからん気がする。
まず、本日は私が企業を選ぶポイントから考えてみよう。
基本的に私は、漠然とだがどんな職場でも働ける気がする。
…と言うと、既に社会人になって大変な思いをしてらっしゃる方から「甘いぞ。」などと一喝されそうな気がするが、まあ現段階ではまだ学生なので甘いのは当然だ。甘いなりに考えてみたのだが、特に激しい嗜好は無い。どんな所でも頑張るつもりだ。限界が来るまでは。
こう考えるとあまりにも範囲が広がり過ぎてしまうので、順位をつける事にしよう。どこでもいいんだけど、ここはちょっと嫌かもなぁ…と思える会社(業界)をリストアップ。
<とても行きたくない業界>
建設・道路 不動産 化学 鉄鋼 石油・鉱業
電力・ガス 信販・クレジットカード 消費者金融
通信 人材サービス 紙・印刷 繊維
海運・倉庫
<あまり行きたくない業界>
商社 コンサルタント 食品 医薬品 生活用品
機械 電子部品・デバイス 自動車・自動車部品
IT・ソフトウェア 銀行 証券 生保・損保
教育 テレビ レジャー・アミューズメント スーパー
住設機器
<受かればまあ行きたい業界>
ゲーム・音楽ソフト 新聞 フードサービス 百貨店
専門店 住宅 広告 陸運 アパレル 旅行
<かなり行きたい業界>
出版 化粧品 航空 ブライダル 宝飾 ホテル
…私ってミーハーなんだなぁ。なんか改めて自分のミーハー小娘ぶりを痛感。さっきどこでも働けるって書いた割には、とても行きたくない業界の項目が多すぎる!まあ、とりあえず挙げただけなので、これらを比較・分析。
大まかに分けると、私は第一次産業、第二次産業にはあまり関心が無い模様。つまり一つの商品がここにあるとして、その商品の材料や素材には全く興味が無い。そしてその商品をどうやって運ぶか、取引するかといった事にも興味が無いようである。だが商品(完成品)を実際に売る事、つまり消費者にさばく部分には非常に興味があるようだ。
改めて考えてわかったのだが、これってちょっと幼稚なのではないだろうか。要は、小学生が近所のお店で売ってるもの(ケーキとか)を見て、それが好きだからそれを売る人になりたい、と思うようなものではないか。だから女子学生が化粧品会社に大量に殺到するのだ!!
逆から考えてみよう。どうして材料や素材に興味が無いのか。
十把一絡げにするのもどうかとは思うが、これらの多くは主に理系の方々の領域のような気がする。私はかれこれ22年間、一度も浮気する事無く文系を貫いてきた年代物の文系人間で、かなり熟成している。そのせいかもしれない。しかしこれでは理由にならないので、もっと掘り起こしてみよう。
なぜ私は理系じゃなくなったのか。
理科の勉強は嫌いだった。二酸化マンガンに過酸化水素水を加えても、ワクワクした記憶が無い。重い物と軽い物を二階から落として落下速度が同じだと気付いても、「ふーん。」程度だった。物理や化学、つまりこの世界がどのような原則に従って構成されているかに関して、興味が無かったのだろう。理科好きの男の子などは多分このあたりで「すげー!!」と興奮して、どんどん理科を勉強する気になっていくのだろうが。
しかも材料部門に関しては、やはり男性に任せておきたい気がする。それは差別だといくら言われても構わないが、女性と男性に向き不向きはあると思う。だって違う目的に沿って作られてるんだから。女性が家を守った方がいい、と言うわけではないけど、その方が概ねうまくいくのではないかと思う。でなきゃ何のために男性が女性より強くできているのか。
というわけで、材料部門は男性なのである(意味不明)。自分の愛する妻子の為に余所から調達してくる物が、どのような物質で構成されているのかを知る事もそうだし、狩りに行く際に気象や自然の知識が必要になるように、理系的事柄を探求するに向いているのは、比べたらやはり女性より男性なのである。
そんなわけで、女性である私は何に興味があり、何に向いているのか。女性の私ならではの仕事ってあるのだろうか。これ以降はまた明日。
今日の内容は、かなり偏見に満ちた内容なので、多少気分を害された方がいたら申し訳ないです。特に、<とても行きたくない業界>に消費者金融が入ってるあたり、リンクして下さってるある方にとっては誠に不愉快かもしれない。まあ、りんごが好きな人もいれば、みかんが好きな人もいるってことで…お許しください。
先日の「自己分析」の続き。やはりこういうものは頭で考えてみるだけじゃなくて、実際にアウトプットしないと永久にわからん気がする。
まず、本日は私が企業を選ぶポイントから考えてみよう。
基本的に私は、漠然とだがどんな職場でも働ける気がする。
…と言うと、既に社会人になって大変な思いをしてらっしゃる方から「甘いぞ。」などと一喝されそうな気がするが、まあ現段階ではまだ学生なので甘いのは当然だ。甘いなりに考えてみたのだが、特に激しい嗜好は無い。どんな所でも頑張るつもりだ。限界が来るまでは。
こう考えるとあまりにも範囲が広がり過ぎてしまうので、順位をつける事にしよう。どこでもいいんだけど、ここはちょっと嫌かもなぁ…と思える会社(業界)をリストアップ。
<とても行きたくない業界>
建設・道路 不動産 化学 鉄鋼 石油・鉱業
電力・ガス 信販・クレジットカード 消費者金融
通信 人材サービス 紙・印刷 繊維
海運・倉庫
<あまり行きたくない業界>
商社 コンサルタント 食品 医薬品 生活用品
機械 電子部品・デバイス 自動車・自動車部品
IT・ソフトウェア 銀行 証券 生保・損保
教育 テレビ レジャー・アミューズメント スーパー
住設機器
<受かればまあ行きたい業界>
ゲーム・音楽ソフト 新聞 フードサービス 百貨店
専門店 住宅 広告 陸運 アパレル 旅行
<かなり行きたい業界>
出版 化粧品 航空 ブライダル 宝飾 ホテル
…私ってミーハーなんだなぁ。なんか改めて自分のミーハー小娘ぶりを痛感。さっきどこでも働けるって書いた割には、とても行きたくない業界の項目が多すぎる!まあ、とりあえず挙げただけなので、これらを比較・分析。
大まかに分けると、私は第一次産業、第二次産業にはあまり関心が無い模様。つまり一つの商品がここにあるとして、その商品の材料や素材には全く興味が無い。そしてその商品をどうやって運ぶか、取引するかといった事にも興味が無いようである。だが商品(完成品)を実際に売る事、つまり消費者にさばく部分には非常に興味があるようだ。
改めて考えてわかったのだが、これってちょっと幼稚なのではないだろうか。要は、小学生が近所のお店で売ってるもの(ケーキとか)を見て、それが好きだからそれを売る人になりたい、と思うようなものではないか。だから女子学生が化粧品会社に大量に殺到するのだ!!
逆から考えてみよう。どうして材料や素材に興味が無いのか。
十把一絡げにするのもどうかとは思うが、これらの多くは主に理系の方々の領域のような気がする。私はかれこれ22年間、一度も浮気する事無く文系を貫いてきた年代物の文系人間で、かなり熟成している。そのせいかもしれない。しかしこれでは理由にならないので、もっと掘り起こしてみよう。
なぜ私は理系じゃなくなったのか。
理科の勉強は嫌いだった。二酸化マンガンに過酸化水素水を加えても、ワクワクした記憶が無い。重い物と軽い物を二階から落として落下速度が同じだと気付いても、「ふーん。」程度だった。物理や化学、つまりこの世界がどのような原則に従って構成されているかに関して、興味が無かったのだろう。理科好きの男の子などは多分このあたりで「すげー!!」と興奮して、どんどん理科を勉強する気になっていくのだろうが。
しかも材料部門に関しては、やはり男性に任せておきたい気がする。それは差別だといくら言われても構わないが、女性と男性に向き不向きはあると思う。だって違う目的に沿って作られてるんだから。女性が家を守った方がいい、と言うわけではないけど、その方が概ねうまくいくのではないかと思う。でなきゃ何のために男性が女性より強くできているのか。
というわけで、材料部門は男性なのである(意味不明)。自分の愛する妻子の為に余所から調達してくる物が、どのような物質で構成されているのかを知る事もそうだし、狩りに行く際に気象や自然の知識が必要になるように、理系的事柄を探求するに向いているのは、比べたらやはり女性より男性なのである。
そんなわけで、女性である私は何に興味があり、何に向いているのか。女性の私ならではの仕事ってあるのだろうか。これ以降はまた明日。
今日の内容は、かなり偏見に満ちた内容なので、多少気分を害された方がいたら申し訳ないです。特に、<とても行きたくない業界>に消費者金融が入ってるあたり、リンクして下さってるある方にとっては誠に不愉快かもしれない。まあ、りんごが好きな人もいれば、みかんが好きな人もいるってことで…お許しください。
My Foundation
2005年4月17日「自己分析をしなさい。」
初めて自己分析という言葉を聞いたのは、確か大学三年の夏頃。その後秋が深まるにつれて、この単語を聞く頻度が増えてきた。
しかし、私の中で「自己分析というのは就活に必要なものなのだな。」程度の認識しか無かった。誰も自己分析の仕方など教えてくれなかったし、マニュアルばかりに頼ってきた私は、「自己分析のやり方」と書かれたハウツー本を買おうかどうしようか、結局その程度で頭を悩ましていたのだ。
最近になってようやく気付く。
面接中、自分の事なのに喋れない。自分が何が好きで何が嫌いなのかわからない。将来どんな場所で何をしたいのかも喋れない。時間内に簡潔に話さなきゃいけない事がプレッシャーを与えて、つじつま合わせに嘘を並べる自分がいる。そのうち止まらなくなって、嘘がどんどん膨れていく。そこには自分じゃない自分がいて、面接を受けている。
某企業の最終面接は、メチャクチャだった。完全に自己分析が足らなかった故の結果である。悔いが残ってならない。しかし、これは集英社の三次面接(事実上の最終選考)のために、神が与えてくれたチャンスなのかもしれない。
自分が企業を選ぶポイント。
入ってからやりたい事。
自分の一番アピールしたい長所。
その長所を生かす事で、会社にどんなメリットを与えられるか。
これは企業によって変えるべきものではない。自分の中の一番基本となる部分なのに、全然固まっていない。こんな状態で受かるはずがない。
初めて自己分析という言葉を聞いたのは、確か大学三年の夏頃。その後秋が深まるにつれて、この単語を聞く頻度が増えてきた。
しかし、私の中で「自己分析というのは就活に必要なものなのだな。」程度の認識しか無かった。誰も自己分析の仕方など教えてくれなかったし、マニュアルばかりに頼ってきた私は、「自己分析のやり方」と書かれたハウツー本を買おうかどうしようか、結局その程度で頭を悩ましていたのだ。
最近になってようやく気付く。
面接中、自分の事なのに喋れない。自分が何が好きで何が嫌いなのかわからない。将来どんな場所で何をしたいのかも喋れない。時間内に簡潔に話さなきゃいけない事がプレッシャーを与えて、つじつま合わせに嘘を並べる自分がいる。そのうち止まらなくなって、嘘がどんどん膨れていく。そこには自分じゃない自分がいて、面接を受けている。
某企業の最終面接は、メチャクチャだった。完全に自己分析が足らなかった故の結果である。悔いが残ってならない。しかし、これは集英社の三次面接(事実上の最終選考)のために、神が与えてくれたチャンスなのかもしれない。
自分が企業を選ぶポイント。
入ってからやりたい事。
自分の一番アピールしたい長所。
その長所を生かす事で、会社にどんなメリットを与えられるか。
これは企業によって変えるべきものではない。自分の中の一番基本となる部分なのに、全然固まっていない。こんな状態で受かるはずがない。
神保町にて
2005年4月14日ふおぉ
なんか昨日は随分かっこいい事を書いているけど(緊張のあまり自分に酔っていたんだろうなぁ。)、今日の集英社や如何に。
そーれにしても集英社様は、書かせる事の好きな会社である。エントリーシートがA46枚(しかも作文付き)、筆記試験でまた作文、二次面接でもなんやかやと色々書かされた。まあ活字の専門家を雇いたいのだから当然と言えば当然だが…このあたりで苦しいと思っちゃう人は、やはり入社しない方がいいとは思う。後々、不幸であろう。
肝心の面接の手応えは…!!
そんなもん、あるわけない。(泣きながら。)
集英社ーーー!!!
ふおおおおおお!!!!!
なんか昨日は随分かっこいい事を書いているけど(緊張のあまり自分に酔っていたんだろうなぁ。)、今日の集英社や如何に。
そーれにしても集英社様は、書かせる事の好きな会社である。エントリーシートがA46枚(しかも作文付き)、筆記試験でまた作文、二次面接でもなんやかやと色々書かされた。まあ活字の専門家を雇いたいのだから当然と言えば当然だが…このあたりで苦しいと思っちゃう人は、やはり入社しない方がいいとは思う。後々、不幸であろう。
肝心の面接の手応えは…!!
そんなもん、あるわけない。(泣きながら。)
集英社ーーー!!!
ふおおおおおお!!!!!
稲妻のように
2005年4月13日明日は集英社の二次面接。
出版なんてもういいや、私は接客で生きていくんだ、と思ってたはずだったけど、今心臓が激しく動いている。あまり認識してなかったけど、実は第一志望だったようだ。
私は22年間、稲妻のように生きてきた。人生がつまらないと思った事は無い。私の人生は(挫折も含み)常に輝いていた。自分が人より特に優れていると思った事は無い。でもとりわけ劣っていると感じた事も無い。大切な友人もいる。全力で勉強もしたし、全力でスポーツもしたし、全力で恋もしたし、全力で就職活動をしている。
多分、みんなそうなのだ。それを言葉で伝えられないだけだ。明日は自分を飾り立てずに臨む。自分が集英社に相応しい人間だとは思わないけど、相応しくない人間だとも思わない。22年間必死で生きてきたのだから。その間に何も得ていなかったとは考えられない。
私は社会人になりたい。
そして全力で働きたい。今までのように。
出版なんてもういいや、私は接客で生きていくんだ、と思ってたはずだったけど、今心臓が激しく動いている。あまり認識してなかったけど、実は第一志望だったようだ。
私は22年間、稲妻のように生きてきた。人生がつまらないと思った事は無い。私の人生は(挫折も含み)常に輝いていた。自分が人より特に優れていると思った事は無い。でもとりわけ劣っていると感じた事も無い。大切な友人もいる。全力で勉強もしたし、全力でスポーツもしたし、全力で恋もしたし、全力で就職活動をしている。
多分、みんなそうなのだ。それを言葉で伝えられないだけだ。明日は自分を飾り立てずに臨む。自分が集英社に相応しい人間だとは思わないけど、相応しくない人間だとも思わない。22年間必死で生きてきたのだから。その間に何も得ていなかったとは考えられない。
私は社会人になりたい。
そして全力で働きたい。今までのように。
…。
2005年4月12日ポーラ化粧品本舗、COHM面接(なんだそれ)落ち。
ノエビア、一次面接落ち。
花王、一次面接落ち。
ホテルオークラ、エントリーシート落ち。
……。
一気に四つ、結果が来ました。
……。どうやら化粧品の総合職には向かないみたいです。
……。
結果に一喜一憂するもんじゃないってのは、この就活砂漠で学んだこと。適度に落ち込み、適度に受け流すのが重要。
いや、もう今日は書けない。寝る。
ノエビア、一次面接落ち。
花王、一次面接落ち。
ホテルオークラ、エントリーシート落ち。
……。
一気に四つ、結果が来ました。
……。どうやら化粧品の総合職には向かないみたいです。
……。
結果に一喜一憂するもんじゃないってのは、この就活砂漠で学んだこと。適度に落ち込み、適度に受け流すのが重要。
いや、もう今日は書けない。寝る。
私は分度器
2005年4月11日説明会が二つあったが、切った。
理由は一つ。朝、地震があったから。
…というわけではなく、冷たい雨が降っていたから。(この理由もなんだかなぁ。)まあキャンセルの手続きはちゃんとしたので、問題無いはず。
そう言えば、某企業からグループ面接通過の知らせが。
次は最終役員面接だそうだ。ついに、来ました。初めての最終面接。ここはかなり志望度高い企業なので、他のどうでもいい企業(割とたくさんある。)の選考は全て辞退しよう。そうすれば、かなりスケジューリングが楽になるはず。
でも毎回「イケる。」と思ってると落ちるので、「どうせダメだ。」と思って受ける事にしよう。
決戦は金曜日。
ドリカムよ、歌ってくれ。祝福の歌を…。
就活ネタは以上。
高校時代からの友達と、今日微妙な事になってしまった。
最近忙しいながらも頻繁に会っていたのだが、どうも様子がおかしい。多分(というか絶対)男関係で悩んでいるのだ。彼女は薬学部を今年卒業して、念願の病院に就職が決まり(新卒で病院に就職するのは、実は結構大変なのだそうだ。)、本来だったらルンルンしてるはずなのだ。なのにこの前いきなり「会いたい。」と言うから会ってみたら、いきなり泣き出してしまった。でも絶対原因は男関係だ。でもでも理由を話そうとしない。
私は彼女を家まで送りながら、車の中で話をした。
このBROGにも何度も書いている、植物状態の女の子の話を。私は就活で我を忘れそうになる時、いつもその子の事を考える。その子の苦しみを思えば、自分の苦しみなんてちっぽけなものじゃないかと。
すすり泣く彼女に理由を問いただすのも気が引けたので、間接的に諭して慰めようと思ったのだ。しかしどうやらこの方法は失敗だったようだ。
彼女は家に着くと、そそくさと車を降りてしまった。私とはこれ以上話したくないと言いたげな雰囲気で。
それでも彼女の事が気になったので、数日後メールをした。就職したばかりで忙しいとは思ったが、私自身凹んでる時は遊んで発散したいタイプなので、どっかぱーっと遊びに行かないかと提案したのだ。返事は来なかった。
今日になって、ようやく彼女からメールが来た。
私の指定した日にちは用事がある上に、どうやらしばらく放っておいてほしいといったような内容だった。なるほどといった回答である。半ば、予想してた通り。
彼女は(というか私の友達は結構そうなのだが)悩みを人に言いたがらないところがある。私は悩んでても悩んでなくてもなんでもかんでも人に話してしまう節操の無い人間なので(そうでなきゃこんなBROG書いてない。)、そういう人達の繊細な気持ちを理解するのに苦しむ事が多い。
大体、本当に放っておいてほしいなら、泣かないでもらいたい。目の前で泣かれたら、こっちは絶対に心配するではないか。どうにかしてあげたいと思うではないか。こっちがそう思ってメールした結果、「しばらく一人で考えたい。」だなんて。だったら最初から一人で考えていればいいではないか。
もちろん、彼女の気持ちは理解できる。誰だって辛い時は、誰かに側にいてほしいと思う。私だってそうだ。そう思って彼女は、その相手に私を選んでくれたのだ。しかし私は彼女の望むような対応ができず、彼女を癒してあげる事ができなかったのだ。
こういう時、自分はとても非力な人間だと思う。
こざかしい抽象論を彼女に話して、彼女は私が優越感を感じていると思ったのかもしれない。そんな抽象論を語る前に、ただ黙って側にいてあげるだけで、私の役目は十分だったのかもしれない。
私という人間は私一人だから、私の物差しでしか他人を測れない。でも分度器で物体の質量が測れないように、そもそも最初から他人の事を理解しようとするのは無理なのだと思う。自分の物差しで勝手に他人を測って、それが自分の裁量と違ったからって逆上するのは馬鹿だ。だから私は彼女にメールをしない。
見守るしかできない関係ってあると思う。
そもそも他人の為に何かができると思い込む事自体、傲慢だ。
理由は一つ。朝、地震があったから。
…というわけではなく、冷たい雨が降っていたから。(この理由もなんだかなぁ。)まあキャンセルの手続きはちゃんとしたので、問題無いはず。
そう言えば、某企業からグループ面接通過の知らせが。
次は最終役員面接だそうだ。ついに、来ました。初めての最終面接。ここはかなり志望度高い企業なので、他のどうでもいい企業(割とたくさんある。)の選考は全て辞退しよう。そうすれば、かなりスケジューリングが楽になるはず。
でも毎回「イケる。」と思ってると落ちるので、「どうせダメだ。」と思って受ける事にしよう。
決戦は金曜日。
ドリカムよ、歌ってくれ。祝福の歌を…。
就活ネタは以上。
高校時代からの友達と、今日微妙な事になってしまった。
最近忙しいながらも頻繁に会っていたのだが、どうも様子がおかしい。多分(というか絶対)男関係で悩んでいるのだ。彼女は薬学部を今年卒業して、念願の病院に就職が決まり(新卒で病院に就職するのは、実は結構大変なのだそうだ。)、本来だったらルンルンしてるはずなのだ。なのにこの前いきなり「会いたい。」と言うから会ってみたら、いきなり泣き出してしまった。でも絶対原因は男関係だ。でもでも理由を話そうとしない。
私は彼女を家まで送りながら、車の中で話をした。
このBROGにも何度も書いている、植物状態の女の子の話を。私は就活で我を忘れそうになる時、いつもその子の事を考える。その子の苦しみを思えば、自分の苦しみなんてちっぽけなものじゃないかと。
すすり泣く彼女に理由を問いただすのも気が引けたので、間接的に諭して慰めようと思ったのだ。しかしどうやらこの方法は失敗だったようだ。
彼女は家に着くと、そそくさと車を降りてしまった。私とはこれ以上話したくないと言いたげな雰囲気で。
それでも彼女の事が気になったので、数日後メールをした。就職したばかりで忙しいとは思ったが、私自身凹んでる時は遊んで発散したいタイプなので、どっかぱーっと遊びに行かないかと提案したのだ。返事は来なかった。
今日になって、ようやく彼女からメールが来た。
私の指定した日にちは用事がある上に、どうやらしばらく放っておいてほしいといったような内容だった。なるほどといった回答である。半ば、予想してた通り。
彼女は(というか私の友達は結構そうなのだが)悩みを人に言いたがらないところがある。私は悩んでても悩んでなくてもなんでもかんでも人に話してしまう節操の無い人間なので(そうでなきゃこんなBROG書いてない。)、そういう人達の繊細な気持ちを理解するのに苦しむ事が多い。
大体、本当に放っておいてほしいなら、泣かないでもらいたい。目の前で泣かれたら、こっちは絶対に心配するではないか。どうにかしてあげたいと思うではないか。こっちがそう思ってメールした結果、「しばらく一人で考えたい。」だなんて。だったら最初から一人で考えていればいいではないか。
もちろん、彼女の気持ちは理解できる。誰だって辛い時は、誰かに側にいてほしいと思う。私だってそうだ。そう思って彼女は、その相手に私を選んでくれたのだ。しかし私は彼女の望むような対応ができず、彼女を癒してあげる事ができなかったのだ。
こういう時、自分はとても非力な人間だと思う。
こざかしい抽象論を彼女に話して、彼女は私が優越感を感じていると思ったのかもしれない。そんな抽象論を語る前に、ただ黙って側にいてあげるだけで、私の役目は十分だったのかもしれない。
私という人間は私一人だから、私の物差しでしか他人を測れない。でも分度器で物体の質量が測れないように、そもそも最初から他人の事を理解しようとするのは無理なのだと思う。自分の物差しで勝手に他人を測って、それが自分の裁量と違ったからって逆上するのは馬鹿だ。だから私は彼女にメールをしない。
見守るしかできない関係ってあると思う。
そもそも他人の為に何かができると思い込む事自体、傲慢だ。
だって、女の子だもん。
2005年4月10日花王の一次選考会。at亀戸(亀戸って!)
今日の感想としては、花王はとても真面目な会社だなと。就職活動を始める前からぼんやりと描いていた、「THE・企業」という感じ。出版やブライダルばっか回ってたので面食らってしまったけど、花王のような大手メーカーは変なおふざけが全く無い。
マジ、真剣。いや、いい事なんでしょうけどね。
会場だった花王のすみだ事業所は、駅からかなり遠くて、辿り着く前にバテた。というわけで、ファミリーマートに立ち寄って、アサヒの新製品「若武者」を試飲。あ、試飲って言っても、ちゃんと買って飲んだんですよ。(当たり前か。)
私は甘い清涼飲料水が嫌いで、いつもお茶系を好んで飲むわけなんですが、この年になって未だに各メーカーのお茶の区別がつかない。そもそもお茶は大抵一日に一本しか買わないので、飲み比べができない。だから毎回色々試してはみるのだけど、次に飲む時は前回のお茶の味は忘れているのである。
そんなわけで今回の「若武者」。
キレがあるお茶、みたいなコンセプトらしいけど、正直「本格生茶」と全く区別がつかん。こんな私ですが、さすがに「爽健美茶 」とその他緑茶が違う事くらいはわかる。でもまあ、所詮その程度。こだわりが無いという事はつまり、何飲んでもおいしいって事なので、それはそれで、そうでない人よりも幸せなのである。
肝心の選考会の内容だが、ここに書くのも嫌な程の出来。
大手メーカー(特に営業)は、基本的には男の世界なのかしらんウルウルといったところ。とにかく同じグループの優秀なる男子学生にこてんぱんにされて、ヘロヘロの脱力である。
あ、でも一つだけココロオドル出来事が。
(以下、ちょっと桃色な話なので、その手の話が嫌いな人はご退却ください。)
同じグループにいた、ちょっとキムタク風味の男の子。
気になってしまった。(別にキムタクのファンではないんですが。)しかも自己PRを聞いている分には、なかなかのスポーツ少年のようだ。さらに質疑応答の時間に、面接官が青ざめるような鋭い質問!カコイイー!いざ面接が終わって立ち上がると、おおッ!背もかなり高い!いいぞいいぞォッ!!
…とまあ、真面目な大手メーカーの面接会場で、場違いにはしゃいでたわけです。たまにはいいじゃないですか!?何も楽しい事無いんですよ、私なんて!(誰に怒ってるのか、自分でも謎。)
ていうか、今日気付いたんですが、私の回ってる業界は、基本的に女の比率が異常に高い。化粧品、宝飾、ブライダルなどなど。サークルの、メーカーもしくは商社志望の女子共が、「今日はかっこいい男の子と友達になった。」なんてのたまうのを聞く度に、「そんな人いないぞ!!」と思っていたが、こういう訳だったのか…。
なんかうまい具合にキムタク君と帰り道が一緒になったので、軽くメアドを交換。私から聞いたんじゃないですよ、向こうから聞かれたんですってば。(だからなんで言い訳してるんだ、私は。)
こんなにはしゃぐのは、三年振りかもしれん…(遠い目。)
明日からまたが・ん・ば・る・ぞっ♪♪(少女漫画風に。)
今日の感想としては、花王はとても真面目な会社だなと。就職活動を始める前からぼんやりと描いていた、「THE・企業」という感じ。出版やブライダルばっか回ってたので面食らってしまったけど、花王のような大手メーカーは変なおふざけが全く無い。
マジ、真剣。いや、いい事なんでしょうけどね。
会場だった花王のすみだ事業所は、駅からかなり遠くて、辿り着く前にバテた。というわけで、ファミリーマートに立ち寄って、アサヒの新製品「若武者」を試飲。あ、試飲って言っても、ちゃんと買って飲んだんですよ。(当たり前か。)
私は甘い清涼飲料水が嫌いで、いつもお茶系を好んで飲むわけなんですが、この年になって未だに各メーカーのお茶の区別がつかない。そもそもお茶は大抵一日に一本しか買わないので、飲み比べができない。だから毎回色々試してはみるのだけど、次に飲む時は前回のお茶の味は忘れているのである。
そんなわけで今回の「若武者」。
キレがあるお茶、みたいなコンセプトらしいけど、正直「本格生茶」と全く区別がつかん。こんな私ですが、さすがに「爽健美茶 」とその他緑茶が違う事くらいはわかる。でもまあ、所詮その程度。こだわりが無いという事はつまり、何飲んでもおいしいって事なので、それはそれで、そうでない人よりも幸せなのである。
肝心の選考会の内容だが、ここに書くのも嫌な程の出来。
大手メーカー(特に営業)は、基本的には男の世界なのかしらんウルウルといったところ。とにかく同じグループの優秀なる男子学生にこてんぱんにされて、ヘロヘロの脱力である。
あ、でも一つだけココロオドル出来事が。
(以下、ちょっと桃色な話なので、その手の話が嫌いな人はご退却ください。)
同じグループにいた、ちょっとキムタク風味の男の子。
気になってしまった。(別にキムタクのファンではないんですが。)しかも自己PRを聞いている分には、なかなかのスポーツ少年のようだ。さらに質疑応答の時間に、面接官が青ざめるような鋭い質問!カコイイー!いざ面接が終わって立ち上がると、おおッ!背もかなり高い!いいぞいいぞォッ!!
…とまあ、真面目な大手メーカーの面接会場で、場違いにはしゃいでたわけです。たまにはいいじゃないですか!?何も楽しい事無いんですよ、私なんて!(誰に怒ってるのか、自分でも謎。)
ていうか、今日気付いたんですが、私の回ってる業界は、基本的に女の比率が異常に高い。化粧品、宝飾、ブライダルなどなど。サークルの、メーカーもしくは商社志望の女子共が、「今日はかっこいい男の子と友達になった。」なんてのたまうのを聞く度に、「そんな人いないぞ!!」と思っていたが、こういう訳だったのか…。
なんかうまい具合にキムタク君と帰り道が一緒になったので、軽くメアドを交換。私から聞いたんじゃないですよ、向こうから聞かれたんですってば。(だからなんで言い訳してるんだ、私は。)
こんなにはしゃぐのは、三年振りかもしれん…(遠い目。)
明日からまたが・ん・ば・る・ぞっ♪♪(少女漫画風に。)
たまには無題で。
2005年4月9日うわー。
この2・3日は怒濤のような激しさで過ぎ行き、選考もガンガン進み、エントリーシートもドカドカ溜まり、「どないせえっちゅうねん!」的日々で、更新もままならず。(言い訳です。)
最近思ったのだが、私の日記って、カタい。
ような気がした。
特に前々回の「25メートルプール…」なんてめちゃめちゃカタい。初めてこのBROGを立ち上げた時は、ただ日々の反省の為に…との思いだったが、リンクしてくださる人がいたり、カウンターが動いたりしてくるうちに、「見られてる」という意識が芽生え始めて、それと共に色気も生まれ始めた。
いかん、いかん。人の為にBROGを綴るわけではない。
自分の為に綴ったBROGを誰かが読んで、結果的に人の為になったというのが、本来のあるべき姿のような気がする。
スポーツはそれ自体「見せるためのスポーツ」であったとしても、それを意識しまくってる選手の姿にあまり魅力は無い。選手が勝負そのものに集中し、自分の限界に挑んでいる姿を見て、観客の私たちが初めて感動するような気がする。
(まあ、野球選手などは人気商売ですし、見られる自分を演出してこそプロですけど、まあそれは例外でしょう。)
というわけで。
このBROGの存在価値はなんなんでしょうかね。
私自身、文章や絵を描いたりするのが小さい頃から大好きなので、何度か日記を書いてみたが、なぜか続かなかった。最近になって気付いた事だけど、やはり「見られて」いなかったからではないか。私にとって、誰かに「見られて」いるという事は、作品のクオリティの維持、そして書き続ける上でのモチベーションを維持する意味で必要不可欠なようだ。
「見られて」いる事によって得られる緊張感は、やはり創作活動に関してはとても必要だと思う。たとえその作品が、独りよがりで作者本人にしか利益をもたらさないとしても、その作品そのものを生み出す過程の中で必要なのである。特に私には。
結論としては、つまりこのBROGは結局自分のために書いてるんだけど、書いてる時は誰かの視線を意識しつつ、という事で。
それにしても過去ログは、もう一度読む気が失せる程内容がカタい。私って意外に真面目な人間なのかもしれん。
この2・3日は怒濤のような激しさで過ぎ行き、選考もガンガン進み、エントリーシートもドカドカ溜まり、「どないせえっちゅうねん!」的日々で、更新もままならず。(言い訳です。)
最近思ったのだが、私の日記って、カタい。
ような気がした。
特に前々回の「25メートルプール…」なんてめちゃめちゃカタい。初めてこのBROGを立ち上げた時は、ただ日々の反省の為に…との思いだったが、リンクしてくださる人がいたり、カウンターが動いたりしてくるうちに、「見られてる」という意識が芽生え始めて、それと共に色気も生まれ始めた。
いかん、いかん。人の為にBROGを綴るわけではない。
自分の為に綴ったBROGを誰かが読んで、結果的に人の為になったというのが、本来のあるべき姿のような気がする。
スポーツはそれ自体「見せるためのスポーツ」であったとしても、それを意識しまくってる選手の姿にあまり魅力は無い。選手が勝負そのものに集中し、自分の限界に挑んでいる姿を見て、観客の私たちが初めて感動するような気がする。
(まあ、野球選手などは人気商売ですし、見られる自分を演出してこそプロですけど、まあそれは例外でしょう。)
というわけで。
このBROGの存在価値はなんなんでしょうかね。
私自身、文章や絵を描いたりするのが小さい頃から大好きなので、何度か日記を書いてみたが、なぜか続かなかった。最近になって気付いた事だけど、やはり「見られて」いなかったからではないか。私にとって、誰かに「見られて」いるという事は、作品のクオリティの維持、そして書き続ける上でのモチベーションを維持する意味で必要不可欠なようだ。
「見られて」いる事によって得られる緊張感は、やはり創作活動に関してはとても必要だと思う。たとえその作品が、独りよがりで作者本人にしか利益をもたらさないとしても、その作品そのものを生み出す過程の中で必要なのである。特に私には。
結論としては、つまりこのBROGは結局自分のために書いてるんだけど、書いてる時は誰かの視線を意識しつつ、という事で。
それにしても過去ログは、もう一度読む気が失せる程内容がカタい。私って意外に真面目な人間なのかもしれん。
遺伝子はかく伝わりき。
2005年4月5日父と母が喧嘩をしている。
うちの父は、祖父の事業を継ぐような形で自営業を始めた。と言っても、祖父の作った大阪の会社を正式に引き継いだのは、父の兄(つまり私のおじさん)だから、父はその本社の子会社という感じだったわけだが。
そのおじさんが、会社の事を誰にも引き継がずに、去年の秋に死んでしまった。一応秘伝の技?みたいなものがあったらしく、本社(といってもちっこい会社だけど)は大わらわ。急遽、次男坊の我が父が社長と相成りました。もちろん今まで頑張ってきた子会社は事業縮小。というか閉鎖に近い状態。
私は一人っ子なので、父が単身赴任した今、母と二人暮らし状態。まあ二週間に一回位の頻度で、父は帰って来るのだが。
実は就活を続ける上でこの二人暮らしという状況は、結構面倒である。うちの母はちょっと情緒不安定なので、あまり一人にしておきたくないし、かと言って、毎日家に籠もっておさんどんばかりしていては、内定は取れん。
嫁と姑の問題と言うのは、おそらく永久不滅の問題だろう。
古代ギリシャのソフォクレス(悲劇詩人だっけ?)が、『オイディプス』という作品でエディプスコンプレックスを取り上げているあたりから、この息子と父の永久に埋められない対立についてはよく知られているけど、嫁と姑問題について著した作品は無いのだろうか。私が知らないだけで、きっとあると思うんだが。
絶対、紀元前からこの問題は存在してたと思う。だって、おそらく、嫁と姑は絶対に分かり合えない。表面的にうまくやれる家も多くあるだろうが(現に存在してると思う。)、真に分かり合う事は絶対に不可能だ。断言してやる。
父は大阪で社長をやりながら、祖母の家に住んでいる。
それが、うちの母は気に入らない。
今日は祖母の誕生日だったので、大阪の親戚一同(もちろん父も含む。)で、食事に行ったらしい。それを聞いて、母は激怒した。
急に単身赴任が決まってしまったので、母は誕生日もクリスマスイブも結婚記念日も一人だったと言って、ふてくされている。
そんな事は単身赴任じゃない家でも決して珍しい事ではないと思うんだが…うちの母はなぜかものすごく父を愛している上に、今でも子どもみたいな性格なので、手に負えない。
やれやれ困ったな、と。
しかし、ふと気付いたのだが、私は母によく似ているのかもしれない。私の彼氏は父によく似た性格で、優しく滅多に怒らないのだが、逆にそういう性格はヒステリックな女を助長させがちである。こっちがいくら感情的になっても怒らないから、本来は抑制されてもおかしくない怒りは、どんどん解放されていく。
以前、バイトで重要なポジションに就いた奴は、非常にやり甲斐を感じ、週6ペースで飲食店のバイトをしていた事がある。その時、私は仕事に燃える奴を理解しつつも、わざと困らせるような事を言っていた気がする。「なんでこんなに会えないの!?」みたいな。
要は、かまってもらえない子どもが、両親の気を引くために、問題行動を起こすようなものだ。それが良くない事だという事は、当然知っている。
血は争えんなぁ。
誰よりも母の気持ちはわかる私だが、そういう時どうしてほしいのか考えてみた。
…うーむ。好きな人(つまり父、私の場合は彼氏)に横に来てもらっていいこいいこしてもらわなくては機嫌が直らないという事がよくわかるので、私の出る幕ではない。
うちの父は、祖父の事業を継ぐような形で自営業を始めた。と言っても、祖父の作った大阪の会社を正式に引き継いだのは、父の兄(つまり私のおじさん)だから、父はその本社の子会社という感じだったわけだが。
そのおじさんが、会社の事を誰にも引き継がずに、去年の秋に死んでしまった。一応秘伝の技?みたいなものがあったらしく、本社(といってもちっこい会社だけど)は大わらわ。急遽、次男坊の我が父が社長と相成りました。もちろん今まで頑張ってきた子会社は事業縮小。というか閉鎖に近い状態。
私は一人っ子なので、父が単身赴任した今、母と二人暮らし状態。まあ二週間に一回位の頻度で、父は帰って来るのだが。
実は就活を続ける上でこの二人暮らしという状況は、結構面倒である。うちの母はちょっと情緒不安定なので、あまり一人にしておきたくないし、かと言って、毎日家に籠もっておさんどんばかりしていては、内定は取れん。
嫁と姑の問題と言うのは、おそらく永久不滅の問題だろう。
古代ギリシャのソフォクレス(悲劇詩人だっけ?)が、『オイディプス』という作品でエディプスコンプレックスを取り上げているあたりから、この息子と父の永久に埋められない対立についてはよく知られているけど、嫁と姑問題について著した作品は無いのだろうか。私が知らないだけで、きっとあると思うんだが。
絶対、紀元前からこの問題は存在してたと思う。だって、おそらく、嫁と姑は絶対に分かり合えない。表面的にうまくやれる家も多くあるだろうが(現に存在してると思う。)、真に分かり合う事は絶対に不可能だ。断言してやる。
父は大阪で社長をやりながら、祖母の家に住んでいる。
それが、うちの母は気に入らない。
今日は祖母の誕生日だったので、大阪の親戚一同(もちろん父も含む。)で、食事に行ったらしい。それを聞いて、母は激怒した。
急に単身赴任が決まってしまったので、母は誕生日もクリスマスイブも結婚記念日も一人だったと言って、ふてくされている。
そんな事は単身赴任じゃない家でも決して珍しい事ではないと思うんだが…うちの母はなぜかものすごく父を愛している上に、今でも子どもみたいな性格なので、手に負えない。
やれやれ困ったな、と。
しかし、ふと気付いたのだが、私は母によく似ているのかもしれない。私の彼氏は父によく似た性格で、優しく滅多に怒らないのだが、逆にそういう性格はヒステリックな女を助長させがちである。こっちがいくら感情的になっても怒らないから、本来は抑制されてもおかしくない怒りは、どんどん解放されていく。
以前、バイトで重要なポジションに就いた奴は、非常にやり甲斐を感じ、週6ペースで飲食店のバイトをしていた事がある。その時、私は仕事に燃える奴を理解しつつも、わざと困らせるような事を言っていた気がする。「なんでこんなに会えないの!?」みたいな。
要は、かまってもらえない子どもが、両親の気を引くために、問題行動を起こすようなものだ。それが良くない事だという事は、当然知っている。
血は争えんなぁ。
誰よりも母の気持ちはわかる私だが、そういう時どうしてほしいのか考えてみた。
…うーむ。好きな人(つまり父、私の場合は彼氏)に横に来てもらっていいこいいこしてもらわなくては機嫌が直らないという事がよくわかるので、私の出る幕ではない。
25メートルプール分のパチンコ玉の二乗
2005年4月4日すっかり記録するのを忘れていたが、四月になった途端に選考がトントンと進み始めた。
以前撃沈したと書いたポーラ化粧品本舗の筆記試験は、なぜか通過。「あ…あれっ…。」といったところだ。
あれで受かるなら、周りがよっぽど馬鹿だったか、会社がものすごく寛容なのか、試験と同時に提出したプロフィールシートの出来が異常に良かったかのどれかであろう。
次からは何回かの個人面接らしいが、既に一回落ちた人の気分なので、恐れる事は無かろう。言いたい事を言うまでだ。
そして大問題の集英社の一次面接だが、これも通過。
こちらは「なんと!!!」といったところ。激戦の出版業界で内定を貰えるなんて最初から思ってもいないので、妙に強気な態度で臨んだわけだが、逆に良かったのだろうか。
そろそろ人数も絞られて来るので、このBROGに書く内容も注意せねば。
そしてそして、化粧品二社。
ファンケルと花王のエントリーシートも通過。不気味な程調子が良い。
就活の目的は、「内定」を取る事ではない。
それは活動を始める前から色々な所で言われていたことだが、自分の中で噛み砕いて理解できるようになったのは、最近の事。問題は、活動を続けるうちに礎とするべき「目的」。固まりつつあるような気もするが、まだ石と呼べる程ではない。
…とまあ、就活ネタはこんな感じ。
母が、脳幹出血で倒れた例の子の見舞いに行って来たそうだ。
相変わらず意識は無いらしい。しかし目はうっすら開いていて、左目だけはぐるぐる動き、右目は黒目が奥にいってしまっているようで白目状態。
人間の目玉の動きというのは、普段意識してはいないが、何かを見ようとしている時とそうでない時とでは、全く異なるそうだ。
例えば、夢を見ている時など、まぶたの奥で目玉が動く事があるが、彼女は丁度そんな感じで動かしていたそうだ。脳の中で何らかの反射が起こってそうなっているのだと思うが、見てて非常に痛々しかったと言う。
彼女の母親は、白目を向いて横たわる娘の為に、絵本を読み聞かせているそうだ。豊かな色彩を見せて、脳を刺激しようという思いからである。
この話を聞いて、私はふと思ったのだが、果たして植物状態にある患者は自分の状態を認識できているのだろうか。
一般に「脳死」と言われる状態は、深い昏睡、瞳孔の拡大・固定、脳幹反射(呼吸などを司る)の喪失、あと脳波が平たん、自力で呼吸できないなどといった状態だったと思うが、これと照らし合わせると、彼女はかろうじて自力呼吸できているし、瞳孔も正常だし、何より脳幹がまだ生きている。脳死ではない。
しかし、昏睡はどうなのだろうか。
辞典で昏睡を引いてみたのだが、「ひどい病気や薬物などで意識を失って、なかなか覚めない状態が続くこと。」と書いてあるだけだ。医学書にはもっと詳しく供述されているのだろうが。
この場合、彼女は自分の力で体や瞳を動かせないだけで、意識自体はあるのではないだろうか。
もしそうだったら、それは地獄だ。動かない箱に閉じこめられているようなものである。
何しろ痒い所があっても掻く事もできない。痛い所があっても告げる事もできなければ、自分で解消する事もできない。「痛い。痛い。助けて。」と思うしかない。想像するだに恐ろしく、辛い世界だ。
現在、世界中に、どれくらい植物状態になった患者がいるのだろうか。
そんな事、今まで考えた事が無かった。でもその患者と、患者の家族を含めると、きっと莫大な数の人々が大変な思いをしており、同じ数の苦しみがあるのだろう。
25メートルプール一杯分の水の中にパチンコ玉を落として、目をつぶったまま片手ですくい上げた中にたまたまその玉が入っていたという位の確率が、人間が受精する確率だと言われるそうだ。
私たちが生まれる時に既にそれだけの確率が入り込んでいるのに、私たちがたまたまこうして何事も無く生きていられるのは、その確率にさらに同じだけの確率をかけた位のものすごい確率なのかもしれない。
彼女のような人が病気になるのは、何かに気付け、と誰かが言っているからのような気がしてならない。
以前撃沈したと書いたポーラ化粧品本舗の筆記試験は、なぜか通過。「あ…あれっ…。」といったところだ。
あれで受かるなら、周りがよっぽど馬鹿だったか、会社がものすごく寛容なのか、試験と同時に提出したプロフィールシートの出来が異常に良かったかのどれかであろう。
次からは何回かの個人面接らしいが、既に一回落ちた人の気分なので、恐れる事は無かろう。言いたい事を言うまでだ。
そして大問題の集英社の一次面接だが、これも通過。
こちらは「なんと!!!」といったところ。激戦の出版業界で内定を貰えるなんて最初から思ってもいないので、妙に強気な態度で臨んだわけだが、逆に良かったのだろうか。
そろそろ人数も絞られて来るので、このBROGに書く内容も注意せねば。
そしてそして、化粧品二社。
ファンケルと花王のエントリーシートも通過。不気味な程調子が良い。
就活の目的は、「内定」を取る事ではない。
それは活動を始める前から色々な所で言われていたことだが、自分の中で噛み砕いて理解できるようになったのは、最近の事。問題は、活動を続けるうちに礎とするべき「目的」。固まりつつあるような気もするが、まだ石と呼べる程ではない。
…とまあ、就活ネタはこんな感じ。
母が、脳幹出血で倒れた例の子の見舞いに行って来たそうだ。
相変わらず意識は無いらしい。しかし目はうっすら開いていて、左目だけはぐるぐる動き、右目は黒目が奥にいってしまっているようで白目状態。
人間の目玉の動きというのは、普段意識してはいないが、何かを見ようとしている時とそうでない時とでは、全く異なるそうだ。
例えば、夢を見ている時など、まぶたの奥で目玉が動く事があるが、彼女は丁度そんな感じで動かしていたそうだ。脳の中で何らかの反射が起こってそうなっているのだと思うが、見てて非常に痛々しかったと言う。
彼女の母親は、白目を向いて横たわる娘の為に、絵本を読み聞かせているそうだ。豊かな色彩を見せて、脳を刺激しようという思いからである。
この話を聞いて、私はふと思ったのだが、果たして植物状態にある患者は自分の状態を認識できているのだろうか。
一般に「脳死」と言われる状態は、深い昏睡、瞳孔の拡大・固定、脳幹反射(呼吸などを司る)の喪失、あと脳波が平たん、自力で呼吸できないなどといった状態だったと思うが、これと照らし合わせると、彼女はかろうじて自力呼吸できているし、瞳孔も正常だし、何より脳幹がまだ生きている。脳死ではない。
しかし、昏睡はどうなのだろうか。
辞典で昏睡を引いてみたのだが、「ひどい病気や薬物などで意識を失って、なかなか覚めない状態が続くこと。」と書いてあるだけだ。医学書にはもっと詳しく供述されているのだろうが。
この場合、彼女は自分の力で体や瞳を動かせないだけで、意識自体はあるのではないだろうか。
もしそうだったら、それは地獄だ。動かない箱に閉じこめられているようなものである。
何しろ痒い所があっても掻く事もできない。痛い所があっても告げる事もできなければ、自分で解消する事もできない。「痛い。痛い。助けて。」と思うしかない。想像するだに恐ろしく、辛い世界だ。
現在、世界中に、どれくらい植物状態になった患者がいるのだろうか。
そんな事、今まで考えた事が無かった。でもその患者と、患者の家族を含めると、きっと莫大な数の人々が大変な思いをしており、同じ数の苦しみがあるのだろう。
25メートルプール一杯分の水の中にパチンコ玉を落として、目をつぶったまま片手ですくい上げた中にたまたまその玉が入っていたという位の確率が、人間が受精する確率だと言われるそうだ。
私たちが生まれる時に既にそれだけの確率が入り込んでいるのに、私たちがたまたまこうして何事も無く生きていられるのは、その確率にさらに同じだけの確率をかけた位のものすごい確率なのかもしれない。
彼女のような人が病気になるのは、何かに気付け、と誰かが言っているからのような気がしてならない。
哀愁と春蕾
2005年4月2日久々に学校に行ってきた。
新年度を迎えるにあたり、色々必要な物を取りに来いとの事。やれやれである。
学校に行くのは一月以来なので、随分御無沙汰である。
いつものように校門をくぐり、手続きを済ませ、一息つく。さすがに4回目なので、戸惑う事も無い。
今日は夕方に面接が控えていたので、時間を潰すために学食へ。久々に痛感したのが、大学という施設の有り難さである。就活をしていると色々な場所で時間を持てあましがちだが、そういう時いちいちカフェ等に入るとそれだけで金がかかる。しかも別にコーヒーが飲みたいわけではなく、席に座りたいだけだから納得がいかない。
うちの学食はセルフサービスなので、何も食べなくても座れるし、寝てたっていいし、書き物をしててもいいし、やりたい放題だ。(ピークタイムでなければだが。)水もお茶も飲みまくりである。
学食の有り難さに、今更ながら気付いてしまった。
隣りに座っていた女の子の群が、どうやら必死に時間割を組んでいるようだった。あーでもない、こーでもないとかしましく、その姿を見ているだけで、「新二年だろうなあ。」と大体の学年がわかる。
案の定彼女らは新二年で、話の合間に度々、
「2女ってやばくなーい!?」と連発していた。
よく「華の一年、化石の二年、ゴミの三年」などと表現されるが、これはどうやら女子学生だけに適用されるらしい。
それにしても3女がゴミだとしたら、4女は一体なんなのだ。ゴミ以下となると、もはや存在する価値も無いという事だろうか。
というわけで、ゴミ以下の4女見参!
一人ぼっちでカツ丼を掻き込み、「ふー。旨かったぁ。」などと緑茶をすする姿は、まさにゴミ以下と表現されるに相応しかろう。
就活をした事がないおまえら!(隣りの2女軍団に対して。)せいぜい今のうちに化石時代を楽しんでおくがいい!
帰り際に思ったのだが、どこを見てもなんだか皆幼い。ような気がする。いや、気のせいではない。私服が眩しい。茶髪が眩しい。ついでに笑顔が眩しい!
気付いた途端ハッとしてしまったのだが、この学校には最早自分より年下、もしくは同い年の学生しか残っていないのだ。
今日学校にいて、そこはかとなく居心地が悪く感じた。
それは多分、自分の匂いが希薄になってきているからだ。
5年後、10年後を見据えて動かねばいけない就活を続けているうちに、公正な時の流れより半歩先にフライングしてしまったような気分である。私にとって、もはや学校は自分のテリトリーではなくなりつつある。
去年はもう桜が咲いていたはずだが、今年はまだだった。
蕾の下で笑顔を咲かせる多くの後輩たちに、幸あれ。
新年度を迎えるにあたり、色々必要な物を取りに来いとの事。やれやれである。
学校に行くのは一月以来なので、随分御無沙汰である。
いつものように校門をくぐり、手続きを済ませ、一息つく。さすがに4回目なので、戸惑う事も無い。
今日は夕方に面接が控えていたので、時間を潰すために学食へ。久々に痛感したのが、大学という施設の有り難さである。就活をしていると色々な場所で時間を持てあましがちだが、そういう時いちいちカフェ等に入るとそれだけで金がかかる。しかも別にコーヒーが飲みたいわけではなく、席に座りたいだけだから納得がいかない。
うちの学食はセルフサービスなので、何も食べなくても座れるし、寝てたっていいし、書き物をしててもいいし、やりたい放題だ。(ピークタイムでなければだが。)水もお茶も飲みまくりである。
学食の有り難さに、今更ながら気付いてしまった。
隣りに座っていた女の子の群が、どうやら必死に時間割を組んでいるようだった。あーでもない、こーでもないとかしましく、その姿を見ているだけで、「新二年だろうなあ。」と大体の学年がわかる。
案の定彼女らは新二年で、話の合間に度々、
「2女ってやばくなーい!?」と連発していた。
よく「華の一年、化石の二年、ゴミの三年」などと表現されるが、これはどうやら女子学生だけに適用されるらしい。
それにしても3女がゴミだとしたら、4女は一体なんなのだ。ゴミ以下となると、もはや存在する価値も無いという事だろうか。
というわけで、ゴミ以下の4女見参!
一人ぼっちでカツ丼を掻き込み、「ふー。旨かったぁ。」などと緑茶をすする姿は、まさにゴミ以下と表現されるに相応しかろう。
就活をした事がないおまえら!(隣りの2女軍団に対して。)せいぜい今のうちに化石時代を楽しんでおくがいい!
帰り際に思ったのだが、どこを見てもなんだか皆幼い。ような気がする。いや、気のせいではない。私服が眩しい。茶髪が眩しい。ついでに笑顔が眩しい!
気付いた途端ハッとしてしまったのだが、この学校には最早自分より年下、もしくは同い年の学生しか残っていないのだ。
今日学校にいて、そこはかとなく居心地が悪く感じた。
それは多分、自分の匂いが希薄になってきているからだ。
5年後、10年後を見据えて動かねばいけない就活を続けているうちに、公正な時の流れより半歩先にフライングしてしまったような気分である。私にとって、もはや学校は自分のテリトリーではなくなりつつある。
去年はもう桜が咲いていたはずだが、今年はまだだった。
蕾の下で笑顔を咲かせる多くの後輩たちに、幸あれ。
ごはんを食べておいしいと思える私の毎日
2005年4月1日幼馴染みの女の子が、脳幹出血で倒れた。
植物状態で、意識が無いらしい。
私の母親が中学時代からずっと仲良くしてた友人の娘で、私より三つか四つ年下。浪人していて、某国立大を目指していた。
最近はずっと一緒に遊んでなかったけど、近所に住んでいるから、勉強を頑張っているらしい事は聞いていた。二月末に試験を受けて、どうやら第一志望の国立に合格したそうだ。
倒れたのは、まだ合格発表を聞く前。
事前に症状があったわけでもなく、本当に突然の事だったらしい。今日彼女の父親(つまり私の母親の友人)に、たまたま会って事実を知った。
脳幹出血は、脳出血の中でも一番厄介な部類で、医者にはもう諦めろと言われたそうだ。事実、救急車の中で呼吸は一度止まったらしい。それでもなんとか一命を取り留めて、今は脳神経外科のベッドの上で、機械によってやっと生かされている。
一番行きたかった大学の入学式が今週末にある。
彼女の両親は新幹線に乗って、式に出席しに行くそうだ。そして学生証を貰い、そのまま休学の手続きをする。
そうすれば、彼女が元気になった時、大学に通う事ができるから。
この世に、一つとして不要な命は無いと思っているけど、どうして真面目に頑張ってきた彼女がこんな目に遭って、生きている価値が無いような悪人がのうのうと生かされているんだろう。
そう思わざるを得ない。
神様が一体何をお考えになっているのか、きっと死ぬまでわからないんだろうけど、(死んでもわからないのかも。)彼/彼女はとても残酷だ。よく、それは私たちの生まれながらに背負っている罪のせいだと言われているけれど、それにしてもだ。
彼女の父親が言っていた。
「生きているだけでいい。毎日ごはんを食べて、おいしいと思えたらそれだけで幸せなんだ。」
就活を続けるうちに色々な事がわかってきた。
内定よりも大切な事がたくさんあって、きっと私はそれらをいっぱい手にしているし、これから手に入れる事ができる。
植物状態で、意識が無いらしい。
私の母親が中学時代からずっと仲良くしてた友人の娘で、私より三つか四つ年下。浪人していて、某国立大を目指していた。
最近はずっと一緒に遊んでなかったけど、近所に住んでいるから、勉強を頑張っているらしい事は聞いていた。二月末に試験を受けて、どうやら第一志望の国立に合格したそうだ。
倒れたのは、まだ合格発表を聞く前。
事前に症状があったわけでもなく、本当に突然の事だったらしい。今日彼女の父親(つまり私の母親の友人)に、たまたま会って事実を知った。
脳幹出血は、脳出血の中でも一番厄介な部類で、医者にはもう諦めろと言われたそうだ。事実、救急車の中で呼吸は一度止まったらしい。それでもなんとか一命を取り留めて、今は脳神経外科のベッドの上で、機械によってやっと生かされている。
一番行きたかった大学の入学式が今週末にある。
彼女の両親は新幹線に乗って、式に出席しに行くそうだ。そして学生証を貰い、そのまま休学の手続きをする。
そうすれば、彼女が元気になった時、大学に通う事ができるから。
この世に、一つとして不要な命は無いと思っているけど、どうして真面目に頑張ってきた彼女がこんな目に遭って、生きている価値が無いような悪人がのうのうと生かされているんだろう。
そう思わざるを得ない。
神様が一体何をお考えになっているのか、きっと死ぬまでわからないんだろうけど、(死んでもわからないのかも。)彼/彼女はとても残酷だ。よく、それは私たちの生まれながらに背負っている罪のせいだと言われているけれど、それにしてもだ。
彼女の父親が言っていた。
「生きているだけでいい。毎日ごはんを食べて、おいしいと思えたらそれだけで幸せなんだ。」
就活を続けるうちに色々な事がわかってきた。
内定よりも大切な事がたくさんあって、きっと私はそれらをいっぱい手にしているし、これから手に入れる事ができる。
サクラサク。(私の桜はまだだけど。)
2005年3月31日二日も日記を書かずにいた。いかんいかん、どんなに就活が忙しくなろうとも、毎日書くと誓ったのに…。
それとは全く関係無いけど、しばらく見ない間に、ちょっと憧れてた日記書きさんがリンク貼ってくれてました。嬉しい。いやー、こういうのがこの日記の醍醐味ですよね!(誰に言ってるんだか。)
今日の就活ネタ。
大手ブライダル企業のワタベウェディング、書類&適正検査で撃沈。最近落ちても前ほど凹まなくなってきたけど、その代わりに怒りが湧くようになってきた。(就活第二段階に突入した模様。)「私を落とすなんて何様のつもりだ!?」ってなもんである。
最近思うのが、人事部の特に新卒採用担当なんてずーっとやってると、段々性格が横柄になったりはしないのだろうか。
教師が毎日自分より下の立場から敬われてばかりいるから、性格が歪みやすいというのは有名な仮説である。人事担当者も、学生から「どうか私をーーっ!人事部様ーーっ!!」なんて言われてばっかいたら、ちっとも偉いわけではないのになんだか自分が偉くなったような錯覚を抱きそうである。
それはそれで楽しい日々かもしれんが。
そう言えば、先日のノエビアの筆記&プレゼンは通過していた。化粧品の選考が久々に進んだ。店頭販売職ではないので志望度は低いが、本番(販売職)に備えて練習してくるか。
今日は、日本ロレアルの販売職(ビューティアドバイザー)&航空その他諸々用の写真を撮って来た。あの有名な(一部で)スタジオDにて。
私、実は昔ちょいっとイベントコンパニオンをやってまして。その時からDの存在は知ってたんだけど、実際撮ったのは初めて。このDはタレントやコンパニオンの宣伝材料写真がめちゃめちゃ綺麗に撮れる事で有名で、HP見たら普通の就活用写真も撮ってくれるそうなので、行ってきました。
うーむ。
やっぱ写真って、大事。
フルメイク(ヘアーセット付き)でレフ板使って腕のいいカメラマンが撮ると、こんなに人って変わるものか。
今まで近所の写真館で撮ってたのが馬鹿みたいだ。いや、あそこのはそれなりに普通っぽくていい感じだから、保守派な企業に使おう。しかし、航空関係と化粧品は、やっぱこれくらい金かけて正解かも…。
というわけで、今日はなかなか収穫のある一日でした。
(ワタベに落ちたのは大損害。)
珍しく、日記らしい日記だ。
それとは全く関係無いけど、しばらく見ない間に、ちょっと憧れてた日記書きさんがリンク貼ってくれてました。嬉しい。いやー、こういうのがこの日記の醍醐味ですよね!(誰に言ってるんだか。)
今日の就活ネタ。
大手ブライダル企業のワタベウェディング、書類&適正検査で撃沈。最近落ちても前ほど凹まなくなってきたけど、その代わりに怒りが湧くようになってきた。(就活第二段階に突入した模様。)「私を落とすなんて何様のつもりだ!?」ってなもんである。
最近思うのが、人事部の特に新卒採用担当なんてずーっとやってると、段々性格が横柄になったりはしないのだろうか。
教師が毎日自分より下の立場から敬われてばかりいるから、性格が歪みやすいというのは有名な仮説である。人事担当者も、学生から「どうか私をーーっ!人事部様ーーっ!!」なんて言われてばっかいたら、ちっとも偉いわけではないのになんだか自分が偉くなったような錯覚を抱きそうである。
それはそれで楽しい日々かもしれんが。
そう言えば、先日のノエビアの筆記&プレゼンは通過していた。化粧品の選考が久々に進んだ。店頭販売職ではないので志望度は低いが、本番(販売職)に備えて練習してくるか。
今日は、日本ロレアルの販売職(ビューティアドバイザー)&航空その他諸々用の写真を撮って来た。あの有名な(一部で)スタジオDにて。
私、実は昔ちょいっとイベントコンパニオンをやってまして。その時からDの存在は知ってたんだけど、実際撮ったのは初めて。このDはタレントやコンパニオンの宣伝材料写真がめちゃめちゃ綺麗に撮れる事で有名で、HP見たら普通の就活用写真も撮ってくれるそうなので、行ってきました。
うーむ。
やっぱ写真って、大事。
フルメイク(ヘアーセット付き)でレフ板使って腕のいいカメラマンが撮ると、こんなに人って変わるものか。
今まで近所の写真館で撮ってたのが馬鹿みたいだ。いや、あそこのはそれなりに普通っぽくていい感じだから、保守派な企業に使おう。しかし、航空関係と化粧品は、やっぱこれくらい金かけて正解かも…。
というわけで、今日はなかなか収穫のある一日でした。
(ワタベに落ちたのは大損害。)
珍しく、日記らしい日記だ。
カノジョがそこに立つ意味
2005年3月28日化粧品業界を志望するようになって、気になる事が増えてきた。
そもそも化粧品をカウンターで買った事があまり無い。なぜか?
無視されるからである。特に百貨店1階の外資系ブランド。(クリ○ークとか、シャ○ルとか、ディ○ールとかね。)
なぜかわからないけど、よく無視される。店員にですよ?
まあ眉毛ぶっとくて野暮ったいガキんちょが、買う気なさそ〜な顔で見てたら、向こうとしては嫌だろうなとは思う。そりゃ綺麗にお化粧しててお金も持ってそうなOLさんに話しかけたいわな。
しかしだ!
もはや私は眉毛ぶっといガキんちょではないし、それなりに小遣いも持ってる。一応下地を塗ってリキッドファンデを塗ってパウダーをはたいてるから、顔だってバリバリ三層構造で「この人化粧品買いそー」って雰囲気を醸し出してるのに(たぶん)、なんでか知らないが無視される。なんで?
どうやら奴ら(びゅーてぃあどばいざー)と私は相当相性が悪いようだ…。
というわけで化粧品売り場に赴くのは、私にとって一種の恐怖ですらある。特に外資。(コーセーや資生堂はもう少し入りやすい気がする。)
最近思ったのだが、奴ら(びゅーてぃあどばいざー)は何か勘違いをしているのではないか。こっちがお客様で、向こうは売り子だ。私達消費者の方が大きい顔をしてていいはずなのに、あの威圧感はなんだ。私の偏見ではない。奴らは明らかに、人によって態度を変えている。特に私に。
もちろん素敵で優しくてニコニコしてるビューティアドバイザーさんがいっぱいいるであろう事は、友達からも聞いてるし知ってるけど、私の人生で「これだぁっ!」と思える方に出会った事がない。
彼女らはぴかぴかのカウンターの奥で澄まし顔をして、私が近づくとあさっての方向を見ながら「どうぞご覧下さいませ〜♪」と言うのみだ。
以前、あまりに頭に来たので、自ら話しかけた事がある。
色々都合が悪そうなのでブランド名は伏せておくが、どうしても試したい商品(メイクアップベース)があったのだ。カウンター上には似たような商品がいくつもあって、何がなんだかわからなかったので、それぞれの違いを聞きたかったのだ。
私が話しかけた彼女は、私とあまり歳具合が変わらないように思えた。もしかしたら大卒じゃなく短大卒で働いていて、同い年だった可能性もある。
彼女は私が聞いたことにはちゃんと答えてくれた、つまり、こっちが「Aですか?」と聞くと、「はい、Aです。」と返してくれたわけ。そして「じゃあこれはBですか?」と聞くと、「いえ、Bではありません。」と返してくれた。
しーん。
以後、沈黙である。
こっちから試したいと言うのは、意外に抵抗がある。服の試着なら結構言い出せるのだが、サンプルくださいと言うのもなんか図々しいおばさんみたいだし。こっちが説明を理解した上で何かアクションを起こすのを、彼女はぼんやり見ているのだ。
君がそこにいる意味はなんだ。
私は問いただしたかった。商品の説明をするだけなら、ビューティアドバイザーなんて要らん。説明書を置いておくだけでいいのだ。ビューティアドバイザーはマネキン人形じゃないぞ。
美容部員(ビューティアドバイザー)という職種が一対何故こんなに人気があるのか、疑問である。
思うに、女性はほとんどの場合お化粧品が好きだから、何らかの形でそれらに関わりたいと思うのは、これ自然な反応だと思う。しかし、多分それだけの理由ではない。
百貨店(特に都心)1階の、ぴかぴかしたカウンターには、女性の欲しい輝きが蔓延している。ブランド性があるのだ。あそこに立ちたい、という思いを抱かせる何かがある。
しかしそれだけで憧れのビューティアドバイザーになったら、多分ろくなものにはならない。
何しろなるのが結構大変だから(私も調べ始めて知った。)、いつのまにか位置関係が逆転している。「みんな大好き、憧れのブランドのカウンター内にいるワ・タ・シ☆」な思いでいっぱいで、そうでない人(もともと自分もそうだったのにね。)を見下してはいないだろうか。
口を酸っぱくして言っておきたいが、全員が全員そんな人たちではない!きっと接客が大好きで、「お客様を綺麗にしてあげたい!」と心から思っている人も絶対いるはずだ。
でもおそらくそうじゃない人がいるのも、事実。そしてなぜかそういう人ばかりに当たってしまうのが私なのである。
接客ってなんだろう。
この問題は意外に深い。私が宝飾業界(あちらの店員さんも高圧的な方が多い。)や化粧品業界に興味を持ち始めたのは、元々こういう負の部分から始まっている。
そもそも化粧品をカウンターで買った事があまり無い。なぜか?
無視されるからである。特に百貨店1階の外資系ブランド。(クリ○ークとか、シャ○ルとか、ディ○ールとかね。)
なぜかわからないけど、よく無視される。店員にですよ?
まあ眉毛ぶっとくて野暮ったいガキんちょが、買う気なさそ〜な顔で見てたら、向こうとしては嫌だろうなとは思う。そりゃ綺麗にお化粧しててお金も持ってそうなOLさんに話しかけたいわな。
しかしだ!
もはや私は眉毛ぶっといガキんちょではないし、それなりに小遣いも持ってる。一応下地を塗ってリキッドファンデを塗ってパウダーをはたいてるから、顔だってバリバリ三層構造で「この人化粧品買いそー」って雰囲気を醸し出してるのに(たぶん)、なんでか知らないが無視される。なんで?
どうやら奴ら(びゅーてぃあどばいざー)と私は相当相性が悪いようだ…。
というわけで化粧品売り場に赴くのは、私にとって一種の恐怖ですらある。特に外資。(コーセーや資生堂はもう少し入りやすい気がする。)
最近思ったのだが、奴ら(びゅーてぃあどばいざー)は何か勘違いをしているのではないか。こっちがお客様で、向こうは売り子だ。私達消費者の方が大きい顔をしてていいはずなのに、あの威圧感はなんだ。私の偏見ではない。奴らは明らかに、人によって態度を変えている。特に私に。
もちろん素敵で優しくてニコニコしてるビューティアドバイザーさんがいっぱいいるであろう事は、友達からも聞いてるし知ってるけど、私の人生で「これだぁっ!」と思える方に出会った事がない。
彼女らはぴかぴかのカウンターの奥で澄まし顔をして、私が近づくとあさっての方向を見ながら「どうぞご覧下さいませ〜♪」と言うのみだ。
以前、あまりに頭に来たので、自ら話しかけた事がある。
色々都合が悪そうなのでブランド名は伏せておくが、どうしても試したい商品(メイクアップベース)があったのだ。カウンター上には似たような商品がいくつもあって、何がなんだかわからなかったので、それぞれの違いを聞きたかったのだ。
私が話しかけた彼女は、私とあまり歳具合が変わらないように思えた。もしかしたら大卒じゃなく短大卒で働いていて、同い年だった可能性もある。
彼女は私が聞いたことにはちゃんと答えてくれた、つまり、こっちが「Aですか?」と聞くと、「はい、Aです。」と返してくれたわけ。そして「じゃあこれはBですか?」と聞くと、「いえ、Bではありません。」と返してくれた。
しーん。
以後、沈黙である。
こっちから試したいと言うのは、意外に抵抗がある。服の試着なら結構言い出せるのだが、サンプルくださいと言うのもなんか図々しいおばさんみたいだし。こっちが説明を理解した上で何かアクションを起こすのを、彼女はぼんやり見ているのだ。
君がそこにいる意味はなんだ。
私は問いただしたかった。商品の説明をするだけなら、ビューティアドバイザーなんて要らん。説明書を置いておくだけでいいのだ。ビューティアドバイザーはマネキン人形じゃないぞ。
美容部員(ビューティアドバイザー)という職種が一対何故こんなに人気があるのか、疑問である。
思うに、女性はほとんどの場合お化粧品が好きだから、何らかの形でそれらに関わりたいと思うのは、これ自然な反応だと思う。しかし、多分それだけの理由ではない。
百貨店(特に都心)1階の、ぴかぴかしたカウンターには、女性の欲しい輝きが蔓延している。ブランド性があるのだ。あそこに立ちたい、という思いを抱かせる何かがある。
しかしそれだけで憧れのビューティアドバイザーになったら、多分ろくなものにはならない。
何しろなるのが結構大変だから(私も調べ始めて知った。)、いつのまにか位置関係が逆転している。「みんな大好き、憧れのブランドのカウンター内にいるワ・タ・シ☆」な思いでいっぱいで、そうでない人(もともと自分もそうだったのにね。)を見下してはいないだろうか。
口を酸っぱくして言っておきたいが、全員が全員そんな人たちではない!きっと接客が大好きで、「お客様を綺麗にしてあげたい!」と心から思っている人も絶対いるはずだ。
でもおそらくそうじゃない人がいるのも、事実。そしてなぜかそういう人ばかりに当たってしまうのが私なのである。
接客ってなんだろう。
この問題は意外に深い。私が宝飾業界(あちらの店員さんも高圧的な方が多い。)や化粧品業界に興味を持ち始めたのは、元々こういう負の部分から始まっている。
祝辞の価値
2005年3月27日一夜明けて。
とりあえずどの企業が怪しいかとか、そういった問題は選考が進んでから考えようかと。ついでに本気で怪しいと思ったら、真偽が判明するまでOB訪問をしようかと。
それはそれとして、サークルの友達が某高級ホテルの内定をゲッツしたらしい。
その娘はとても笑顔が素敵で、誰にでも優しくて、一見非の打ち所が無い。いや、実際性格も良い。多分。
(なんかこの書き方、実は嫌ってるみたいな書き方だな。)
そして某ブライダル企業の一次面接で出会った、かわゆいお友達がいる。その子もホテルとブライダル関係を攻めてるらしく、私が一次であっという間に消えていった会社の一次、二次、筆記をクリアしてどうやらそろそろ最終だよ、みたいなメールが来た。
私は最近気付いたのだが、どうやら相当嫌な奴のようだ。
人の幸せが素直に喜べないというのは、結構人として致命的な気がする。
昔、「のび太の結婚前夜」というドラえもんの映画を見た事があるんだけど、のび太とドラえもんが結婚式前日のしずかちゃんの家を訪ねたシーンがあり、今でも強烈に覚えている。
しずかちゃんのパパはとても人間のできた人で、マリッジブルーに悩むしずかちゃんにこう言うのだ。
「のび太君を選んだ、君の選択は正しかったと思うよ。あの青年は人の不幸を悲しみ、人の幸せを願える人だ。それが人間にとって一番大切なことなんだからね。」
藤子先生の人柄が伝わる台詞だと思う。
私は性善説を信じていない。
「人の不幸は蜜の味」なんてとんでもない言葉が一般化している以上、やはり人間、童話に出てくるような聖人であり得るはずがない。
それは納得できる。でも本当に少数ではあるかもしれないが、やはり限りなく聖人に近い人もいるのではないだろうか。
私は性善説は信じないが、輪廻転生&カルマの法則のようなものは信じる。(盲信しているわけではないが。)
魂にはきっと成熟した魂と、新参物の魂があって、成熟し解脱できる魂になるまで何度も生まれ変わるのだろう。現世で修行をするために。
この場合、現世においてとても人間のできた人というのは、限りなく解脱できそうな(多分もう生まれ変わることは無さそうな)人。もしくは今回が初めての現世体験で、最近生まれたばかりの魂の人。このどちらかではないか。
生まれたばかりの魂は、汚れたほかの魂たちに囲まれ影響され、どんどん嫌なものになっていく。そうしてだんだん嫌な人になって殺人とかもするんだけど、途中で気付き罰を受けるために生まれ変わり、苦しみ、今度は逆にどんどん良い魂になっていくのではないか。(仏教系の専門知識は無いまま語ってます。)
確実に言えるのは、私は多分生まれたばかりの魂ではない。
そして今回で解脱できる魂でもなさそうだ。
たまにものすごーーく純粋で、ばかで、世渡り下手なんだけどとても人に好かれている人がいる。私のサークルにも一人いるんだけど、そういう人を見てると「ああ、この娘は生まれたばかりの魂なんだなぁ。」と本気で思ったりする。
私は結構ずるくて、付和雷同、八方美人という表現がぴったり嵌りそうなタイプ。圧倒的に長いものには巻かれている方が安心するし、大抵の場合、争ってる二派があったらどっちにもつかずに中立を保って、どっちにも良く思われそうな事を言ったりするタイプ。どっちにも嫌われたくないのだ。
私の彼氏は嫌われる事もあるけど、必ず自分がどっち派(もしくはどちらでもない)という意思表示をするタイプ。とても格好いいと思う。
そんな嫌な奴は、人の幸せが恨めしい。
一応表面上はみんなと同じように「おめでとう☆」なんて文字を打ち込んだりするけど、本当は嫉妬の鬼になっているのだ。
私は現在恋人がいるからいいけど、もしいなかったら、果たして人の幸せを毎日心から祈るはめになるような、ブライダルの職業に就けるのか?
私を落としたあの面接官がそこまで見抜いていたかどうかはわからない。
でも私は人の不幸が多分大好きで、それなりにうまく世間で生きていけるけれども、映画化されたらヒロインにはなれないのだ。ヒロインに意地悪をするような、きっと嫌な役に回される人間なのだ。
心から人におめでとうと言えるなら、それはきっととても尊い事で、私は内定を取るよりもまずそのような人になるべきなんだと思う。心の底から思う。
とりあえずどの企業が怪しいかとか、そういった問題は選考が進んでから考えようかと。ついでに本気で怪しいと思ったら、真偽が判明するまでOB訪問をしようかと。
それはそれとして、サークルの友達が某高級ホテルの内定をゲッツしたらしい。
その娘はとても笑顔が素敵で、誰にでも優しくて、一見非の打ち所が無い。いや、実際性格も良い。多分。
(なんかこの書き方、実は嫌ってるみたいな書き方だな。)
そして某ブライダル企業の一次面接で出会った、かわゆいお友達がいる。その子もホテルとブライダル関係を攻めてるらしく、私が一次であっという間に消えていった会社の一次、二次、筆記をクリアしてどうやらそろそろ最終だよ、みたいなメールが来た。
私は最近気付いたのだが、どうやら相当嫌な奴のようだ。
人の幸せが素直に喜べないというのは、結構人として致命的な気がする。
昔、「のび太の結婚前夜」というドラえもんの映画を見た事があるんだけど、のび太とドラえもんが結婚式前日のしずかちゃんの家を訪ねたシーンがあり、今でも強烈に覚えている。
しずかちゃんのパパはとても人間のできた人で、マリッジブルーに悩むしずかちゃんにこう言うのだ。
「のび太君を選んだ、君の選択は正しかったと思うよ。あの青年は人の不幸を悲しみ、人の幸せを願える人だ。それが人間にとって一番大切なことなんだからね。」
藤子先生の人柄が伝わる台詞だと思う。
私は性善説を信じていない。
「人の不幸は蜜の味」なんてとんでもない言葉が一般化している以上、やはり人間、童話に出てくるような聖人であり得るはずがない。
それは納得できる。でも本当に少数ではあるかもしれないが、やはり限りなく聖人に近い人もいるのではないだろうか。
私は性善説は信じないが、輪廻転生&カルマの法則のようなものは信じる。(盲信しているわけではないが。)
魂にはきっと成熟した魂と、新参物の魂があって、成熟し解脱できる魂になるまで何度も生まれ変わるのだろう。現世で修行をするために。
この場合、現世においてとても人間のできた人というのは、限りなく解脱できそうな(多分もう生まれ変わることは無さそうな)人。もしくは今回が初めての現世体験で、最近生まれたばかりの魂の人。このどちらかではないか。
生まれたばかりの魂は、汚れたほかの魂たちに囲まれ影響され、どんどん嫌なものになっていく。そうしてだんだん嫌な人になって殺人とかもするんだけど、途中で気付き罰を受けるために生まれ変わり、苦しみ、今度は逆にどんどん良い魂になっていくのではないか。(仏教系の専門知識は無いまま語ってます。)
確実に言えるのは、私は多分生まれたばかりの魂ではない。
そして今回で解脱できる魂でもなさそうだ。
たまにものすごーーく純粋で、ばかで、世渡り下手なんだけどとても人に好かれている人がいる。私のサークルにも一人いるんだけど、そういう人を見てると「ああ、この娘は生まれたばかりの魂なんだなぁ。」と本気で思ったりする。
私は結構ずるくて、付和雷同、八方美人という表現がぴったり嵌りそうなタイプ。圧倒的に長いものには巻かれている方が安心するし、大抵の場合、争ってる二派があったらどっちにもつかずに中立を保って、どっちにも良く思われそうな事を言ったりするタイプ。どっちにも嫌われたくないのだ。
私の彼氏は嫌われる事もあるけど、必ず自分がどっち派(もしくはどちらでもない)という意思表示をするタイプ。とても格好いいと思う。
そんな嫌な奴は、人の幸せが恨めしい。
一応表面上はみんなと同じように「おめでとう☆」なんて文字を打ち込んだりするけど、本当は嫉妬の鬼になっているのだ。
私は現在恋人がいるからいいけど、もしいなかったら、果たして人の幸せを毎日心から祈るはめになるような、ブライダルの職業に就けるのか?
私を落としたあの面接官がそこまで見抜いていたかどうかはわからない。
でも私は人の不幸が多分大好きで、それなりにうまく世間で生きていけるけれども、映画化されたらヒロインにはなれないのだ。ヒロインに意地悪をするような、きっと嫌な役に回される人間なのだ。
心から人におめでとうと言えるなら、それはきっととても尊い事で、私は内定を取るよりもまずそのような人になるべきなんだと思う。心の底から思う。
鬱。
2005年3月26日なんか就活嫌になってきた…(それは最初から。)
調べれば調べる程恐くなってくる会社が多い。
ちなみに私は販売・接客志望なんですが、販売→ノルマ有り→ノルマ達成できず自腹購入→借金まみれ。
…という事も無くは無いらしい。
ひー!!!!そんなのどうやって調べろっつーんじゃああああああああああ!!!どこの会社だって「うちはノルマありません。目標はありますけど。」って書いてあるヨ!?
最近気付いた事。
「ノルマ達成できなくても給料が減るということは無いです。」
もしやこの言葉こそ罠!?確かに給料が減るという事は無いのだろう。しかしそれはひっかけで、結局規定額の給料は支払われるんだけど、その給料で自社製品を買っているのでわないのか!?
。
。
。
ひーーーーーー!!!!!!
私が夢見る理想の接客現場なんてこの世には無し!?
特に宝飾怪しい!!すごく怪しい!!
「こんなはずじゃなかった…」
ある程度そうなるのは覚悟してる。でもどこまで?どこまで妥協できる?
残業。(まあ良い。)
給料低い。(まあ良い。)
でも借金はいやっっっっっ!!!!!
調べれば調べる程恐くなってくる会社が多い。
ちなみに私は販売・接客志望なんですが、販売→ノルマ有り→ノルマ達成できず自腹購入→借金まみれ。
…という事も無くは無いらしい。
ひー!!!!そんなのどうやって調べろっつーんじゃああああああああああ!!!どこの会社だって「うちはノルマありません。目標はありますけど。」って書いてあるヨ!?
最近気付いた事。
「ノルマ達成できなくても給料が減るということは無いです。」
もしやこの言葉こそ罠!?確かに給料が減るという事は無いのだろう。しかしそれはひっかけで、結局規定額の給料は支払われるんだけど、その給料で自社製品を買っているのでわないのか!?
。
。
。
ひーーーーーー!!!!!!
私が夢見る理想の接客現場なんてこの世には無し!?
特に宝飾怪しい!!すごく怪しい!!
「こんなはずじゃなかった…」
ある程度そうなるのは覚悟してる。でもどこまで?どこまで妥協できる?
残業。(まあ良い。)
給料低い。(まあ良い。)
でも借金はいやっっっっっ!!!!!
悲しい現実
2005年3月25日ポーラ化粧品本舗、撃沈。
筆記自体は(多分)普通のSPIなんだろうけど、あまりに時間が足らないしできないしで、試験中にハニワになってしまった。あれだけできないと、逆に気持ちよい。結果が来なくてもわかる。
さようなら、ポーラ。
そして多分今後も買わないし使わないよ、ポーラ。(富豪と結婚しない限り。高いもん。)
そうだ、割とショックな事件が。
プラン・ドゥ・シー、一次グループディスカッションで敗退。
うあー!さようなら…プラン・ドゥ・シー…(持ち駒がどんどん減っていくなあ。)
このプラン・ドゥ・シーの選考基準に関して、巷でちょっと騒ぎが起こってるらしい。ある内定者が最終面接で社長と「顔は大事か。」について議論した結果、顔は必要よねみたいな結論になったらしく、あの会社は顔で選んでる!という噂が流れてるらしい。
はーあ…馬鹿らしい。
そんなのどこの会社だってそうだろう。人間、不細工より美しい方が好きに決まってる。しかも美形しか受からないというよりは、二度と見たくない程の醜女が落ちるだけだろう。そんな事は就活中に限らず起こる事だ。世の中は不平等にできているのだから。
しかも顔で判断されるってわかったらそこ受けるのやめるのか、と聞きたい。どうしようもないことなんだから、自分にできる事を頑張るしかない。落ちたからって顔のせいにしてたら、結局どこも受からない。落ちたのは、顔のせいじゃない。ディスカッションのやり方、面接のやり方が悪かったのだ。
有効な情報というのは、つまりそれを得た場合に対策を練る意味がある情報のことだ。
この場合、顔で採るという情報を得たところで、こっちは何も対策できない。せいぜい化粧を頑張るくらいか。だったらそんな情報はいらないし、わあわあ騒いでる暇がもったいない。
という事で…
私は顔で落ちたんじゃないと、信じたい。(半べそをかきながら。)
筆記自体は(多分)普通のSPIなんだろうけど、あまりに時間が足らないしできないしで、試験中にハニワになってしまった。あれだけできないと、逆に気持ちよい。結果が来なくてもわかる。
さようなら、ポーラ。
そして多分今後も買わないし使わないよ、ポーラ。(富豪と結婚しない限り。高いもん。)
そうだ、割とショックな事件が。
プラン・ドゥ・シー、一次グループディスカッションで敗退。
うあー!さようなら…プラン・ドゥ・シー…(持ち駒がどんどん減っていくなあ。)
このプラン・ドゥ・シーの選考基準に関して、巷でちょっと騒ぎが起こってるらしい。ある内定者が最終面接で社長と「顔は大事か。」について議論した結果、顔は必要よねみたいな結論になったらしく、あの会社は顔で選んでる!という噂が流れてるらしい。
はーあ…馬鹿らしい。
そんなのどこの会社だってそうだろう。人間、不細工より美しい方が好きに決まってる。しかも美形しか受からないというよりは、二度と見たくない程の醜女が落ちるだけだろう。そんな事は就活中に限らず起こる事だ。世の中は不平等にできているのだから。
しかも顔で判断されるってわかったらそこ受けるのやめるのか、と聞きたい。どうしようもないことなんだから、自分にできる事を頑張るしかない。落ちたからって顔のせいにしてたら、結局どこも受からない。落ちたのは、顔のせいじゃない。ディスカッションのやり方、面接のやり方が悪かったのだ。
有効な情報というのは、つまりそれを得た場合に対策を練る意味がある情報のことだ。
この場合、顔で採るという情報を得たところで、こっちは何も対策できない。せいぜい化粧を頑張るくらいか。だったらそんな情報はいらないし、わあわあ騒いでる暇がもったいない。
という事で…
私は顔で落ちたんじゃないと、信じたい。(半べそをかきながら。)
華のない肌。パッ…
2005年3月24日ノエビアの説明会(筆記試験含)に行く。
六本木一丁目駅に直結してるガーデンビルとかいう建物(有名なの??)の31階という、すんげぇロケーション。
会社のフロアはほぼ360度ガラス張りで、南側には東京タワーが相当な近さで見えたので、この時点でかなりびびる。しかも試験中に西の空から夕陽がフロアを優しく包み…
もうけてんのかなぁ。という印象。
さして問題も無く説明会は終わり、筆記と簡単なプレゼンテーション。さっさと済まし、帰る。
帰る途中に携帯版リクナビで、企業からのメッセージをちぇっく。ティファニーから書類選考通過の知らせ。書類で8割落とされると聞いてたので、意外な結果。
というわけでもなく、まあ自信あったので喜びレベルは普通。
接客(特に対面販売)に対する私の思い入れはここ数日すさまじいものがあるので、書類もさくさく書けるし、面接もあんまいやじゃない。ティファニーめ、見てろ。
大問題は来週に控える集英社と、明日のポーラ化粧品本舗。ポーラは対面接客…とはいまいち言い切れないというか、多分違うのでやる気減退気味。いっそのことおばちゃん方と一緒にポーラレディになったろかい。
最近この日記のせいで寝不足気味なので、肌が大荒れ。うわー。接客を目指す身としてはヤバイ事態なので、今晩はとっとと寝てやろう。
せっかく花王レイシャスの「華がある肌。パッ。」を買ったのに、全く肌色が冴えない。矢田亜希子そっくりの美顔が台無しだ。(とても嘘。)
明日は筆記二つ。ふう。
六本木一丁目駅に直結してるガーデンビルとかいう建物(有名なの??)の31階という、すんげぇロケーション。
会社のフロアはほぼ360度ガラス張りで、南側には東京タワーが相当な近さで見えたので、この時点でかなりびびる。しかも試験中に西の空から夕陽がフロアを優しく包み…
もうけてんのかなぁ。という印象。
さして問題も無く説明会は終わり、筆記と簡単なプレゼンテーション。さっさと済まし、帰る。
帰る途中に携帯版リクナビで、企業からのメッセージをちぇっく。ティファニーから書類選考通過の知らせ。書類で8割落とされると聞いてたので、意外な結果。
というわけでもなく、まあ自信あったので喜びレベルは普通。
接客(特に対面販売)に対する私の思い入れはここ数日すさまじいものがあるので、書類もさくさく書けるし、面接もあんまいやじゃない。ティファニーめ、見てろ。
大問題は来週に控える集英社と、明日のポーラ化粧品本舗。ポーラは対面接客…とはいまいち言い切れないというか、多分違うのでやる気減退気味。いっそのことおばちゃん方と一緒にポーラレディになったろかい。
最近この日記のせいで寝不足気味なので、肌が大荒れ。うわー。接客を目指す身としてはヤバイ事態なので、今晩はとっとと寝てやろう。
せっかく花王レイシャスの「華がある肌。パッ。」を買ったのに、全く肌色が冴えない。矢田亜希子そっくりの美顔が台無しだ。(とても嘘。)
明日は筆記二つ。ふう。
美しき世界
2005年3月23日ESが溜まっているのに、歌の大辞典スペシャルを見まくる。
現実逃避ではない。歌が好きなのだ。(ちょっと嘘。)
虎舞竜の「ロード」が流行ったのは、平成5年らしい。
小学校5年生の時だ。歌自体が流れたのはちょびっとだったけど、色々な事を思い出した。当時の私は申し訳ないけれどとても発育(特に首より上の)が遅かったので、この歌を聴いたときも、
「なんでもないようなことなのに、しあわせだったのかぁ。へんなのー。」
などと、本気で疑問だった。
なんでもないような事が幸せだったと思う。なんでもない夜のこと。二度とは戻れない夜。
22歳になった私は今日この歌を聴いて、締め付けられるような気持ちになった。歌詞自体も切ないんだけど、なんとも言えない震えが音源の向こうにあるように感じられた。それは言葉では表現できない。(表現力が不足気味で、嫌になる。)
なぜこんなに切ないんだろう。
最初に言っておくが、私は恋人と死別した経験はない。どなたも(おそらく)健在だ。だから虎舞竜さんに共感しているという事は決してない。恋人を失った人の気持ちは、本人にしか絶対にわからないはず。それでも私に届いた何かがあるのだ。何も失った事が無い私にもわかるような何かがあるのだ。
私は現在彼氏と穏やかに普通過ぎる付き合いを続けている。何も起こらなさ過ぎて腐りそうな関係だが、お互い不満は無いので、多分しばらくこのままだと思われる。
大塚愛の「さくらんぼ」を聴けば当然自分たちに重ねたくなるし、aikoの「カブトムシ」的気持ちも多分に理解できる。普通に奴を好きだと思うし、別れろと言われればいやだと答えるだろう。今は。
もしこの先何かしら問題が発生して、奴と別れたと仮定する。
会えなくなって、それでも記憶と遺品だけは残り、一人ぼっちになる。うーむ、その時感じるであろう愛しさは、今現在のそれとは比べものにならない気がする。
愛は、決して現在形になり得ない。
それは、いつでも過去形だ。
少なくとも、現在形の愛は決して過去形の愛に勝てない。現在形が肥大すればする程、後で変換される過去形のそれはもっと大きくなる。
なぜなら人は、忘れるから。つまり近くにいる時は見えたデコボコが、遠くから見るとまん丸に見えてしまうからである。忘れることによって削り落とされた不完全な愛はいつか、より完全なものに加工されてしまう。
「ロード」が美しいのは、加工された球体を見ているような気持ちになるからだ。虎舞竜さんは大変な経過を辿ったわけだからともかく、私たちも同じように「ロード」を美しいと思うのは、惰性である。
現在形の中にある美しさを見つけるには、大変な訓練が必要だ。老人はデコボコの石を見てため息をつけるらしいが、私にはただの石にしか見えない。石の凹凸を自ら削ぎ落として球体にする技術は、きっと何かを失う経験を多く積まなくては得られないのだ。
年をとったら、世界がもっと美しくみえるのかもしれない。
それは楽しみな事のようだけれど、とても辛い事なのかもしれない。
現実逃避ではない。歌が好きなのだ。(ちょっと嘘。)
虎舞竜の「ロード」が流行ったのは、平成5年らしい。
小学校5年生の時だ。歌自体が流れたのはちょびっとだったけど、色々な事を思い出した。当時の私は申し訳ないけれどとても発育(特に首より上の)が遅かったので、この歌を聴いたときも、
「なんでもないようなことなのに、しあわせだったのかぁ。へんなのー。」
などと、本気で疑問だった。
なんでもないような事が幸せだったと思う。なんでもない夜のこと。二度とは戻れない夜。
22歳になった私は今日この歌を聴いて、締め付けられるような気持ちになった。歌詞自体も切ないんだけど、なんとも言えない震えが音源の向こうにあるように感じられた。それは言葉では表現できない。(表現力が不足気味で、嫌になる。)
なぜこんなに切ないんだろう。
最初に言っておくが、私は恋人と死別した経験はない。どなたも(おそらく)健在だ。だから虎舞竜さんに共感しているという事は決してない。恋人を失った人の気持ちは、本人にしか絶対にわからないはず。それでも私に届いた何かがあるのだ。何も失った事が無い私にもわかるような何かがあるのだ。
私は現在彼氏と穏やかに普通過ぎる付き合いを続けている。何も起こらなさ過ぎて腐りそうな関係だが、お互い不満は無いので、多分しばらくこのままだと思われる。
大塚愛の「さくらんぼ」を聴けば当然自分たちに重ねたくなるし、aikoの「カブトムシ」的気持ちも多分に理解できる。普通に奴を好きだと思うし、別れろと言われればいやだと答えるだろう。今は。
もしこの先何かしら問題が発生して、奴と別れたと仮定する。
会えなくなって、それでも記憶と遺品だけは残り、一人ぼっちになる。うーむ、その時感じるであろう愛しさは、今現在のそれとは比べものにならない気がする。
愛は、決して現在形になり得ない。
それは、いつでも過去形だ。
少なくとも、現在形の愛は決して過去形の愛に勝てない。現在形が肥大すればする程、後で変換される過去形のそれはもっと大きくなる。
なぜなら人は、忘れるから。つまり近くにいる時は見えたデコボコが、遠くから見るとまん丸に見えてしまうからである。忘れることによって削り落とされた不完全な愛はいつか、より完全なものに加工されてしまう。
「ロード」が美しいのは、加工された球体を見ているような気持ちになるからだ。虎舞竜さんは大変な経過を辿ったわけだからともかく、私たちも同じように「ロード」を美しいと思うのは、惰性である。
現在形の中にある美しさを見つけるには、大変な訓練が必要だ。老人はデコボコの石を見てため息をつけるらしいが、私にはただの石にしか見えない。石の凹凸を自ら削ぎ落として球体にする技術は、きっと何かを失う経験を多く積まなくては得られないのだ。
年をとったら、世界がもっと美しくみえるのかもしれない。
それは楽しみな事のようだけれど、とても辛い事なのかもしれない。
就活戦線、異常ありまくり。
2005年3月22日集英社、筆記試験通過。
講談社、ES落ち。
ぐはぁっ!まさかの講談社敗退。ESの内容は大手三社(小学館、集英社、講談社)共にほとんど変わらないのに…!!
うーん、これが相性というものだろう。本当に魅力的な人は万人には受け入れられないと言うからね。(自分魅力的と解釈。)
不思議なもので、昨日の今日だから全くショックではない。これはいい事なのだろうか。同時に集英社が通過した事もあまり嬉しくない。我ながら変わり身の早さにびっくりしてしまう。
問題は面接対策なのだが、以前から書いてるように私は大バカ故に、本来編集志望なのに営業で出してしまったので、また動機をひねり出さなくてはならない。正直やめたい。
しかし出版志望者の最大の関門、三題噺が認められた(?)のは嬉しい限りである。
一応解説を加えておくと、三題噺というのは、出版社の筆記で例年出題される作文問題である。三つのキーワードを使ってショートストーリーを作れ、というもので、私が受けた回のキーワードは「1.国有化 2.ラップ 3.すばる・プレイボーイ・メイプルのうちどれか」というものだった。
悪いけど、対策はしていない。対策するもんじゃないだろう。
しかし調べてみると、みんな意外に対策してるから驚きだ。
対策というのが、例えば誰かにキーワードを出してもらって、実際の試験時間内に本番同様に書いてみるとかいうものなら、まあいいと思うしやる価値はあると思う。
でも自分が「これだぁッ!」と思ったネタをいくつか用意しておいて、本番で無理矢理キーワードに繋げるというのはあまり得策でないような気がする。その場合よっぽど運が良くない限り、キーワードがかぶる事は無い、つまりストーリーに深く関わらない部分で混ぜ込むしかなくなる。そうなると名詞のキーワードはほぼ確実に情景描写の一部になる。
それはあまりイケてない。
キーワードがどれだけそのストーリーのおいしい部分に関わるか。ここが工夫のしどころだ。特にオチとなるくらいの強烈な部分でいきなり(なおかつ不自然じゃなく)使われるというのがベターかな、と。
…と、まあ色々書きましたが、全て事前準備をしたくなかった故の言い訳かもしれません。でもこれで通ったのだから、方向性は間違ってなかったはず。(何しろ三題噺以外の一般常識では、海老沢会長と堤会長の顔写真をうっかり取り違えた程のおポンチぶりだったのだから。)
はっきり言って、あの三題噺は史上最高傑作だ。星新一の作品集にこっそり入れてもばれないかもしれぬ。できれば手元に置いておきたいくらいだった。
さて、ぼちぼち面接対策を始めねば…。(いやだよう。)
やる気の失せつつある出版関係とはうって変わって、最近私の中で妙に元気なのが航空関係。今日も昨日に引き続き、大量にエントリー。今まで興味が無かったのが不思議なほど元気である。今後、どうなるか見物である。(まるで人事。)
以下、就活以外のネタ。
CMの織田裕二がかっこいい。クリスマスに東京ディズニーランド招待がどうしたこうしたっていうCM。
そういえば私は今まで織田裕二が好きだと認識した事が無かったけど、実は好きなのかもしれない。というより好きになってきたのかもしれない。最近。なんというか、顔が好きとかいうよりも、全体から発される雰囲気に癒される。声も好きだし。
歳なのかな。滝沢くんやNEWSのなんとか君(名前ど忘れ)も格好いいとは思うけど、一緒にごはんを食べるなら織田さんがいいなと心の底から思う。
30代の魅力が染みるようになってしまった。
やっぱ歳だな。
講談社、ES落ち。
ぐはぁっ!まさかの講談社敗退。ESの内容は大手三社(小学館、集英社、講談社)共にほとんど変わらないのに…!!
うーん、これが相性というものだろう。本当に魅力的な人は万人には受け入れられないと言うからね。(自分魅力的と解釈。)
不思議なもので、昨日の今日だから全くショックではない。これはいい事なのだろうか。同時に集英社が通過した事もあまり嬉しくない。我ながら変わり身の早さにびっくりしてしまう。
問題は面接対策なのだが、以前から書いてるように私は大バカ故に、本来編集志望なのに営業で出してしまったので、また動機をひねり出さなくてはならない。正直やめたい。
しかし出版志望者の最大の関門、三題噺が認められた(?)のは嬉しい限りである。
一応解説を加えておくと、三題噺というのは、出版社の筆記で例年出題される作文問題である。三つのキーワードを使ってショートストーリーを作れ、というもので、私が受けた回のキーワードは「1.国有化 2.ラップ 3.すばる・プレイボーイ・メイプルのうちどれか」というものだった。
悪いけど、対策はしていない。対策するもんじゃないだろう。
しかし調べてみると、みんな意外に対策してるから驚きだ。
対策というのが、例えば誰かにキーワードを出してもらって、実際の試験時間内に本番同様に書いてみるとかいうものなら、まあいいと思うしやる価値はあると思う。
でも自分が「これだぁッ!」と思ったネタをいくつか用意しておいて、本番で無理矢理キーワードに繋げるというのはあまり得策でないような気がする。その場合よっぽど運が良くない限り、キーワードがかぶる事は無い、つまりストーリーに深く関わらない部分で混ぜ込むしかなくなる。そうなると名詞のキーワードはほぼ確実に情景描写の一部になる。
それはあまりイケてない。
キーワードがどれだけそのストーリーのおいしい部分に関わるか。ここが工夫のしどころだ。特にオチとなるくらいの強烈な部分でいきなり(なおかつ不自然じゃなく)使われるというのがベターかな、と。
…と、まあ色々書きましたが、全て事前準備をしたくなかった故の言い訳かもしれません。でもこれで通ったのだから、方向性は間違ってなかったはず。(何しろ三題噺以外の一般常識では、海老沢会長と堤会長の顔写真をうっかり取り違えた程のおポンチぶりだったのだから。)
はっきり言って、あの三題噺は史上最高傑作だ。星新一の作品集にこっそり入れてもばれないかもしれぬ。できれば手元に置いておきたいくらいだった。
さて、ぼちぼち面接対策を始めねば…。(いやだよう。)
やる気の失せつつある出版関係とはうって変わって、最近私の中で妙に元気なのが航空関係。今日も昨日に引き続き、大量にエントリー。今まで興味が無かったのが不思議なほど元気である。今後、どうなるか見物である。(まるで人事。)
以下、就活以外のネタ。
CMの織田裕二がかっこいい。クリスマスに東京ディズニーランド招待がどうしたこうしたっていうCM。
そういえば私は今まで織田裕二が好きだと認識した事が無かったけど、実は好きなのかもしれない。というより好きになってきたのかもしれない。最近。なんというか、顔が好きとかいうよりも、全体から発される雰囲気に癒される。声も好きだし。
歳なのかな。滝沢くんやNEWSのなんとか君(名前ど忘れ)も格好いいとは思うけど、一緒にごはんを食べるなら織田さんがいいなと心の底から思う。
30代の魅力が染みるようになってしまった。
やっぱ歳だな。